我慢していた異音

  • 2013/02/04(月) 21:06:45

20041.jpg
もう二回前の車検あたりから出てるという「キュッキュ音」
ショックのオイル漏れが原因ではとその都度言われたりしたけど
何万もかけるほどの緊急性もないだろうと見送ってきたそうで
今回はいい加減直したいとのことでまずはほうぼうをおさわり。
経験上ショックそのものからのキュッキュもギシギシも稀であり
ショックブーツも切れてないくらいなのでちょっと置いといて
スタビライザーをつかんで揺すったら試走で聴いたようなのが再現。



20042.jpg
動いていたのはつかんでたスタビじゃなく
足回りやデフがくっついてるいわゆるクロスメンバーの車体への取付部でした。

これはリフト上でタイヤが浮いてる状態=凸凹道を走行中ジャンプしたような状態。






20043.jpg
停車中とか定常走行中は恐らくこんな感じ。




20044.jpg
取付けナットとデカいお皿を外して揺すってみたら
センターに入ってるスリーブなんて呼ばれるパイプ状のが遊んでる?





20045.jpg
さらに揺するとだんだんズレてくる。
ホントはゴムのブッシュにくっついてるはずのもの。





20046.jpg
抜けてくるじゃないですか。




20047.jpg
しょうがないんで引っこ抜いちゃって
ブレーキのインナーキットについてきていつも使い切れないグリス採用。
相手のゴムが耐油性じゃない場合
ベアリング用とかのグリスだと溶かしちゃう危険があるので。

いずれにせよ応急処置とも言えないごまかしではありますが
このあと揺すっても走ってもキュッキュ鳴らなくなったので
目的である検証・部位特定は成功と言えるわけです。
ちなみにこの車種の場合は欲しいブッシュの供給はなく、
どデカイメンバー丸ごと交換なので部品も工賃も多額でそこまで。


ショックじゃねーの?→ 中古で替えてみる?→ 変わってないべや→ 返品だ!やっぱ新品だべ!
→ 少し良くなったんじゃねーか?→ 納車してみっか!
(いわば手当たり次第法・しかも直ってない)

「油漏れのあるショックが怪しいのですが100%ではありません。どうしますか?」
(いわば保身法・直らなくても責任はお客さんに)

そんなこんなを見聞きして同じ業界人として情けないこともあり
点検というか調査に時間をかける傾向にあります。
点検中に外した部品が犯人だったりした場合、
点検料が工賃のほとんどを占めるようなこともありますが
別にボッタクリというわけではありません。
「その部品を交換すれば直る」という「確証」を得るための作業って、
その部品を交換するよりよっぽど時間がかかったりします。


大切なのは「そのクルマに何が起こっているのか」正しく知ること。





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この記事に対するコメント

はじめまして。ものすごく当たり前でなことだけれど、
なかなか実践できる人はすくないと思います。
拍手させていただきます。

  • 投稿者: satoru
  • 2013/02/08(金) 12:36:22
  • [編集]

Re: タイトルなし

satoruさんありがとうございます。
散歩道でお見かけしてる気もします。

こんな疑ってもなかったとこが名乗り出てくるのはそうないのでラッキー事例です。
そもそも都合の悪いことは書かない男です(笑)

  • 投稿者: トッカリモータース
  • 2013/02/08(金) 14:09:06
  • [編集]

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