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整備書ってな難解な参考書だ。
- 2018/01/22(月) 23:07:51
年末に調子が悪くなって年明け早々に本格調査に乗り出したエアトレックターボ。
4速に入るときショックが大きかったり入らなかったりという具体的な訴え。
そういうのは勘違いかもしれないのであまり信用しませんが
恥ずかしながらメーターのモニターで今何速か見えるやつでした。すみません。
さらに、走行中シフトインジケーターの「N」ランプが点滅ですと。
ATのチェックランプてのは無いのでそういう警告のしかただそうです。
記憶されてたコードはこれ。
うわあー・・・まんず(卍)ハマる予感ビンビンだぜ。
春にヘッドガスケットやったしAT本体だと愛想つかされる可能性が。
メーカーの資料によると、該当するセンサーは親切にも「ここら辺だからよ!」というイラストが。
むしろ「バッテリートレー下」とか字で書いたほうが安心して進めるぞ。
それらしきものが見えるまでたくさん外します。
赤丸内にそれらしきものが見えてきたがそれは似て非なる別物。
診るべきは☆の中、チラ見えしてるけどまだ触れず。
コレ。シフトケーブルもそのステーも外してやっとたどり着いたものの、
整備書に従って点検するとまる一日かかりそう。
ここに来るべき電圧が来てるなら③へ進めとかそんなのを10個以上繰り返すチャートを地道にこなし
最悪最後はエンジン用とAT用一体型のコンピューターを交換!とか信じがたい指示が出るとか
訳わからんけどいつかは上がるすごろくというかRPGというか。
時間がかかる=乗ってる人がたくさん払うもしくは工場がタダ働きする
なんて容易に想像つきそうなことが眼中に無いように見えちゃうぞ。
そしてたった端子3本しかないこのセンサー本体の点検基準は一切書かれてない。
これがダメという答えも用意されてるけど
結局あのRPGを進んだ先に消去法で導かれるシステムだ。
なので形は違うけれど同じ特性と思われる「出力軸センサー」も外して比較する戦法を。
だって外にむき出しという装着箇所や先っぽが高温になるATオイルに触れてるということ、
おそらく髪の毛レベルの細ーい線が巻かれたコイルとトランジスターという繊細な構成から言って
他の関連部品よりも高確率で先に壊れそうだもん。
幸い回路図には比較対象のセンサーと並んで書かれてて中身もある程度示されててラブリー。
それでもあくまでRPGには「ここをこう測れ」という指示はまるで無いけど。
結局ふたつのセンサーそれぞれの3端子間の抵抗値を測定した結果はまるで違うので
ディーラーの専門家に背中を押してもらって故障の記録のあったほうを交換したのが今月9日。
すぐ納車したんだけどすぐ書いて再発したら訂正記事が必要でしょ。
でももう2週間。もういいべさ。
整備書とかサービスマニュアルって、製品であるクルマそのものと全く同じで
例えばトヨタだからまず間違いないとかいうこともないし
社外秘の開発事情がどうしても絡んでしまって作るのも苦労があるんだろうなーと思います。
その意図的に不完全に作られたものを日々の学習と妄想力で読み解いて結果を導く
そういうけなげな我々にどうぞご理解を。
もっとも、今回みたいのは一発目の診断機の表示を信じて診断無しでセンサー交換しても直りますが。
「これ替えれば直ります」なのか「勝負かけてみますかぁ?」という違いはありますが。
勝負するよりドキドキしないで普通に進めたい方、お待ちしております。
うっとりからのー
終わりかよ?の落差が好きです。
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修理書も診断機も参考にはするけど信じない派です!
間違ってたり、ムチャな要求が多いから(笑)
ダイヤモンドマーク製の回転センサってメッチャ弱くないですか?
信頼度としてはキャバ嬢の「お兄さんカッコイイ」と同程度です(笑)
Re: タイトルなし
> 修理書も診断機も参考にはするけど信じない派です!
> 間違ってたり、ムチャな要求が多いから(笑)
>
> ダイヤモンドマーク製の回転センサってメッチャ弱くないですか?
> 信頼度としてはキャバ嬢の「お兄さんカッコイイ」と同程度です(笑)
理屈がわるように書いてくれればフローチャートは要らないんですよねー