最近多いブレーキ修理

  • 2012/07/17(火) 23:05:17

最近増えてきた気がする修理のひとつ、ブレーキの引きずり。
踏んでもいないのに、効きっぱなしになるという状態を言います。

「なんか変!?」と気付くきっかけとしては

①スピードを落としていくとグゥ~とかキュウ~とか変な音が聞こえる(腹は減ってない・・)
②発進のとき以前よりアクセルを踏まないと進まないような?
③ハンドルをしっかり持ってないと勝手に左右どちらかに曲がって行きそう

もしかしてブレーキの油圧装置の中が錆びてるかもしれません↓



cariper.jpg



pistonseal.jpg
一枚目の穴(キャリパーのシリンダー)にこれ(ピストン)が収まっており
黒い輪っかが泥や水の浸入を防いでいます。
注射器と同じ構造・作動になってまして、
ブレーキペダルを踏むと逆に針のほうからブレーキフルード(液)が送り込まれ
指で押す部分が出っ張って来てブレーキパッドを押し付けてブレーキが効くといいますか。

クルマを車検に出すと、ブレーキフルードは交換しないと危ないので・・・と言われたりしますが
ひとつの理由として、油圧系統内部のサビを防ぐというのがあります。
ブレーキフルードは水取りぞうさん(笑)のような性質を持っており
乗らずにほっておいてもどんどん水分比率が高くなるものなんです。
つまり、鉄で出来ている部品を内部からサビさせることにつながるのです。

しかし、今回の事例はそれとはちょっと違いました。
原因は黒い輪っか(ダストシール)の劣化です。
つまり、内部からではなく外から侵入した水分でやられたんです。
もちろん冬場は融雪剤という名の「塩」にもさらされています。

最近はそのパターンが増えている気がするのです。


piston side
ピストンもサビまみれでしたが、磨いてこれくらいになればまだ使ってもいいでしょう。

ゴムで出来ているダストシールは、少し走れば素手では触れないほど熱くなるブレーキの熱にさらされており
水や泥、融雪剤と戦い続けています。
車検に出すたびに交換する必要まではありませんが、5年も乗ったらやってもいいと思います。
ブレーキをオーバーホールしたいんだけど・・・と言うとその方向へ進むはずです。

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