車検とは

  • 2015/09/12(土) 19:01:15

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ユーザー車検の事前準備で来られたスバルR2。
幸い、4サイクルの4気筒のやつでした。
意味わかんない人は「R2 360」で検索。

普通の速度域で「ザコッ・ザコッ・ザコッ・・・・・」ってあまり聞かん音。
リフト上での聴・触診でFハブまわりが左右で違うので怪しい右のみ交換GOサイン。



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外側のコーンのボール滑走面に打痕が。
めっちゃ無理にゴーン!ってなんかを乗り越えたかあるいは落ちたか。
50km/hでも「ゴー・・・」じゃなくあくまで「ザコッ・ザコッ・ザコッ・・・・・」が速くなってたんで
タイヤの回転数と異音の周波数を解析すればベアリングの確率はかなり低いわけですが

人並み外れた想像力でイメージすると多分そのときの相手の玉一個にもキズがある。
なのでコーンと玉のキズがシンクロしたときのみ音が出る。

あるいはキズのあるコーンはタイヤと完全に一緒に回ってるので
キズが上向きになるときだけ車重がもろにかかって音が出る。



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などの妄想はどうでもよく大事なのは直ったかどうかであり
お客さんには「違ってたらすんません」とか小さく逃げを打っておくわけですが
内心右脳が発火しそうなほど「当たってくれー!!」と通常使わない領域の何かを発してます。
せっかく余剰気味の選択肢のなかからお選びいただいた初めてのご来店でなおかつ車検の合否にはまず影響ないし。

結局私の試走では完全にそれは止まってたのでお返しし
ご本人もわざわざ「たいした快適だわ」というメールをくださり一件落着。
ここで大事なのは「車検」という制度に固執せず
「不快だから」「不安だから」という感覚を重視して指示をくださったこと。

「車検」てのは要約すると
>ちゃんとメンテナンスして事故や渋滞や環境破壊に直結する不具合を抱えていないかどうか国が確認する<
ちゅーことで残念ながら不完全なのはその審査基準をつくるのも実行するのもクルマのメンテナンス実務に関して言えば
素人が担当してるということ。
路肩に寄せられない空路の場合、部品がゆるんで浮いただけで国交省が出動しますが
陸路ではひとりやふたり死んだくらいではまず関知しません。
おそらく整備・修理にたずさわる側の真剣さもそのくらい差があるでしょう。私を含め。

たまに使う脅し文句ですが
真冬の中山峠や渋滞の石狩街道アンダーパスで動けなくなったら一気に10歳老化しますよ~ヒッヒッヒッ

要するに二年にいちどのイベントに執着せず普段の異変(かもしれないもの)を放置せず相談してねということです。

*業務連絡 エンコーダーには鉄がくっつく。



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こちらもスバル。別にガタもひびもないけれど年数に応じてのゴムブッシュ総入れ替え。



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リヤ側の作業中、オーダー外の異変発見。一本無い。折れ残ってたら悲しすぎる。




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ただ単についてないだけ。
まあ、元々スバルって必要以上にビスやボルトが多いから。
さすが元飛行機屋さん。備えあれば憂いなし。



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だからこんなのがいまだに動くというわけでもないでしょうけど。



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割れて燃料が漏れちゃったからパテで固めちゃった男気あふれる事例。
はがしてみようとしたらアルミパテ?削るのもままならず修復断念。



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バイクと同じで燃料ポンプというものがなく自重落下式なのでコックは欲しいから。



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しかしタンクとのつなぎ口は試行錯誤。スペシャルサンクスフォー中村師匠。



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電気溶接では完全密封困難で失敗作の山。



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ひとまずつけたものの



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受け皿設置で一晩放置の繰り返し。頑張ったなーオレ。





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来たかと思えば食って離脱・・・かと思えば一週間も現れず気をもませるわ・・・

自由すぎる・・・






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