異音修理は共同作業。

  • 2014/09/11(木) 20:36:25

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走行中、「ブーン」という音が後方から聞こえるというモビリオ。
ヨコハマナンバーなのになぜか4WD、しかもわざわざ当店へ。
(ウソ。来道は別件。)

結果的にこのハブベアリングが悪さをしていたわけですが
テキトーに替えたわけではありません。

正直、半信半疑の勝負でした。

だいたいにして、後方から「ブーン」なんて普通聞かない。
よっぽどセンスがないのかと思いつつ、リフトで100km/hでそれは出ました。
ブーン

ゲッ・・・出たよホントに・・・
「これこれ!こんなの!」
そうすか・・・おっしゃるとおりで・・・




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ブログを見てくださったというからには
異音修理ウエルカムという能書きも目に入っていることでしょう。
ここでハズシは悲しすぎますので
あまりのプレッシャーで写真が一切ないのでこんなんで。

左右一体型のごっついアームのフレーム部分といいますか。
中央の柱の部分に周波数検知器を当てるとビリビリきます。

普通のベアリングのいかれた音、ゴーとかガ―じゃないので
ベアリング付近では異常は感じられません。

結局、ある速度以上でとか毎日鳴るとかいうお客さんの訴えプラス
私のイマジネーションにより
おそらくゴムを介していない回転部分=ベアリングしかないという結論に。

分不相応ですが、かつてアメリカの大胆な排ガス規制を一等賞でクリアしたホンダエンジンの開発リーダーの話を引用しますと。
「F1でいかにして馬力を出すか(たくさん燃料を燃やすか)を考えていたのに比べれば、
排ガスをキレイにする(少ない燃料を上手に燃やす)のはラクだった」

成功者は好きなこといえるよなーではありません。
逆の発想。もし私が開発の一員だったら。
聞いたこともない「ブーン」なんて高周波の音を出してみろという課題を出されたら、
音源としてラバーマウントの部品は考えないだろうということです。




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あろうことか前方からも異音発見。
こっちはゴロゴロ。
明らかにドライブシャフトの中間部保持用ベアリングから。
単体で買えるなんて、ちょっと素敵。
どっちもピタッと止まってよかったー

クルマの異音て多くがそうですが
振動源と増幅経路と最終出力部が存在します。
今回のようにその距離が長くなると音は変質し、元をたどるのが難しくなります。
なので想像を働かせるうえで、
お客さんからいただく情報が重要になってくるのです。



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おまけ
ラジペンでキレそうになったとき蘇った記憶。
12角っていーねっ♪

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