ホームページの見かた

  • 2017/06/19(月) 19:37:52

前から思ってたんですが
やらない、出来ない、そんなすぐ出来ないって何度も書いてるのにそれについて問い合わせてくるって
よっぽど逝っちまってるどうしようもない人なんだべなと。

最近、どうも違うようだと解ってきました。

たとえばエアコン修理でHITしたその記事だけを見て即電話する人。
どんな規模でどこにあるのかさえ把握出来ていない。
きっと急いでるんでしょう。

そこでお願いです。

当店に限らないことですが
興味を持った会社、お店のホームページ(ブログ)をみつけたらまず
「トップページ」をご覧になることをおすすめします。
雑誌における「表紙」とでもいいましょうか。
普通、特集記事や誰のグラビアが載ってるかとか一目でわかるでしょ?
検索してHITするものって、いきなり何年も前の何月号の何ページってことも多いんです。

このブログのトップページは、多くの方が使うであろうスマホ版だと
一番上に「札幌市西区→北区 トッカリモータース」と黄色い太字で書いてあるの
またはそのちょっと下にある[Blog Top]
どっちでも、押すといわゆるトップページに切り替わります。
新しい記事一覧が並ぶその下にはプロフィール、カテゴリ・・・と続きますが
カテゴリを押すと分野別に整理された一覧があるので目的別にいろいろ見てください。

私はほぼパソコンでしかこのブログに関わる作業をしないので
スマホ版はえらく見づらいということを知りませんでしたが
ずーっともういかなくなるまで下へスクロールすると実は
ちっちゃいですが「PCモード」というのを押せばパソコン版も見ることが出来ます。
むりやりスマホの画面に収まるのでちっちゃくて読めませんが
スマホを横むきにして見たいところを拡大すれば充分使えます。

時間が来ましたので工場の様子はまた明日。


エアコン修理本番。

  • 2017/06/10(土) 20:15:26


以前にお伝えしたとおり、エアコン修理は時間がかかります。

その原因の9割がガス漏れによるものでありなおかつ
その場で圧搾空気なりガスなりで加圧して「シューーー!!」なんて
いかにも漏れてるぜい!なんてのはまずお目にかからないので
①新車から蛍光剤を入れてくれてる車種でなければ新たに入れてやって
②しばらくご自身で乗っていただいたのちに再度点検のため来ていただく
という二段階にわたる工程が必要だからです。

そこで部位を特定出来れば見積もりを出して打ち合わせのうえ着工となりますが
入荷に時間のかかる部品が必要になった場合はさらに
入荷まで我慢して乗ってもらうというケースもあります。
原則、危険も違法性もない故障なら代車の要否にかかわらず乗ってお待ちいただきます。

本番てゆーけど、札幌あたりはまだ最高気温20度あたりを上下してるからまだまだだろーとお考えかもしれませんが
前述の①から②に至るまでは二週間からひと月程度見込んでいます。
たくさん漏れれば漏れるほど蛍光剤の反応が発見しやすいからです。
つまり例えば8月前半に①の仕込みをして、最短で②で発見出来たとして部品もすぐ来たとして
その冷え具合を実感出来るのは残暑の厳しい年でもせいぜい9月いっぱいですから
今シーズンに限っていえばほんの一か月そこそこということです。

ま、考え方次第ですがエアコンサイクルが機能するということは除湿機能も働くので
涼しくなっても雨の日の窓のくもりがすぐ消える等のメリットはあるし
よほど運が悪くなければ次のシーズンは冷えるでしょうからいいんですが。



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ちゅーことで①の種蒔き工程で来られたはずのノートですが
実はすでに蛍光剤が入っていてその場で一か所は反応が見られたのでそのまま続行。
念のため邪魔なバンパー外して見たら二か所漏れてました。



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まずコンデンサーという一見ラジエーターに見えるデカい部品の右側。




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パイプ接続部のパッキン不良と思われましたがなんかガビガビ度が半端ないんで切り離してみたら



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ガスとオイルに浸かってるはずの先っちょのほうまで粉吹いてて
赤く書いた位置にあるはずのOリング(ゴムの輪っか式パッキン)がない。




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なんだ。コンデンサーの穴のほうにあったじゃん。などと言ってる場合じゃない。
本来パイプにはOリングが収まる溝が彫ってあって、人の手とかツメじゃ外れないくらいぴったりハマってるの。
つまりは現状、その溝が朽ち果ててしまってる=パイプがダメ。こんなのはじめてよん。



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そのパイプはここまで一本もの。



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そしてもう見えなくなる。室内に入るその寸前まで一本もの。
できんのかオレ。やるんだけど。



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コンデンサー左側、レシーバータンクの接続部にも反応あり。
このタンクはガスライン内の除湿という大仕事を任されてますが
さっきのパイプの感じからいって続投は厳しいので替わってもらいます。
純正だとコンデンサー+このタンクで4万近いですが
ジェネリック医薬品ならふたつがセットになってて超お得。
正規を超えたジェネリックと呼ばれるこの私とセットでまたお得。話半分に聞いとけよな



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普段はこうですが



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戦闘態勢に入ると現れるこの逆立ちをケンシロウの防具と呼んでいます。



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お外に夢中の時はオレもカメラも眼中にない。


どうお思いかわかりませんが。

  • 2017/06/04(日) 19:41:01

実は少なくないことですが
依頼されたのとはまるで関係ない部位にとんでもない異常を発見してしまうことがあります。
報告して「いやね、実は気になってたのよー」ということもあれば
「別に気にしてないからいいっ!」ということもあるわけですが
同じクルマで毎度後者のほうだと言うまでもなく棚上げ事案が増えていき
しまいにゃぶっちゃけ「痛い目見るまで乗れや」なんて気持ちにもなるってもんで。
逆に割といつも前者の人のクルマだと
内容によってはもう報告すらせず強制執行することもあります。
そういう人はすでに何度も来てくれてるお得意さんですんで
強制執行部分については難易度や所要時間に関わらずタダ同然で。

以下、タダ同然にもほどがあるだろうというレアな事例。
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煙を吐く原因のピストン/ヘッド廻りをひと月もかけて対処したミラ。
ルンルンで試走したら発車5秒後に後方から「ガチャガチャガッキンガッキン・・・」
ちょっと違う気もするがリヤショックのブッシュがカパカパなんで外そうとするも
ボルトとブッシュ内部のカラーが固着ってて破壊することに。



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運悪くそれはボデーがすぐそばの上側だったもんで
大事を取ってわざわざ内貼り剥いで濡れ雑巾で養生しました。



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タイヤハウスの上方、ブラケットには当然その固着カラーが残る。
この時点ではまだ、この年で未知の領域に踏み込むとはまるで気付いてない。



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カラーってのは言わばぶ厚い鉄パイプの短いやつで
火であぶればボルトとの固着は解けるのはわかってるのさ。
でも残ったブッシュ(ゴム)は燃えて煙くなるから出来るだけこそぎとるぜ。



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あとは炙って熱いうちに押さえてボルトをゆすれば一丁あがりってな♪

キコキコキコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんか変。
固着は解けて回ってるのにボルトが抜けてこない。
ここでかつて経験のない非常事態に気付く。
フレームの密室内でナットの溶接が取れてるっぽい



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窮地に立つと人間すごい速度でいろいろ考える。
ま、どう考えても切り裂くしかないのね。
オッス!おらフレーム!



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見えましたダメナット。



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せめてもの救いは17のスパナが普通にかかったこと。



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てこづらせやがってーんだらー



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しかしあとは準備してあったショックをつけるだけ♪とはいかなかった・・・
ちゃんと締められなかったであろう期間がどれだけ長かったのか
ボルト穴が叩かれてでっかくなっちゃった♪orz・・・



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ま、最初の衝撃に比べたらたいしたこたねーさな。
あの異常な音の原因も解明出来たことだし。


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もう省略したいが気を取り直して面取りして



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防錆はベアリンググリスでいいだろう。



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さすがにこのスペースでのナット溶接は無理なんでこれで。



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秘密の扉は閉めるが



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次があるかもしれないのでコーキングだけにしとく。
ここを溶接しちゃうと次の人に恨まれる。たぶんオレだけど

以上、タダ同然の¥2400-(エンジンの費用がデカいんで)
誰にでもこんなことしないんだからねっ!



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つくづくおめーはいいよな。


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ま、暇なのもゆるくないけどな。


















自動車整備はピンチと解決の繰り返し。

  • 2017/05/29(月) 10:55:44

自動車整備じゃなくてもそうですが。
もっといえば人生全般においてそうですが。
ただ、歳を重ねるにつれ確実に、かつてピンチと感じたような不都合をそれほどヤバく感じなくなる。
子供のころなんかと比べるとその差は笑っちゃうほどだ。

どうにかして、そんなふうに人は自然にバージョンアップしてくもんだと伝えられないかねとニュースを見るたび思うんだけど
思い起こせば子供のころは、大人が昔は子供だったなんてウソとまでは思わないにしても
ほぼ江戸時代とかの史実みたいにまるで身近じゃない話だし一日という時間も長かった。
かわいい事件が自分を世界で一番不幸だと勘違いさせたし
逆に誰かが渦中の人になるとそれが自分じゃないということがなんかうれしかった。
正に、人の不幸は蜜の味。

子供社会で起こる信じがたい集団行動は結局それが根底にあると思うし
「寄らば大樹の陰」というのも加わってたちが悪くなる。
前のほうは正直今も自分にあるけど後のは意識としては昔から嫌い。
国の行く末を議論する場においても大人が似たようなことをやってるのをみると
どうしても人間の思考から外しようのない性なんだろうな。

だいぶ前のドラマで草彅くん扮する先生が「孤独になる勇気を」って。
全部観てないけど、正しいことを言って集団の中で孤立するのを恐れるな、自分を殺して飲み込まれるなというような意味で
モンスターペアレントという言葉が出るか出ないかの時代背景もあって
すでにいい大人だった自分はドラマそのものよりも企画してGOサインを出した偉い人たちをカッコイイと思ったもんです。
広い意味でそういう仕事ができる大人でありたい。



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4輪アライメントに出して限度内だってんだけどどう見ても足の向きが変だから診てくれと。
上のはまともな中古。




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どうしてこうなっちゃったんだか理解不能。
自分はアルミ合金をくっつける設備も経験もないけどそれにしても。
かろうじて限度内におさまったという調整結果のリポートから読み取れるのはその数字よりも何とも言えぬ悲哀。




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煙を吐くミラはやっとピストンがついてその後エンジンがかかりました。
オイル消費による煙の場合、いわゆるオイル上がり/下がりのどっちかあるいは両方がありますが
判別方法として習った「吹かして出るのは上がり/戻して出るのは下がり」というのは
ウソじゃありませんが不親切です。どっちでも吹かしたら出ますんで。


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ピストンリング回りが原因の「上がり」と思われたので添加剤での改善も期待出来ましたが
そんなに待てないとわがままを言うので替えました。
ヘッド側もやれと貪欲なのでバルブのシールも替えました。
残念ながらピストンはもう買えませんでしたが。



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ピストンリングってのはピストンひとつにいっぱい付いてます。
トップ・セカンド・サード(=オイルリング)とありますが
写真は分割式サードリングの構成内容。
上の二個に比べてヘナヘナに薄くて柔らかく張りも弱いので汚れてピストンの溝でおとなしくなっちゃいます。
3気筒中二つは完全にねっぱっちゃってさぼってました。
が、エンジン運転に大事なのはトップ・セカンドの二個なので現車も普通に始動して普通に走れてました。
ちなみに、そうなってるであろうと見受けられるクルマ、けっこう走ってます。
車検の受験にも来てて検査場を煙らせてますがある程度までは普通に合格しちゃってます。
車検通ったから大丈夫ではないというほんの一例です。



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ついでにやった予防措置やらなんやらはもう書くのも面倒な数ですが







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してやったりだったのはコレ。サーモスタット。
独特の構造がどんな仕事をしてるのかわかりませんが
暖機が速まるかヒーターがあったかくなるか厳寒期のATのショックが軽くなるか
なんか変わるでしょう。



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日が出ると人をたたき起こしてまたグーグーグー



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VIP待遇でご出勤



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ご近所さんの出勤状況を監視(?)
轢かれたり消えたりすんなよなー



























エアコン修理について

  • 2017/05/21(日) 19:45:50

すでに何台か来られてシーズンインを感じるエアコン修理ですが
お問い合わせいただく前に申し上げといたほうが親切だろうと思うので書きます。

①見積もりだけでもタダじゃありません。
 信頼性の高い、予算を組む材料として用いるのに値する内容を提示するとなると
 実は修理決行時の半分くらい作業をすすめなければなりません。
 ガスと蛍光剤を入れて一旦お返しするだけでも¥12000~¥14000程度かかります。
 

②来られたその場ではほぼ終わりません。
 修理する場合はもちろん、見積もりだけでもです。
 なんぼ短くても2時間程度お預かりする必要があります。
 修理の予定がないガスチャージだけなら他へどうぞ。


③いちど修理して冷えるようになっても万全ではありません。
 クルマに使われるあらゆる流体のなかで、エアコンガスは最も高圧になります。
 熱いときキャップを開けると「ブシューッ!!」と吹き出す危険度MAXのイメージのラジエーター。
 作動中のエアコンガスの圧はその10倍以上まで上がります。エンジン停止中も真夏だと5倍。
 そのラインのほとんどが外にむき出しでついてて融雪剤にもさらされる。
 極端に言えば、エアコン修理は一時の快適さを得るための贅沢な出費です。

以上、もう誰も来てくれないんじゃないかと思いながらも正直に書きました。



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とはいえエアコン修理屋じゃないのでこんなのも来る。
ま、やるこたぁクラッチ交換だけどミッションがデカい。



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こういうものは自分がそういうモードになってるうちに終わらせるのが吉。

が、レリーズベアリングを外すときチャリーンてなんか出てきた。



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折れてやんの・・・
フォークの支点となる頭がボール状のピボットのねじ部が・・・



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当初ツライチだった最悪の状況から穴開けようとしたら
歯が切れなくなってドリルの回転でさらにねじ込まれました。
喜ばしい事態です。固着などないという証明。
なのでこういうとき用のタガネで地道な彫刻作業。



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こんなちっこいタガネ売ってるかどうかは知らんけど
ちゃんとした六角レンチを惜しげもなく改造すれば使えます。
最近まるでないですがかつてはあまりはっきり言いたくないとこに使いました。



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とれたけど部品は月曜だってさ・・・あー、これ金曜の話ね・・・
さすがにこんなの溶接して使うことはないです。安いんで。
もうオレのモードは解除、リフトは封鎖。



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こっちはモードに入ったり出たりで気が気じゃないし。



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暑い日の猫のいる位置に寝てみると涼しい。


















 
 

デジタルゥはカッシオ♪

  • 2017/05/14(日) 16:55:07

別にそういう内容の話じゃないんですが
トランジスターの勉強してたら、トランジスターとレジスターとダイオードとコンデンサーだけの回路だとそっち業界ではアナログ回路ってことになるらしく
多少頑張っても所詮おりゃアナログ世代さってちょっとがっかりしてたらなんか百恵ちゃんの歌が浮かんだんで。
山口百恵さんと書くことに違和感を感じる時点で少なくともデジタルじゃねーな。



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レガシー。正しくはレガシィ。そういうとこがイラッとくるスバル。
ブレーキングでハンドルに振動がくるってことで試運転したら
ハンドルというよりは車体全体って感じでした。
ロアアームのゴムが見た目で怪しいし前回の車検の記録簿にすでに私が「ヒビあり」とか書いてました。
 
↑これは終わったほうね。



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こっちはやる前ね。
ここがあんまり動いちゃうとタイヤの向きがハンドルとは無関係に定まらないから
ハンドルや車体(具体的には背中やおしり)に振動が出るんだと思う。
ちなみに正確にはロアアームとは呼ばないらしい。トランスバースリンク。そういうとこがイラッとくるスバル。
でも乗ってる人のせいじゃないのでちゃんとやってますよ。



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クルマに付くとひねられてるので極端に再現するとこう。
ヒビもだけどあらかた剥がれかけてるのか裂けてるのか。



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なまくらプレスのシリンダーがなんか垂直じゃないとおもったら
油圧パワーでフレームがつぶれてたので作業中に補強するという手痛いトラブル。



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もう一個のちっちゃいほうのブッシュがやりづらい。
目がテンのキレイなおねえさんに押さえてほしい。
この手の仕事はなんだかスバルばっかだな。
キャナガワのBボーイに教わった治具でストレスフリーだが。

ついでにブレーキディスクも研磨したんで全く振動はなくなりました。
同時にやったんでどっちが原因だったかなんて知りません。
ウソ。ブレーキが蓄音機の針で、ブッシュがラッパだったということでしょう。
つまり音源とアンプ。異音も振動もほぼそういうシステムで人が感じるそうです。
私としては振動より気になったスタビのガツガツ音も直してもうスバルじゃないみたい新車みたい。



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最近執拗にブロックしてるせいか殺到しなくなったマフラー修理。
この程度の対処は出来ますんでどうぞ。



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まともにやろうとするとマフラーとその前のパイプの接続金具が双方ダメだから
20年落ちの中古車くらい買えちゃいますんで金具は廃止しちゃいました。
二つの部品をくっつけちゃうんで、のちにマフラーだけ交換したくても出来ません。普通には。
まあ今回と同じやり方で同じ技能を持つ工場でなら出来るし許可はもらったんで。



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前にも出たけどメーカーとしてはわざわざ電気溶接用を想定したアースポイントも用意してくれてるわけだし。



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ちゃんと塗装もします。



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左右出しだからバンパーとの関係も気を遣って合わせます。
ちなみにただなんとなくくっつけると100%あっちゃ向きます。
でも普通こんなローアングルから見ることはないから



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普通に立って見たときの見た目のほうが実は重要。
先輩が言ってました。寸法が正確に合ってるとかより結局は見た目が大事だ。

ただしワンオフとか向きがどうたらとかめんどくさいのはやりませんのでくれぐれも電話しないように。



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いちどこうなったら自分から降りることはないので専用の場所に寝かせるんですが



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しばらくして見るとほぼ100%オレの椅子に戻っとる・・・
生死レベルでは人間よりよっぽど寒さに強いはずだが
最近ぶりかえした低温下ではおふとんもまんざらじゃないようだ。









すっかりハマってたGWでした。

  • 2017/05/08(月) 09:20:05

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平成ひとけたのミラ。
シフトロックが動かない。
つまり一度Pに入れるといちいち解除ボタンを押さないとシフト出来ない。
不便すぎる。

回路図はまああっさりしてるほうですが



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シフトレバーすぐ近くのコントローラーなるもののカプラーが見つからないから
絨毯に手をつっこんで探ったら運転席下まで線が伸びてるじゃない。
こりゃアレだ、マニュアルミッション車と室内ハーネスを共通化させる都合上
部品側の配線を異常に長くしたっぽい時代背景を物語る設計かもね。



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整備書の指示通りに全部の線を診たけれど特に異常なし。
唯一おかしいのはロック解除用のソレノイドってまあ電磁石に来るべき電気が来ないってそのまんまだ。
事前にそのソレノイドが生産中止てのはわかってたけど
別に他のを流用するのもそんなに大変じゃないから余裕こいてたのに
単体点検するとそいつは動いてる。最悪だ。

しょうがないから作動の一番のきっかけとなるストップランプスイッチからの入力を追うと
すぐにダイオードを介してトランジスターに入ってる。
さらに通電状態を追うべくLED式の検電をいろんなとこに当てたら
ソレノイドがカチャカチャ動くポイントがあるじゃない。
これはアレだ、最終的な出力はベースをアースして動くPNP型トランジスターでやっててそれは生きてる。
つまり検電でベースがアースされて動いてる。
となるとストップランプスイッチからのプラス電源で動くであろうトランジスターは逆作動のNPN型だ。
言っとくがここまで書くためにというか理解するために
1時間かけてトランジスターの基礎を勉強し直してるぜハニー。

なぜか同品番のトランジスターのデータシートがネット上で見つかったしいー



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その気で見たらそのトランジスター、なんか足が焼けてるしいー
あんなにルーペではんだ切れとか見たのにね・・・



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ま、そっちはあとでどうにかできるでしょ。

このクルマ、本題はこっちだから・・・フゥ~・・・


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寝ぐせと冬毛の抜けがすごいです。





センスと才能

  • 2017/04/30(日) 18:40:39

センスというのを才能と訳すこともあるようですが
センスを磨くとは言うけれど才能というと持って生まれたという印象が強くて磨くとは言わない。
映画の「シックスセンス」が五感に続く第六感ならばこの場合は「感覚」なんだろうけども。

いろんな分野で「センスがいいよね」というほめ方を使うけれど
逆に、任せるって言われて弁当とか買って帰って「てめセンス最悪だな」という使い方もするわな。
結局、「発想する能力」とでもいいましょうか。「ひらめく能力」でもいいかも。
能力ってのは才能と違ってある程度磨いて向上させることが出来る。やった。


何につなげようとしてるのかってーと
この仕事してると「ひでーセンスだな」という現場によく遭遇するってことで。

それは例えばなんかの部品をつけるボルトとナットとワッシャーがあるとして
整備の都合で外して元に戻すときナットとワッシャーは裏返しでもついたりするわけ。
全く気にしないと元ついてたときのキズやなんかの形跡が明らかに逆だったり元通りだったり
何も考えてないんじゃねーのかと見えてしまうわけ。

もっとも締まってれば機能的には問題は起きないけど
いつもそれでいざ裏表や向きが重要な部分を触るとき果たして急に真剣になるのかと。
その部下後輩も気にしないとしたらもう負の遺産ってやつだ。
今更ながらそこらへんに超うるさい先輩に教わってよかったと思うオジサンです。



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せっかくなんでネジの話題。
パーツクリーナーもいいですがイライラするんで一発洗浄してます。
お米なんかにも使えるんじゃないでしょうか奥さん。
あ、そうですか?そっちが元ネタですか。



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エアブローしてもどっかに飛んでく心配もなし。



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また液体パッキン使うのは確かなんですが
古いのは除去したいお年頃。



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こんな開いたスプリングワッシャーはさすがのボクも捨てます。



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なんだかワイパーが端っこまで行かないからイラッとするそうです。



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じゃあアームをずらしてOK!てのも一案ですが停止位置も上に上がっちゃってセンスを疑われちゃうので
リンクを摘出したら樹脂製のグロメットが一個リンクからばらけちゃってました。
どういう製法なのか知りませんが挟んで溶着してあったような。




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モーターのアームがささるとこです。
本来グロメットが無事ならこういうふうにモーターが回っても常にリンクとの関係は同じですが



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リンクの穴より大きいグロメットにはまってるから外れはしないものの
グロメットがリンクとくっついてないのでロスが生じてしまいます。



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当然反対方向にもロスが出るので合わせて推定1センチくらいか。
リンクの長さの比率からいって末端のワイパーまでいくともっとロスがあるんでしょう。



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グロメットには段がついててリンクの穴に収まってさえいればずれることはないので
ずっと押さえといてもらうべく金具を製作しました。



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それほど複雑でもないけれど、ペラペラの鉄板じゃ不安なのでキュッキュッとは曲がらない。



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先端部はハメ込み式でこうなります。
反対側が浮いてるのには意味があります。



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ぐっと押さえつけた状態で固定したいから。



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素材はなんかのサイドスポイラーのステーだったと思う。
だから一部不自然なプレスが残ってる。気にすんな。



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わざわざ穴の開いた素材を使ったのはモーターのピボットがチョイ出っ張るから。



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言っとくけどもう部品売ってないから。
将来の改造に備えて寸法採っとく。エライ悲観的だな。いや、前向きなんだ。



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お腹を見せるのは信頼の証などと言われますが
この状態で手を出すとだいたい流血します。


























オレがやらなきゃ誰がやる

  • 2017/04/23(日) 12:57:10

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往年のバハ。サイドスタンドが折れたからバイク屋へ行ったら修理不能だと非情な宣告だそうで。




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スタンド本体じゃなくフレームのブラケットごともってかれたんですな。



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まあ近くには溶接の火で燃えそうなものがあるわあるわ。



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まず、このフィンのついた四角い箱、レギュレートレクチファイヤとかいうのを養生。



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念のため外してみたアース線と思われたものはなんだか絶縁されてる。ハズシたか。



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もう面倒なのでシート下まで行ってるカプラーを全部抜く。
その前にシート外すのがロードバイクと違って超面倒。
いつまでも余計なことやってるように見えますが実は余計かもしれません。
でもね、過去に電気溶接が原因かもしれない故障を経験したんで。
バッテリーレスだし。いまどきのキャブレスだとなおさらだ。



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ゴム貼りのチェーンガイド撤去はマスト。



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キャブのオーバーフローチューブやらもどける。
一番太いホースはキャップを抜いたらオイルどばー。
ただのホースに見えてキャッチタンクと化していた。
自分のバイクのだって抜いたことないもんな。



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どけるもんはどけたが油汚れも洗っとかないと心配で気が散る。



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んなとこだ。



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イケてるおあにいさんおあねえさんは覚えてると思うが
電気溶接は接触・通電が命。心苦しいが塗装は削る。
まあなんもしなくても火が飛んだら燃えちゃうけどね。



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ちょっとだけくっつけてスイングアームや後ステップとのクリアランス検証。



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補強のステーを追加するつもりでしたがスペースが無さすぎて断念。
もうくっついてるのに上から肉盛り3発ほどかましました。
カッコ悪いんで積極的にはやりたくないことですが。



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当然表側だけじゃもつわけないので裏側もくっつける。
さっきよけたホースが通る二個のループが邪魔なこと・・・
あとで気付いたけどこんなの切り落としてもよかったんじゃないかとorz



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石はねなんかからシャシの傷つきを防ぐチッピングコートのホワイトバージョンを持ってたんで惜しげもなくおごる。
言うほど量は使うはずもないが。



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やっと自立の春を迎えました。¥32400-税込だとよ。
タイヤ二個少ないからって容赦しねーぞ。



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ほとんどの工程を寝っころがってやってるんだからもう。
エンジンクレーンで吊るという案もありましたが多分中腰体勢で最悪だ。



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こんな前の世紀いや前の年号以来やってないようなことしてたりでこう見えて暇じゃないんで
ご自分が秘めやかに設定した金額を境に乗り換えとかお考えの方はまずそれを教えてください。
多分電話だけでカタがつきますんでお互い手間が省けます。
「直す」以外に選択肢をもたない人もお待たせしてますので。



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つーか寒いってー!!



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どーれ、やるかァ~!
・・・何をよ・・・



アクティ乗ってても佐藤 浩市さんになりきるナンバー。




















選択肢

  • 2017/04/16(日) 15:22:04

別に誰にも言ってませんがとりあえず日曜日更新を続けてみようと思お最近。
かつてのZのCMで「スポーツカーに乗ろうと思お。」って聞こえて気持ち悪かったのはボクだけじゃないはずだ。



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前回のと同じランクル。Fデフとフレームをつなぐアームの後部。
ゴムのブッシュが長年の横Gにやられて変形しちゃった図。



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フレーム側ブラケットにアーム本体が当たっちゃってたのは明白。
タイヤが上下する=デフも一緒に上下するから
走行中ほぼ常にギコギコしてたんでしょうな。ライクァ拷問。何も訊いてないからちょっと違うか。



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選択肢はまあ多いこと4つ。
①ブッシュのみ買って打ち替える
②新品ブッシュのついたアームASSY採用
③ガタはないのでこのまま車検に突撃



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ブッシュはバックオーダーで待ち時間長すぎ
ASSYは約¥20000-と左右でX2はちょっとちょっと。
繁忙期に突撃はしたくない(というか工場の姿勢を疑われる)。

なのでもうひとつの選択肢、中古を採用。
ほぼ獲りつくされて数がなく、程度極上のがはるばる九州から来たぜイエイ。



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両端から指で入るただのブッシュと違って金属枠に接着されたのを圧入する式だから
アーム本体は完全フローティングが本来あるべき姿。
フレーム側は塗装したところでいずれハゲるに違いないからグリスでコーティングしてます。
昔、板金も塗装もやる職人に「錆止めって何がいいんですかね」って訊いたら
「長く効くのはグリスだな。」って即答だったのを信じてます。



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変わって、古いハイエースのクーラント漏れ。
写真は漏れの原因とは関係ないかつて替えたラジエーターキャップの解剖図。



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若干むりくりだけど開いてた穴にタイヤのバルブをはめてみます。
トラックベースのキャンピングカー、しかもターボ付きで目視での点検は困難。
手でシュコシュコして加圧テストする道具を買う気だったけど高かったんで。





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本来1kg/cm2程度しか上がらない回路だから
エアチャックでちょっとシュッてやるくらいでいいべとおもったら
シ!くらいで後席用ヒーターホースがジュビジュバ~って。
上にかぶさってるノーマルじゃないエアダクトが接触しててやられたもよう。



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ノーマルエアダクトはすでに生産中止なので
二度と他に触らないように金具を一本増設して、若干心配な新品アッパーホースにも救命胴衣着用で万全。
助手席のフードはボルト留めだから組んだらもう見えないというトヨタらしからぬスタイル。




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もうこんな落ちてる姿は見られない時期になりました。
ちゅーか営業中の半分は外回り。


ビデオはどうでもいいが松たかこさんのボーカルは素敵ですね。