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泣きそうな仕事
- 2019/02/17(日) 19:56:26
泣きそうな仕事の代表格、ダッシュボード廻りの分解。しかも古い外車。
お客さんに見せてあげたら、「解体されちゃったみたい」と喜んでくれました。
付近をチョップしないと回らなくなったヒーター/エアコン用ブロアモーターがこんな奥にあるから。
同じGクラスでももうちょっと新しいと普通にグローブボックス近くとかについてるようですが
祈りながらそこらを見ましたがどう見ても無い時点で泣きそうでした。
こちらも20年もの(決してH20車ではない)のキャラバンの駆動部オイル漏れ修理。
ATミッションと4WDのトランスファ間底部に開いてる四角い穴から出てるので
内部のシャフトシールからでしょってことでトランスファを切り離すわけですが
六角の穴が開いてるドレンボルトが固くて緩まないというかその穴がすでにWヘキサゴン風だったので六角レンチを切って刺して溶接。
上手く回りさえすりゃこんなの数百円だから替えればいいしーとかなめてたら生産中止ですって。
テーパーねじで代用品探すのは一苦労なんで結局そのまま続投。
余談ですがWヘキサゴンとトリプルスクエアって同じ12角ですがどっちでもいいやって工具買って泣き見たことあります。
ウチの初代ワゴンR型AZワゴンが限界近いので代わりにしようと譲ってもらったムーヴ(なぜかまた初代)。
8万キロ弱だけどウオーターポンプが漏れてたのでついでにタイベル廻りもでしょ。
どぼぢで・・・涙
了解をもらうべきお客さんはいないんで即追加ですがモノは内地で作業中断。
でも通常便が航空便採用らしくちょっとダイハツを見直しました。
なのに・・・ここ、パワステホースで隠れて見えなくなるんだけどひでーな。
こんなのに包む意味ねーじゃん?これ以上待ちたくないから使うけどよ。
クランクのオイルシールは車体の小さい穴から打ち込みます。
こういう感じのひとまわり外径の大きい治具を使うと打ち込み過ぎ防止になってグー。
今はねじ込み式の治具が安くなったけどなんかむりくり感が拭えず食わず嫌い。
ただ内径までちょうどいいなんて都合よくはいかんもんで。
タイベル廻りってなにかと段ボールが活躍します。
こういうの当てて真ん中たたいてまっすぐ入れたいから目見当で合わせながらなんて無茶なんで。
どうも人が見てる時だけ盛り上がってるみたい。
ナイスポーズでーす
大半はこんなですが。耳折れてるし。
てなわけでかつては余裕のある1,2月だったのにそうでもないので
「値段によっちゃどこでもいいや」って人はどうぞ、当店をスルーしてどこでも行ってくださいますよう。
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