マフラー 溶接 修理 札幌 料金

  • 2014/11/29(土) 14:55:17

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検索ワード風タイトルにしたのは、過去の他の記事よりもHITしてほしいから。

過去、数々の排気系を修理して紹介しましたが
そういうことも嫌がらずにがんばってやってますよーというアピールはもちろん、
実際お請けしたものの中にはすでにどこかで溶接されたものがありますが
あまりになんちゃってなその場しのぎ状態のものが多く
それをリセット(削り落とす/切り取る)して直すとなると手間が増える=料金が増えるので
最初っから来てほしいと思うから。

とはいえ、なんでもかんでも修理出来るわけではありません。
いや、正確には、それ用の部品が入手可能な年式の場合はやっぱり
新品部品を交換するほど修理代がかかっちゃうとメリットがないですから非現実的。
PCで検索作業出来るスキルのある人はまず新品の値段を把握すべきでしょう。
はなから車検証をお手元に電話すれば当店でも他店でも回答出来ますが。

というわけで社外設定なし、中古なし、純正新品で工賃入れると8万超えのケース。
タービン出てすぐ、出口まで完全一本ものだからそんなもんなんでしょうけど。



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こんな先のないパイプの両端の接合部が腐食してもげそうになってたので、違うパイプに替わってもらいました。
本来ゆるーいS字状ですがストレートでもそれほど無理なく。
かたちよりも、もとのパイプの中にちょうど収まる、もしくはかぶさるような「径」を重視します。
同径だとかぶせ代(しろ)がまるでないので
本来欲しい強い火では溶接中に溶け落ちて穴が開いちゃったり
線接合なので後々の強度に不安が残るから。



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他にも怪しい雰囲気の部分はハンマーで錆をおとしてみたり
ワイヤーブラシで根性をいれてみたりすると小さな穴が隠れてたりしますので
機械の電流を段階的に上げて補強の盛りを施します。
真っシルバーに塗っておくと見た目・防錆的にもいいですが
漏れが発生したときすすで黒くなってすぐ分かります。



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こういうバンパーの場合はここのセンタリングが唯一お客さんへのアピールポイント。



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でも工場的にはこういうとこのクリアランスにも注意を払っています。
一か所切り離しただけでプランプラン自由に動くので
出口のセンタリングが決まってても安心できません。

てな感じで1年はもってくれると思うこの仕事は¥27000-材料込み税込み代車込み燃料別。
思ったより高い?安い?

使った材料は中古マフラーの腐ってないパイプ一部のみですが
ノギスとメジャーを手に材料の選択やその前の段階の整理・管理
全体の姿勢の調整やそもそも修理方法決定のための考案部分
リフト・切削/切断機械・溶接機械の減価償却や保守管理
それに電気代・建物に関わるコスト・代車の保守管理。
それらがすべてそろっていたとしても誰もが持っているわけではない、
こづかれたり隠れて練習して身に着けた技能。

そんなようなもろもろが料金にわずかずつ反映されるべきだと考えますので
10秒で済むような一か所の点づけ溶接でも¥1000や¥2000ではありません。
もげてないただの穴で¥5000~
もげてれば¥15000~
今回のようなすげかえが必要な場合は¥20000~
過去そんな感じですのでこれからもそんな感じです。
ただし、一度見積もったら上がる方向への修正はしませんし
高いと思って修理しなくても恨んだりしません。

かといって、「すぐもげてもいいからとりあえずテキトーに」というのもだめです。
その件が知り合いとの会話に上がったとき、
「そんなテキトーな仕事どこでやったのよ。」
「トッカリモータース。まあ、俺がテキトーでいいって言ったしな。」
と、あなたが気を遣ったとしても
知り合いが記憶するのは多くの場合、「トッカリモータース=テキトー」ですから。

ま、すでに来られたことのあるお客さんの頼みや
他にもたくさん修理がある車検の中のいち作業となれば柔軟にやりますが。











































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タダほど高いものはない。

  • 2014/11/21(金) 09:14:07

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雪が積もる前に、というか年内にスッキリしたいということでしょうか。
この2週間はお問い合わせ・入庫が絶えず
集客のために書いているこのブログももういいか?って一瞬夢を見ましたさぼってすみません・・・

さて、キーが抜けなくなったというお仕事のハイエース。
元々ロック位置まで回せないと抜けない構造ですがそこまで回っていてヤナ感じ。
とりあえずシリンダーごと抜いてみまして。


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中のシリンダーそのものを取り出せる造りにはなっておりません。
ので正しいやりかたはやっぱり丸ごと交換です。
しかし車検ですでに多数の修理が発生しており、ほぼ全部お任せいただいたので
独断で修正決行を決断。



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そうと決めれば分解はそう困難じゃありません。



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しつこくロックが仕込まれておりますがやさしく破壊。



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どうもアルミのシリンダーの粉吹きがひどくて動くべきキー歯が一体化。
ちょっとした給油ではびくともせず。

通常、この状態まで分解すると鍵屋さんが新品の歯を見繕ってくれますが
このコンディションでは拒否られるでしょう。



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何が効くのかよくわかりませんがガソリンに漬け込んでも変化なし・・・



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結局ちっさなタガネでキー歯1枚1枚に衝撃を加えて動くようにして
やっとキーは抜けましたが数枚の歯がすでに割れておりました。
金色の歯は磨いたあと。
割れてるのと同じように、みんな腐った色をしておりました。

以上、すでに何度か来ていただいて今回はじめて入れてくれた車検で思ったより修理が多く
それでも基本受け入れてくださったお礼のつもりでタダ。
まともに計算すると部品買えるくらいの工賃になっちゃいますが
もっとも、正しい修理方法ではないんだし。

お受けする修理内容つまり金額によって
なにかひとつでもこっそり直してあげたいなんて目論んでおります。
洗車や掃除機がけなんていつでもだれでも自分でも出来るものを省いたとしても
分かる人はお得だと思ってくれると信じてます。






















セカンドオピニオン

  • 2014/11/06(木) 09:45:31

「セカンドオピニオン」
医療の分野で使われる用語を、他の分野でも流用するようになったわけですが
一発目(ファースト)のお医者さんの診断結果や治療方針に納得出来ない場合、
別なお医者さん(セカンド)の見解も聞いてみるという大筋では同じですが
自動車修理においては大きくその意味合いが変わる場合があります。

①病院では血液や尿、レントゲンといった基本的な検査結果を信頼し
 二番目以降もその提供を受けて考察するのに対し 
 
 整備工場ではそれはあまりしません。業界的にそういう体制がないし
 やり方や諸条件によって検査結果自体が大幅に変わる恐れもあるから。
 そもそも、一切の検査なしで絶妙な空気感で診断を下してる場合もあるし(笑)

②病院にだって経営上、保身上の都合があるでしょうけど
 基本的には患者さんを良くするという方針はみな同じでしょう。

 自動車の場合は言ってみれば取り換えのきく道具ですから
 耐久性と経済的事情を天秤にかければ、必ずしも直すのがベストとは限りません。
 直さない可能性があるのなら、時間(診断料)をかけるのはもったいない。
 販売もするお店だとお客さんの意思そっちのけで診断結果に商売上の事情が加えられたりして。
 最後のはあくまで想像ですが。



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そんな想像が現実味を帯びてしまう事例。
修理代うん十万、買い替えを勧められたけどどーなのよと。

この穴にドライブシャフトが刺さる、つまりはオイルシールもはまるわけですがオイル漏れ。
なんか傷だらけなのはまあ支障が出るほどではないとして、
わかりづらいですが穴の下部がつぶれていてまん丸じゃないので、オイルシールがちゃんと入れられません。



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むりくり入ってたオイルシール。
リップ部を引っ張ったら力なく抜けてきたので
私が変形させたわけじゃありません。



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ずいぶんご苦労なすってはめ込んだようで。



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このケースはもう使えないけれど
奥に入ってるベアリングは使いたいなーとプレスで抜いたら
変形してた部分がベアリングでこすられて光ってます。
千なんぼだとわかったんで替えますが。



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そして割れました。



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なぜファーストオピニオンに否定的なのかというと。
そもそもの発端は、オイル漏れで修理に出したらこのケースの合わせ目からだってんで
それが済んで僅かひと月後に再発、それが今回。

つぶれている部位は車載だとエンジンのほうを向いており
走行中に直接何かに当たることはまずない。
もっとも、そのさらに下にエキパイが通ってるし。

要は、このトランスファーという部品をミッションから外すときあるいは移動中
床に落とした可能性が高いんですね。
お客さんの記憶が確かなら、新車で買ってそこにしか修理させてない。大事故もない。

あっさり言えば、
自分で壊しといてその修理代高いから乗り換えろと。

正直、壊したのを自腹で黙って替えることはないこともないけれど
このレベルで単に黙ってるだけってのも潔すぎるっていうか
フロントマンも知っていたらそりゃもうひどい工場ですが
知らずともそれまでの経緯を見れば、現場の報告を鵜呑みってのもそれはそれでアレ。





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その何割かを占めるのはマフラー交換でもありますが
ダメなのはハンガーの金具だけなのでそこはほれ修理大好き。




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もう上からどうこうって状態じゃないので
クルマにつけたら新しくステーをつければいいっしょ。



修理におけるセカンドオピニオンは複数見積とは違います。
診断によって作業内容まで変わったりその出来栄えはさまざま。
家電なんかのように、同じメーカーの同じ機種という品物はふたつとないのです。
もちろん、当店がファーストだった場合も
納得度合によっては遠慮なくセカンドへ進むことをお勧めします。
自分でそう言うからには、戻ってこられても冷たくしたりしませんし。