F6A 4V オイル下がり

  • 2017/09/24(日) 18:33:15

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代車のF6Aのバルブシール交換をしています。
「しています」てのはまだ終わってないということです。
ターボ付きの2バルブならカムシャフトもついたまま出来そうですがこいつは4バルブ。
3発だから計12個てのも憂鬱ですがカムシャフトを外さないとダメってことはタイミングベルトもってこと。



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7月に添加剤投入で一旦は良くなったものの
それからわずか1000kmほどで、またアイドリングでの白煙が目に見えるように。
腹立つので、はなからヘッドおろしなんて気はありません。
なので持ってなかった加速装置を付けに歯医者へ加圧装置を作成から始めますわ。
セトモノってそこらのサンダーじゃ切れないのね。
でもそこまで切る必要はなく、欲しいネジはスポッと取れました。



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構成部品。
コンプレッションテスターのアダプターを使えるようにしとけば夢が広がるので
現車は12mmのところあえて14mmをベースにするところがワルよのう。



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要注意。
一気に付けちゃうとパイプとねじの中心が狂って使い物にならないっすよ。



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そんなに正確じゃなくていいけれど
せめて転がして目で見て振れがない程度には調整してから本付けを。



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予定通り14mmのネジを12mmアダプターで変換。



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この3本足は使用上あっても問題ありませんが



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アダプターがつかないので落しました。



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ちなみに、先日18Rエンジンで活躍した上のスプリング押しが大きくて爪を曲げて使ったらスベっちゃって
飛んだら二度と見つからない部品が飛びました・・・
なのでぴったり合う下のを作りました。



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プラグの穴に最初の道具でエア注入。
空気圧で、スプリングを外してもバルブが落ちないようにする方式ですが
昔からある方法でそれ用の道具も今は安く売ってます。



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拡大。強いて言えば腐って替えたバッテリー金具を使ってるのがオリジナルか。



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万が一加圧が抜けてバルブが落ちた時に備えてピストンはてっぺんにあったほうが安全。
3気筒は1番しか印がないのでそれぞれ独自にマーキングして安心。


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付いてるシールのなかには、指でくるくる回るものもありました。



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替えた新品は動く気配がないのでやっぱりダメだったんでしょう。
蛇足ですが指の変な傷は猫にやられました。


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地道に12個交換していきますが電話や突撃のないことを祈りつつ。
半分を過ぎたあたりで慣れてきて急に加速します。
でも一個部品が飛んで終わらないのでやっぱりアンニュイ。

と言う感じでいちいち書かない整備もちょくちょく施して維持してますんでお手柔らかに。



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おりゃ。猫を飼うならまずやるであろう秘孔突き。
















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見えないもの

  • 2017/09/17(日) 17:40:38

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前にも書きましたが20Lのオイル缶から出しきれないものはあとで回収しています。
構造上出口をキワにつけられないのでキワぎりぎりに穴開けると思ったより出ます。
最近気づいたんですが、こんなんなって安心して放置して帰った翌朝あふれてることがあるのは



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こういうことなんだなと。
どういうことかって?しょーがねーなー
じっと見てるとですね、一滴落ちるのにしばらくかかるようになったあと
いきなりチャ―ッと数秒出てくるというのを何度も繰り返してるんですよ。



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たぶんこういう強度を出すための出っ張りが浅いダムになって
あふれるときはある程度余計に追従して一定量流れるんだろうなと。
もちろん気温で粘度が変わるしそのたび違う大きさの開けた穴から空気も入るから
思ったよりいろんな要素が関係してるのねーと。

ほぼ重力しか働いてないこんなもんでも思ってないことが起きたりするんで
燃料焚いてそれを動力に変えて空気抵抗やら受けながら100キロ以上も出すクルマの修理って
想像から始めてデータを採って現実に合わせたりって案外アーティスティックじゃない?

すみません、仕事の写真がないんでムリしました



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この乗っけた手がたまらんのよね



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ふんばるから刺さってんだけど足のツメは歩くとちょっと丸くなるみたい。
ただでさえ人の都合でオペしてるし室内猫じゃないしどうしても切る気になれません。



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ひょっとして肉球洗ったら黒くないんだろうか。

人の仕事

  • 2017/09/11(月) 18:47:20

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マフラーみてくれと来られたテリオスキッド。
長ーい部品ですがタイコとパイプのみの構成なので純正でも3万にも遠く溶接機の出番なしか。
触媒が付いてると急に高くなります。
白金(プラチナ)というレアな材料を使ってるからだそうです。



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もげたのは前端の取付金具部分ですがちょっと再利用も厳しく
手持ちの中古マフラーから合うのを切って直したりすると新品の半分を超えそうだし。



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乗り換えの予定もないとのことで、お得なジェネリック新品であっさり終わって良かったんですが
付いてた古いのを品定め(材料として生きる部分はないか)してたら驚きの事実に遭遇。
3か所も直した跡がある。
しかも穴の付近を部分盛りじゃなく全部当て板で補強してある。
こんなにぐにゃぐにゃに曲がったパイプなのに。
見た感じ、平らな板を叩いて合わせたふうでもない。



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ここなんか、直したあとに吊り金具を戻すという手間までかけて。
ちなみにその全てが今も、どこにも漏れが見当たらない。
恐れ入りました。
かつて見た人の直したマフラーで最も出来が良く
かつ、悪く言う要素が全くない唯一の事例。
しかも新品が高くないから、ひょっとして車検のついでなんかで数千円しかもらってないのかも。

当たり前だけど自分だって人に教わったんだから唯一無二の技法なんかじゃないわけですが
なんかあれだ、絶滅したはずの日本カワウソの痕跡を見たような気分だ。



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というわけでいつ誰に見られるか分からないので
車検で外しただけのパッドの塗装の剥がれを均して



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並べて



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塗っときました。
立ててやったほうが塗料の無駄が少ない気がします。

動機はともあれ人の目を気にして仕事すると
結果的にお客さんにとってもいい結果が出ると思います。
だってぶっちゃけ人のクルマに興味ないじゃん?言っちゃった・・・



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なんのポーズですかー



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相変わらずごろごろしてても猛獣顔だな・・・












僕の大好物

  • 2017/09/04(月) 13:48:45

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20年以上も放置後(!)自力でキャブを清掃したりして乗ったけどいまひとつスピードが出なくて
いじってるうちにかかりもしなくなっちゃったとのことです。
宗ちゃんが嫌がったと伝わる当時異端の2サイクル。



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プラグに火は飛んでるし圧縮もビンビンだけど
外したそのプラグはしこたまのキック後も乾いてるんでキャブだろうと。
本田技研の創業者をちゃん付けで呼べるのは生前校長を務められたその学校のOBだから。許されてないけど。



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念のためバラバラにして詰りの有無を見ましたが特になんもなく。
唯一おかしいのはフロートレベルでした。
なぜそうなるのかは人為的なもんだと想像するにとどまるわけですが
オーナー提供のデータに従ってキメました。
これが底まで沈み切ってやっと燃料が出るような状態だったので訴えとも一致してるし。



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が・・・かかる気配まるでなし。
というか単発とはいえたかが2スト250のキックが意外と重くて10回とか連続はムリ。
疲れてくると近くのマフラーとかフレームにくるぶしなんかがさわってイタイイタイ・・・
なので手動での初弾装填でラクしようそうしよう。



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やり方はいくつか考えられるけどこれが一番確実だろう。

一度火が入ってキャブから混合気が出てこいば(誤記じゃない)あとは
待ちわびて目を覚ましたエンジンは次からキック程度の初速でもたやすく吠えてくれるって寸法だ。

・・・なわけなかった。
気付けの燃料が尽きると、期待と言う名のワイヤー直結のニードルバルブは熱き血汐にふれも見で虚しく空を切るって有様だ。









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ここでついに、あって欲しくはなかったから後回しにしたこの奥の回転軸のシールに注目。
実はこのカバー、来られた時点で点火用ポイントを見るために外れてたの。
この中はオイルじゃなく空気だけど組んじゃえば密封された空間。
疑われるシールがダメだとそこから余計な空気を吸っちゃうから本来吸うべきキャブから満足に吸えないの。
紙パックに付いてるストローの伸ばし具合が悪いとうまく吸えないアレね。



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つーことで蓋を閉めて密室になれば内部に空気があるとはいえ入り口がないから流路として成立しない。
すると本来の流路であるキャブにいい風が吹いてガソリンだって思わずジェッタシーってなもんだ。
でもー、もう足が痛いからまたプラグ抜いて気付けの一杯は入れてかけたで。キャブイズフリーダム。
*これ、修理じゃなく検証が出来たにすぎません。
*お向かいさん、うれしくて外で白煙あげてすみませんでした。二度としません。

気を良くして、来たとき車体が45度くらい傾いてたのを直したぜ。おまけね。
かからない・動かないは大好物。



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珍しくこの体勢で固まってたので撮れました。



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こんな感じの、おー走ってる!っていう毛虫いるね。