どなた様もありがとうございました2016。

  • 2016/12/31(土) 17:30:28

年始早々に移転という大イベントを決行する事態となりいわば病み上がりスタートの当店でしたが
発寒工場時代のお客さんの多くが来てくださいました。
初めて電話をくれたのが発寒工場で入庫は新工場へという離れ業をやってのけた方をはじめ、
新しいお客さんも多数訪れてくださいました。
鉄工団地の中という若干わかりづらい場所から、コンビニやディーラーさんの並ぶ大きな通りへと移ったのは確かですが
その通りに面した巨大な看板は未だ真っ白なまま、クルマから見えるレベルの看板を掲げたのも今月になってからと
どうも立地条件によってお客さんがたくさん来てくださったとも思えません。
5年続けてきた、社会人として整備工場として普通であろうとする真摯な姿勢と、ブログ記事に垣間見える私自信の人格者としての資質のたまものでしょう。ギャグですからね

おかげさまで毎年クリスマス恒例の1年車検のお客さんをはじめ、きのうやっと終わった仕事が2件と
ほぼかたづけのために出勤していた昨年までとはまるで違う年末を経験させていただきました。
なにをそんな遠い目で長々語ってるんだと思われるかもしれませんが意味があります。↓













ごめんなさい。年賀状書いてません。出せません。
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ゴメンネゴメンネ~♪



てなわけで気を取り直して最後の一仕事となった興味深い一件をご紹介しましょう。
もうなんも来ないべ。と気を抜いていたクリスマス過ぎの電話。
「エンジンがかからない」というVITZ14年車13万キロ。
なんと車検から戻って3日後のことってのはいけないことかいby岡村靖幸。
発寒時代何度も来てくれた方ですが遠くなっちゃったんで至近の工場に出したそうで。
そんな浮気もんしらねーよとは言わないボクはそう、
「エンジンがかからない」が大好物。マフラーよりも好き。

帰りがけに寄ってみるとコンピューターは「なんともねーっすよ」コード出力でつれない素振りのロングブラウンヘアー。
どしてなのなぜにってセルを回すもかかりそうな気配まるでなし。最初は。
でもそのうち、「ボボッ・・・」とかいって期待させる気配も醸し出すじゃないですか。
そのまま回すとそれが連続しておっ?かかるんじゃね―の?というところでバッテリー切れ。
「燃料ポンプだべ」とお客さんに告ってみたところ、一応来てくれて諦めて帰った車検やった工場の人は「燃料は来てる」と語ったそうで
「うっそーん」とパイプを切ってセルを回したらピューって出るじゃない。こりゃ来てるってゆーじゃない?残念!

じゃあプラグ見てみるべって新品持参でリベンジした翌日。
プラグはべちゃべちゃ。乾かす道具はないので新品をつける。でも初日とおんなじ。
ここで経験豊富なオジサン整備士ならではの過去の似たケースの記憶が蘇る。
この時点で持参したジャンプ用バッテリーも怪しくなってきたんで
意を決して自車のバッテリーと接続、長期戦に突入。
古いアクティなんでバッテリーへのアクセスがチョー面倒なの。

結果、しつこく回すと「ボボッ・・・」が長くなってきて最終的にかかった。イエス!
何発か空ぶかし後はもう、何事もなかったかのようにアイドリングもOK。
止めてももう普通にかかっちゃう。
じゃあこれでもう乗っていいのか。寒いからたまたまプラグがかぶったのか。



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それはまずない。これ、凍結してたと思われるマフラーの水を抜いてるの。



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いい勢いなのが伝わるでしょうか。



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良く分かりませんな。




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2Lのボトルに集めてみた。350缶くらいは楽にありそうでしょ。

ごそんじかと思いますがエンジンからマフラーにかけては一方通行。
吸った空気を燃料と混ぜて燃やして外に出せてはじめてエンジンは連続して回転するの。
排気系の詰りもエアクリーナーの詰りも、全く同じくかからない要素なの。
出口がないのに入り口からどんどん入れると当然入り口からあふれるの。


こうならないためにはそうだなー
もしアイドリングでマフラー出口からぴちゃぴちゃ水滴が飛んでるようだったら中には相当量溜まってるかもしれないので
穴開けて抜いておくのがいいのかもしれません。
バンバン吹かしても構造上なんぼも抜けないので。
ただ、今回私が車検整備を受けていたとしても避けられなかった可能性大。

結局マフラーで締めくくることとなりました相変わらずのトッカリモータース。
さすがマフラー専門工場。だからギャグだって

ともあれ皆様、どうぞ懲りずに来年もよろしくお願いいたします。








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マフラーと説教と猫のブログ。

  • 2016/12/14(水) 09:02:33

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実は前回の記事に盛り込むはずだった事例。
だからこれが抜けた回はタイトルと内容が合ってない。ひでえブログだな。

そんなに売れたとは思えないけど今年二台目のしかも同じ部位の修理のホンダエディックス。
センターパイプと呼ばれる、排気系の中間部に位置する部分。



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その前端のサビ具合がアレなんで早めに交換が必要と言われたのはいいとして
それを言い渡されたのがいちばん後ろのRマフラー交換を頼んでその納車時だったもんで
そりゃお客さん、大丈夫かこの工場?とご立腹なのも無理はない。



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そんでもうそこには頼みたくないしバカ高いその部品をまた交換なんて少なくとも今はそういう気になれない。
そもそも本当に必要なのかアンタぶっちゃけてくれよと。

前端がわもそうだけど後方のここらへんがなんか怪しいっすよ。




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拡大。「早めに」というより「いますぐ」だべ。
これはねー自分にも思い当るんだけど一言で言えば効率化を図るための分業化のマイナス面そのものですな。

発端となったRマフラーの初診でセンターマフラー劣化を見逃した、あるいは工場に入れずフロントサイドで判断して工場に指示のみ出した。実際の作業時に発覚>工場から報告>バツが悪いからお客さんへの連絡をスルー

またはフロントは工場にはなから丸投げ(別に悪くはない)>同じく実際の作業時に発覚>工場から報告>フロントはてめえのせいじゃないのに電話して怒られるのはカンベンだぜってことで結果同じくお客さんへの連絡をスルー

ま、そんなとこだ。若気の至りだべ。若かったらいいけどな。



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じゃあアンタ直せるのかと訊かれた場合、9割がた二つ返事でOKではありますが
その前に付近を点検ハンマーで打診します。
全部同じ厚みのはずのパイプ、場所によって音が違うというか感触が変な場合
穴はなくとも材料が痩せて薄くなっちゃってる可能性が高いからです。
その範囲が広いと、当て板するにもすげかえするにも手間が増え、新品部品に金額が近づいてしまうからです。

ひとまず、このコの字型のステーをどけないと当て板も出来ない。



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切る。コの字だから二か所。普通じゃない工場でまず考えないのはこの工程。手前味噌ですがもう少しで普通なんで。



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取った。



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しつこいようだがすでに「早めに」ではない。



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マフラーが平らなら、修理は簡単。



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どんなに厳選してもピッタリフィットなんてしないけどね。



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鉄が溶けてくっつくんだから、その近くだって叩けば軽く曲がるくらいにはあったまるからテイキリーズィー



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いつも思う。この固着防止のグリス塗布の恩恵を受けるのが俺じゃなかったら腹立つ。


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ここに付くステーがなくてもぉ~




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ここが決まってるってことは元の設計がいいんだな。なくてもいいんじゃないか。



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そこまで漢じゃないオレだが。

ちなみにタブレットで説明されたという前端の腐食はスルー。錆び取って塗装のみ。
もっと腐っててももげたのなんて見たことないから。



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今年もカレンダーその他いっぱい送ってくださった福島の偉人が春に作ってくれたもろもろ。
いいかげん年内に掲げたいと思います。あ、認証看板も。こう見えて認証工場です。




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レジ袋の音がしないとほぼ寝てます。