構造変更

  • 2017/12/20(水) 19:34:28


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8人乗りのグランビアの3列目シートを外しちゃって



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貨物車に変えました。
けっこうめんどくさそうな加工をコンパネに施して敷いたのは理由があります。



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大幅にスライド可能なシートを外したあとには、ステーが10cm程度出っ張って残るから。
逆手にとってそこにコンパネを固定するステーを追加してやったもんね。
カーペットをはぐってカーテンレールみたいなやつ丸ごと外す手もあるけど余計面倒だから。

そのまま受験すると、こんなの出っ張ってると荷台とは言えないよね?といじめられちゃいます。
つまり、貨物に変更して課税面で優遇されながらシート戻しちゃうんじゃないのー?と疑われてるわけです。
コンパネ固定しないで置いただけでも同じ。ちゃんとさりげなく動かしてみてる。
逆にちゃんとやって気合を見せとくと「あいかわらずちゃんとしてやがるぜ」からの「こいつはだいじょぶだべ」へ。であってほしい。
「ここは対処しないと不合格かも」って言っても「持ってってみて」と言う人もいますが
やっぱりダメな場合出直す手間は言うまでもなく、「いい加減な工場」という検査員の印象は後を引くかもしれません。
われわれ整備事業者と国の検査機関の間にも一種の信頼関係があると思うのです。



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本来自由にリクライニングしたりフラットにもなるし回転シートでもある造りですが
それらは無効化しなきゃ貨物としては認めてもらえませんのでそういう仕込みを入れてあります。
昔は外したシート用のベルトまで撤去を求められてチョー面倒だった。





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今思えばあえてタイヤハウスの高さまで底上げして面倒な加工を避ける手もあったか。
床下も収納スペースでーす♪とか言って。むしろ使い道が広がるかも。
まーでも高さ30cmとなると基礎をしっかり作らないとアレだし結局ラクではないな。

ちなみにこれ、業者さんからの決定事項としてのオーダーだったからやりましたが
お客さん直接の場合は多分やりません。
節税だけが目的ならそれこそあとで元に戻しちゃう可能性大だし
そもそも多くの人は上がっちゃう任意保険料やら毎年になる車検の手間と費用を考えたら言うほどお得か?
なんでもいいから4ナンバーや1ナンバーになればいいという話ならまずやりません。
そのかわり、「こういう風に使いたいからこうしたい」てことなら積極的にご協力します。









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けっこう切ったんで床がわや。写真じゃソフトに見えるけど。




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ほらー靴底にくっついて事務所もわや。
木工はド素人というのがバレバレだな。
鉄工だってプロというわけじゃないけど切削クズはすぐ掃くのにね。



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どうも。夏八木 勲 です。(いい意味で。)

SSTが足らなくて。

  • 2017/12/13(水) 07:55:35

ポケベルが鳴らなくて風に無理してみましたが
世代が合っても知らない人だっているだろうし完全にオヤジひとりよがりだな。



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BMWミニのクランクシールオイル漏れ修理なんですが
メインイベントはベルトの脱着。
この穴に専用工具(SST=スペシャルサービスツール)をはめてばねを縮めるんですな。
そんなの持ってないし買うにしても届くまで恋が待ちぼうけするのは悲しい。
バブル期に勤めてた会社ではオジサマ方が特殊工具を略して特工と呼んでました。
特攻を思わせる響きを好むような人種が混じってたのかもしれない。




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初号機はいまひとつで改良してこんな感じになりました。



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普通に正対して見るとフレームの陰ですき間も2cm程度しかありません。



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これ、セットしたとこですが
クランクプーリーが出っ張ってるのでこの曲りが必要。
ま、取っといたなんかのブラケットがそういう曲りだったんでごちになりました。



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こんな感じ。




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動かすときはこう。
このハンドル、長いやつなんですがパイプも併用しないと腕プルプルですわ。
六角とか四角の普通の工具用の穴とか出っ張りとかつけたらいいのにね。
そんなに金型のコスト違うんだろうか。言うほど違わないだろうに。




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ばねを縮めると中の鉄板に空いてる穴でロック出来るっぽいのは気付いてましたが
無視して途中までやったらやっぱりロックしないとベルトが出てこないしつけられませんでした。
もう10年選手。ゴムが切れるといけないのでクランクプーリーも、ベルトもやってやったぜフウ。

念のためですがSSTを買わずに作ったからって他より割安じゃありません。
すでに持ってたとしても同じことです。
リフトや溶接機、もっといえば屋内と言う作業環境ですら投資そしてメンテナンスが伴います。
さらに5分で済む作業だってやる人がやってこその5分かもしれないので¥500-とはならないのです。



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来たなおじゃま虫。なんか狙ってるし。



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ねえ、喰っていい?

オウ?喰え喰え。



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獲ったど。



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はっツ!?




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なんかちがう・・・















整備工場・冬の風物詩

  • 2017/12/05(火) 18:04:21

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何が何だかわからないかもしれませんが
駐車中サイドブレーキのワイヤーが凍って戻らなくなり気温が上がって動くようになったけどこんどは
戻した状態で凍って引けなくなったというプレリュードのそのワイヤーを外したのを
「解氷ブース」と言う名の排油ストーブコーナーで暖めてます。



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まあまあ売れたH5年車ですが部品は意外にも生産中止ですって。
そういうときは普通に考えればこの昭和の大発明「ワイヤーインジェクター」ですが
サイズがバイクのクラッチとか用だし買ったの多分昭和の上野のケンツとかだし。
もしかしてもうバイク街もケンツもないんですか?



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しょうがないんでこの中古エンジンにオイルやクーラント垂れ防止についてくるキャップでオイラー製作。



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パッキン製作用に各サイズ買っといた穴あけポンチで。



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こうしてエンジンオイルを。



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わずか数分後。おっ!なくなってる。



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繰り返すこと数回。よしよし。見えませんが新油とは思えない汚れたオイルに水と思われるちっちゃい玉も多少。




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歳を重ねるごとに手組みはやってらんなくなってきてついに買ったコレ。
実は最初はこれでデカい金具をかわしてキャリパー側末端にキャップを挿入しましたが
オイルは全く入らなかったんですよ。
あれだ、痛みのない室内側からある程度入ったオイルの重さがプレッシャーとなって通じたんだな。




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調子に乗ってガンガン流してやりました。



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タンクが空になる前に末端を上げてオイルを保持。
そもそも凍ったのはキャリパー側末端のブーツ切れのせいなんで
さっきと同じ方法でキャップを製作、せめてものダメ押しでラバーグリスも詰めて車両へ。

でもこれでいつまでもってわけにはいかないから
品番でHITした海外通販のをその筋の経験があるオーナーに委ねました。

他、マフラーにたまった水が凍って始動出来ないなんてのはともかく
毎年ワイパーモーターやそのリンクを壊しちゃうって、防ぎようがある事例がありますんでお気を付けください。
いつもリモコンでかけてる人がワイパーを動かしたまま(特に間欠位置で)エンジン止めたとかがありがちです。
多くのクルマはワイパー前後とも、またウオッシャーも一個のヒューズ共用ですんで
例えば濃度不足でウオッシャー液が凍ってるときに出そうとしてヒューズ切れ→ワイパーまで不動とかあり得ます。
ウオッシャー液入れたか?タイヤ空気入ってるか?ワイパーOFFしろよ!



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チョイ触れ出来るお供があるとお昼寝が長いです。


初爆はあるのかい?

  • 2017/11/28(火) 20:31:13

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アクセル踏んでも吹けないようなことが何度かあってそのうちに
エンジンかからなくなっちゃったとレッカー入庫のGTO。

セルは元気だがまるでかかる気配なし。
業界ではそういうのを「初爆が無い」と言います。
いまどきはエンジンがかかるときって「キュルル・ブオーン」だからあれだけど
キャブの時代とか、現代のでも調子の悪いのがかかりづらい時って
セルの「キュルル・・・」の陰で「ボロッ・ボロッ・・・」とか「バルルッ・バルルッ・・・」みたいな低い燃焼音がするのね。
その燃焼音を「初爆」と呼ぶのね。

電話で工場に言うとき初爆があるとか無いとか言ってくれるともう玄人扱い間違いなし。
逆に、もし言っても通じなかったら他当ったほうがいいと思います。




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最初に診たスパークプラグが乾いてたから燃料供給の関連を疑ったんですが
燃料ポンプに電源投入するリレーにすら電源が来てませんでした。
入手出来た回路図によると続きは別紙でとのことらしいのでその筋の方からもらったもう一枚とドッキング。



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なんですか、多くのクルマはリレーという断続装置を介して燃料ポンプを駆動しますが
まさか直列二連装とはね。20年も知らずにプロ気取りだった自分がイタイこと。
ちなみにこれは言わば第一リレー、接点の作動はしてますがその接触面が荒れて通電不良のようで。




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ぶっちゃけ、燃料ポンプに直に電源をぶちかましてエンジンがかかることはテスト済みですが
それじゃ乗れないしこれは旗日の話。
部品が買えないかもしれないからこれを生かせるかどうかという一歩先行く検証。
誰かにたくさんもらった#1500なんてサンドペーパーを使うのは今だ。




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でも実は当初はこんなふうに壁があって患部は見えもしないのをオペしてるんですよ。

ま、結局部品は買えてちゃんと交換しましたけど。



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ボクは服でも家具でも小物でも、読めない外国語の文章が書いてあるのが嫌いです。
すっごく疲れるから。目もアタマも。
最悪なのは英字新聞柄のやつ。ウエスにも使いたくない。
まーでもこれくらいは意味解んなくてもいいべ。どうせ商品名なんだし。
同時期に買った別のはゴムが切れちゃってとっくに捨てたけどコイツはなんか強いんで
想像ではロシア語で「将軍」みたいな。このレタリングもやわらかくて気に入ってる。

















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いやあ~意味が解るって気持ちいいですね!




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寒くてコンパクトになってるかと思えば雪の中パトロールへ行きます。




















何とかするということ

  • 2017/11/20(月) 18:59:10

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最後に動かしたのはいつなのかは知る由もありませんが
車検が切れてまる19年という’77年車。ちょうど40歳じゃん。

大事に保管してた旧オーナーがどうやら、キャブはもちろんタンクまで空にしてくれてたようで
それほど大仕事しなくてもエンジンはかかりました。

これが2ドアクーペだったり2000ccのエンジンだったりしたら多分
歴代オーナーの誰かがあっちこっちいじりまくってオリジナルとはかけ離れた状態だったでしょうな。
1800のセダン、比較的低グレードだから毒牙をまぬがれてついに日の目を見たのね。




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とはいえ無傷とはいかない。
始動後すぐに、オリジナル負圧式燃料ポンプから盛大に燃料噴射。
燃焼室にではなくエンジンルームに。




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現代を生きる昭和車ではよくあることです。
ゴムの膜の伸び縮みを利用して、言ってみれば肺とか心臓のような働きで燃料を吸って出す構造ですが
全部を密封すると空気抵抗が邪魔になるからケースに空いてる通気口。
ここからピュッピュと出ちゃってます。内部のゴムの膜にヒビでも入ってるんでしょう。

移動したいんだけど危ないのでビスで塞いだら全く機能しなくなりました。やっぱ必要なのね。
というより中が空気ならまだしも燃料が漏れてるとこ塞いだらその抵抗は空気の比じゃないわな。

無いなら無いで電気式のとかでどうにでもなりますが、幸いにして同じ部品が入手出来て事なきを得ました。
パッキンまで付いてきて超うれぴー。
造るにしてもこんなシンプルな形だからどうってことないですが
それでも買うよか10倍くらいかかりますんで。




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来たときスカスカだったクラッチはマスター・レリーズ共に一新。




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今は抜けてないブレーキの油圧系も一新。
ブレーキ油交換したらマスターシリンダーが逝ったなんてトラウマもあるし
そもそも道路を走ってちゃんと帰ってこなきゃだめなんだから。





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キャブのここのフタのパッキンが

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外したらこんなことに。

それ用のホンマもんは買えませんでしたが、自動車メーカーに供給してる材料屋さんまでさかのぼって
ちゃんとガソリンに耐えるいいものをわけてもらうという手もあるいい時代。



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う~ん。



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たまりませんな。




多分この仕事に就くひとの多くは、本当は自分のセンスでなんとか工夫して
「直したい」「乗りたい」という要望に応えることにやりがいを感じるんじゃなかろうか。
部品があるかどうか調べるだけでも手がかかったり待ち時間が長かったりして
商売として、特に大人数を抱える事業として考えると率が悪すぎるので
私も勤めた工場によってはそんな仕事請けるのを許されなかったりしたもんです。
かつての販売店の工場ですらまず受け入れてくれないというのは無理もないことです。
 
かく言う当店も、常時そればっかりでは多分キツイでしょうが
幸いにして若い時分から古いクルマも加工仕事も好きだったこともあって
もう普通のアタマでもカラダでもありませんのでここぞというときはどうぞ。



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おヒマ顔。



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こんばんわ。島崎 遥香でーす。(いい意味で)(?)

いまどきのノッキング事情

  • 2017/11/13(月) 19:38:43

気がついたら二週間も空けてしまいました。すみません。
そう多くない「玄人さん」に難解な診断を投げかけられ夢にまで出て来て泣きそうでした。

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H11のカルディナ。お題は加速中のノッキングらしき異音。
付き合いの長いディーラーでは何度か対処して都度良くなってはいたものの再発し
最近エンジン本体に問題ありとオーバーホールの必要性を説かれたそうで。
まあ業界的には「いい加減買い換えろ」とか「こんな古いの診きれない」という体のいい断り口上ですが。

ノッキングってな大体加速中に起きるもんだべや。てことですが試走してみると。
ほぼアクセル一定の、「加速っちゃあ加速だけどよ・・・」というレベルで最もひどい。
急加速中じゃないから、ずーっと音を出し続けることすら可能。
最初に診たプラグは「すす」が皆無。強いて言えば焼けすぎか。
でもそこからそれ以上の糸口は見つからずついでに診た圧縮もまるで正常。



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タイベルのシールが妙に焼けてるのも気になりますが
すぐそばの配線の被膜がパリパリなのに気付く。



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ちょっとさわったら表のまとめ被膜だけじゃなく、複数本入ってる線のそれぞれの被膜も崩壊してると判明。



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まあでもノッキング(?)以外に不調はないし、たいしたデバイスじゃないべと思ったら
まさかのクランクセンサーの線じゃないですか。
すぐ近くのカプラーはロックのツメを押したらあろうことか本体が崩壊したんで
直付けしようと剥いた中身もすでに腐食中。



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腐食したとこは半田が付きませんので紙やすりで処置。
これ以上遠くで剥くと狭くて繋げられそうにないから。



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ホントはこの他にシールド線というノイズ侵入をバリヤする一本があるんだけど
これで症状が一変するかもという期待があってひとまず割愛。カッツ・アイ。解る奴だけ解ればいい。
ひとまずって割にコルゲートしてるけど。

ここからが長旅の始まりだった。
配線修理後>変化無し。
当時の純正機に近いデンソー製ツールでのデータ観測で目立った異常なし。
強いて言えば水温が常時90℃~高いときは100℃で気持ち悪いので
電動ファンリレー直結で回しっぱなし>出づらくはなるけど劇的じゃない。
VVTのアクティブテスト>実測値は見れないけどMAXでエンストするという確認方法はクリア。
エアフロの信号に可変抵抗(ナガツマシーン)で偽情報>変化無し。
同じくスロットルセンサーにも。>変化無し。
ここらへんでカム・クランクセンサーやVVTコントローラー本体に疑いが向くんだけど
センサーは他の不調がないから波形なんか見てもなーと、後回しに。

なんかこう書いちゃうと順調に次から次へと進んでるかのようですが
現実にはVVT制御の勉強に時間を費やしたり偽信号接続の配線を加工したり
次の一手が尽きて頭を抱えたりグレたり最悪解らなかったときの言い訳を練ったりいろいろです。




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この時点でまる一日と半日経過。試走と調べものの比率のほうが高いと思う。
ノッキングじゃなくてVVTの異音なんじゃないかと妄想にハマり始める。
じゃあそれを動かすための油圧切り替えのバルブのカプラー抜いちゃえ。
>全く出なくなる。
なんでそういう10秒で出来ることを最後に回すかなーってのは非当事者ならではの気の抜けた意見だ。
でも実は勤め人時代、後からふらっと来た同僚や先輩の無責任な一言が的を得てたりってのはあった。
 
なんか繋いじゃってる電球は、ここ抜くとコンピューターにばれちゃってチェックランプが点灯し
緊急措置プログラムを発動されちゃうと本来の制御下での厳密な検証が出来ないから。
いわゆる「切れてないっすよ!」的ダミー負荷。「キレテナーイ!」とも言うな。解る奴だけ解ればいい。



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そんなことは全く狙ってなかったんですが驚くことに
エンジン回転が変化すると電球の明るさが変化する=電気的な制御は行われている。という簡易的な判断も出来ました。

ちなみに依頼者はあくまで「玄人」だから
長年の付き合いのディーラーにそのまま現車を投入、
私の点検結果を参考資料として提出し車検時期でもあったんであわせて作業依頼。
私はもちろん、「〇〇交換が必要」なんてとこまでは断定してないけど
なんでも二個のスピードセンサー交換、私のなんちゃってな配線は本修理で結果が出たとか。
あれもこれもじゃなく最も時間的・部品代的に負担の少ないところから攻めたのは定石だけど流石だし
あっさり関係を断ち切らない依頼者の器量、そしてディーラーとの良好な関係が伺えるいい結果。
これか。WIN・WIN。

あくまで点検、検証結果を提示しただけで結果まで行かずズルいとも言えますが。
ま、こんなこともやってるってことですわ。



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フィギュアスケートをやってるテレビの前ではポーズを決めます(ウソ。いつも。)



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家だとほとんど襲われないのはなぜなんでしょうか。















KEI ワゴンR等々スズキの仲間たち Fロアアームの悲劇

  • 2017/10/27(金) 18:57:00

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スズキの軽は大昔から似たような足回りになってまして
写真右端の黒いゴムブーツの中のボールジョイントという関節部にガタが出ます。

写ってませんがさらに右にはタイヤがついてまして
ここが軸となって左右に向きを変えるので大事です。

ガタがデカいとバスケの試合中ボールが来てピボットで周囲を伺おうにも
軸足のシューズのひもがダルダルになってるやないかーい!的な。



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作業は楽しくはないけどまあたいしたことない。
ここのボルトが普通に緩めば。
でも近年の軽は10年15年使えちゃうから
こんな修理しなきゃさわらないとこは固着率が年々アップ。



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諦めずに回して折っちゃうと直せるかどうか超不安。
相手のネジはフレームという交換が効かない構造物の密室内に閉じ込められてるから。



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別にこんなとこにミッキーだかクマさんのワンポイントで自己主張したいわけじゃない。



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固着を解くために直火を当てたいがための苦肉の策。



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これも初めてのことじゃないから頭真っ白ってこともないけど
ねじは緩んだけどボルトが通ってるカラーなんていうパイプとも固着してる二重苦。
カラーはフレームのボルト穴より太いからボルトと固着してる以上
絶対にこれ以上分解出来ないの。



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前後するけどそのカラーは替えたいロアアームの中に入ってて見えもしないの。
だからまずロアアームを切り裂いて



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どかして



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カラーをがっつり火で炙って固着を解くんだけど
どかしたロアアームとカラーの間に分厚くくっついてるゴムブッシュは
事前に刃物でこそぎとらないと炎をあげて燃えるし臭いから重要な工程。

そこまでしてミッションに当って抜けないのか!?
と初めて想定してない事態かと震えましたが
マウントのゴムのたわみ分だけのミッション移動で済んでホッ。



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このオープンな環境でヒビのあるドライブシャフトブーツも対処だぜ♪
と、終わりが見えた気がしたのもつかの間
どうやってもハブからアウタージョイントが抜けないという三重苦。
控えめなファイヤーでもベアリングのグリスのかほりが感じられたので
割れブーツに逃げました。深追いはいけません。

(趣味でない)古いクルマの場合、修理代が大きくなることはすなわち本末転倒ですから。
ま、このKEIは僕のですけど。



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安心してください。埋めてますよ。



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新技。死んだ昆虫のポーズ。







クラウン・マークX・レクサスなんかのマフラー

  • 2017/10/17(火) 19:17:28

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クラウン・マークX・レクサスあたりのV6エンジンのマフラー穴あき修理の話が増えてる気がします。
4GRなんてエンジンを積んでる、だいたい10年過ぎたころの車種ですが
トヨタはクルマの型式にエンジン型式の一部を入れる決まりでして
GRSとかGRXとかGSEなにがしというふうに。これはGSE25の終わった状態。



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こういうカバーで覆われてて、はぐってみないとどんだけ痛んでるのかわかりません。
なのでいつも金額設定に困りますが、簡易的に音の大きさとかで予想することが多いです。
新品部品採用だと工賃入れて15万くらいなので、現物修理だと過去最も高くてその半分くらい。




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こんなに穴だらけって感じの音には聞こえなかったんですが。



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ハンマーで打診して弱った部位を絞り込んだうえ、広めに補強して穴ごと塞ぎます。
想像してたより範囲が大きかったけれど、どこもグラついてないのは好条件。
最初からクルマから外して修理できるから。



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なんか、楽なドライブシャフトブーツみたいのを自作してくっつけました。



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見積もり甘かったけど約束してたので税込¥43200-。
それが高いか安いかはどれだけもってくれるかで決まると思います。
つまり、ひと月ふたつきでそれについて語るのは無意味。
いってみれば「修理」という買い物においてはみんなそうか。



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オーディション用。出ないけど。



ブレーキあるある

  • 2017/10/09(月) 18:50:07

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ブレーキペダルの向こう側、エンジンルームに付いてるマスターバッグ。
エンジンが発生させる負圧を利用して、軽く踏んでも止まれるようにする装置です。
「軽くって、けっこう踏んで止まってるぞ?」
と思われるかもしれませんが
その昔、これがない60年代とかのクルマを知らなければまあそうでしょう。
現代が「けっこう」だとしたら「思いっきり」踏まないと止まれません。

ブレーキ油で塗装がふやけて、水でブラッシングしただけでこんなにはがれちゃったんですが
放置するとブレーキ油が侵入してマスターバッグまで壊れたのも見たことあります。
付いてるのが壊れると、付いてないの以上に踏まないと効かないという説が有力です。



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これ、マスターシリンダーという、ペダルの力を油圧として各輪ブレーキへ送る一種のポンプ。
これがさっきのに刺さってるんですがここから漏れるとだいたいがああいう結果になるの。



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塗装がないと錆びちゃうから塗っときたい。
外すのは手間だけど余計なとこが黒くなるとカッコ悪いので養生。



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テラッテラに厚塗りしてやったぜ。



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てのはそれはそれでカッコ悪いから乾けば元のに近い艶消しで塗ってます。
ご自分でワイパーアームなんか塗るときも、お店で艶無しとか艶消しという黒が売ってますんでどうぞ。



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ま、こんな奥だから騒ぐほど目立ちませんが。



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ドラムブレーキあるある。
真ん中の穴とハブの付近が錆びてドラムが抜けないときは
そんなときのためのネジ穴にボルトをねじこんで抜きますが



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ねじ込んだボルトは奥のハブに当ってむりくり回されるので
先がつぶれてしまって、反対側のドラムにも使おうとするとネジが噛まないのもまたあるある。
なのでちょい加工して何度も使うちょっとねちっこいボク。
先に雄ねじ修正用のダイスを仕込んどけばストレスフリー。



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多くのクルマに付いてる片押しキャリパーの場合
ピストン側のパッドが先に減るのはある程度しょうがないんですが
さすがにここまでだとちょっと見過ごせません。



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赤いとこが本来あるべきディスクの肌、光ってる状態。
他は錆びてザラザラの肌、いわばパッドにとってはやすり状態。
これはなぜなのか分かりませんが、外側がきれいでも内側がこうなってるケースが多く
オーナーが全く自覚してないことがほとんどで、告知に神経をつかいます。
この6発レガシーのオーナーは自ら異音にお気づきで「良く診ろ」とのご指示でスムースでしたが。


ただ気を付けるべきは、上記全ての状態で車検は合格しちゃいますので
直さない場合は覚えておいてそのときに備えていただくということ。



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これはもう限界を超えてパッドの土台(金属)とディスク(金属)がこすれて「ザー!」ってなってたミラ。
近く乗りかえるから乗ってていいかと電話がありましたが聴いたことない音だと言うので強制召喚。



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移転のごたごたでも捨てなかった重てえ箱複数。



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引きずりで二枚だけダメになったやつなんかを取っておいたのは
年中無休を謳ってるから部品屋さんが休みの日にもせめて応急処置するためで
今回はその目的とは違うけれどお得意さんだからと一応見る。



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自分で書いたと思われる車種はEKワゴンだが印刷はミラっぽい。



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合った。しかも内外異型の欲しいほうだけ入ってた。
近く乗りかえるそうなのでやられて間もない、しかもフィンなしソリッドのディスクは研磨で対処。
なんてラッキーボーイ。オレもオーナーもおじさんだけど。



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こういう頭の怪獣いたよね。
意外に思われるかもしれませんが、こういう正面アップの猫撮影は難しいんです。



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高さを合わすためしゃがんで距離を詰めようとするとあっちから突進してきて



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ちょい触れで陣取るから。



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そして始まる尻尾しばき。付近の小石も飛ぶ勢い。




















出来そうにないので

  • 2017/10/01(日) 19:04:24

作業の感じから言ってちゃんとした記事が書けそうにないので猫で濁させてください。
過去ちゃんとしたかどうかは別として。



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・・・失礼します。