殺し文句

  • 2014/10/29(水) 19:59:05

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車検で初来店のウオークスルーバンって後ろが観音開きのそのヒンジ。
交換は簡単ですがもう無いそうです。
たかが20年前なんですが。



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現物修理と決めたのは溶接が好きだから。
ウソ。
そこらの蝶番だと大体が閉まったとき同じ高さというのが前提なのでそれを改造するほうが大変だから。



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その前に折れた原因を取り除かなければなりません。



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限られた範囲しかつけられないので



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幸いゴムに当たる位置にある裏側も盛ったり。



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かといってそれだけじゃもたないと思うので補強を試みたり。



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こういう動くところは自分の思うMAXまでやってもまだ不十分だったりするもんで。
そもそもやろうとしてることに無理があるんだから。

だから他では断られたというか嫌がってるオーラを感じちゃったそうですので。
↑これがほれ、殺し文句。考える整備工場的に。
「あいつが出来ねー仕事、おめーはどーなのよ。(まさか同じじゃないよなあ?)」



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仮づけしたらガンガン動かしてやりました。
大体、直した本人って大事にそーっとやるのが人情ですが
もしもだめなんだったら納車前に発覚してほしいので。
無事なようなので穴塞いで塗って仕上げました。
そっちは素人同然なのでなんちゃってですが。



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ドアガラスを下げたらハンドル一回転でがりがりいってもう動かないのは
オーダーにはなかったけれど強制調査。



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レギュレーターのギヤがこんなことに。



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こっちは専用設計でもない気がしたんですが廃盤だってんで
強そうな鉄板がとれそうだから捨てずにいたなんかのレギュレーターを合わせてみたらあら不思議。



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思ったよりがっちりした点づけのブーメランを双方切り離して移植。



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無負荷試運転は良好。
ごっついゼンマイのケッチンを喰らって悶絶したかいがありました。



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本付けはスポットカット後の穴がサイコ―ですね。
パッパと進んでるように見えますが
全ての範囲で歯当たりに大差がないよう、
歯が足りなくてガラスが閉まりきらないなんてオチのないように十字をきりました。

あとで訊いたらオーダーがなかったのは、
過去修理を依頼したら部品がないからと断られたので諦めていたそうです。
良かったですね。ついに変な工場に当たって。



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こういう内張りがどこも裂けてないって奇跡的。



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ディーラー時代はこういうビニールを極限まで開け閉めした形跡を残さないように競ってました。
キレイなのに当たるとその癖が出ます。



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今回ドナーになってくれた、なんかのレギュレーター。字もマークもなんもない。
ちょっと変わったかたちだけど何のクルマか知ってる人、教えてください(汗)



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広大な北海道とはいえ、この明細は歴史上初かもしれない。











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陽忍と陰忍

  • 2014/10/25(土) 20:21:22

手間ども忍びの世界にゃ大きく分けて二種類いましてね
普段は一般人の顔して仕事に精を出したり近所づきあいしながら必要なときに動くタイプ
対してその存在そのものを誰も知らないポピュラーな忍者っぽいタイプ
陰と陽、光と影ですな。

クルマの故障もしかり、なんか漏れてるとか減ってるなんてな見りゃわかるからいいとして
電気まわりなんかでコソコソおかしなことになってるってのは始末が悪いですわ。



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オイル漏れを止めよとの兄さん23ジムニー
エンジン/ミッション結合部がしっとり潤ってたんでまずは洗浄するわけですが
プロいオーナーの見立てはクランクRシール、同感なんですが
洗浄後の試運転では変なところから流れてきてちょっと不安。



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あるあるなオイルクーラー部パッキンはご自分で対処済とのことで問題なし。



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ミッション外さないと何も見えないのでやりましたが
FRスタイルなのでたかをくくってたら進まない進まない。
かろうじて外せるセルモーターの穴からATコンバーターの結合を解くんですが
すぐそばにはダイナモが陣取ってて見えないは届かないわ。



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結局のところこれ以上ないくらいはっきりと予想どおりでしたが。



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すぐそばについてるこれが漏れたオイルを拡散させてた実行犯ですね。



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さらにこういう板がオイルの溜まる部屋を作っちゃってるから
点検時には変なとこからにじみ出てきたりするんですね。

真っ当な大人としてはこの際ATコンバーターのシールも替えて今後の不安を払しょく。
やたら多すぎだったATFはその際抜けた分で適量になって一石二鳥ですね。
必要ないからドレンからは一切抜いてませんので。



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変わって、先日時限爆弾よろしくカチコチいってた半旧車フェアレディ。
ATのソレノイドの通電が切れなくてあがってたバッテリーを充電したらカチコチは止まりました。
あれはATコンピューター内部の指示系統で使う電流に対してソレノイドのそれのほうが大きいため
ONすると電流不足でコンピューターが気絶、するとソレノイドがOFFしてコンピューターが目覚め
また指示を出すんだけどすぐ気絶・・・の繰り返しだったと思われ。

要はバッテリーが満タンのときは電流不足が起きないのでカチコチ音はないけれど
実はソレノイドはONしっ放しでバッテリーあがりへの道を突き進んでいたわけですね。

結局のところ、キーを回さないとコンピューターに来ないはずの電源が入りっぱなしと判明(今頃。)
もらった回路図にはいかにもおめーだろってリレーがありました。



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悲しいことに装着位置はこのヒューズブロックの裏。
フロアマットを涙で濡らしながらブロックごと車外へ出して当該リレーを点検。
別にON固着してない
頭真っ白でブロックも割ってみましたが中身はただの金具の迷路。
それを動かすIGスイッチは別件でシリンダーごと新品に替えられたばかり。



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見た目はそれなりに怪しいので交換するとしても決めてがない。
でも、これ抜いてると問題の電源は複数個所ちゃんと切れるし。
どうしても今やってみたい。



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診断に全く影響のない回路に同じのを発見。グフ。

結果、ATコンピューターへの通電は各条件で正常化。
キーONで2秒間点灯するメーターのパワーランプも正常化。
(↑今までこれがなかったから制御開始のきっかけがつかめなかったもよう。)
おまけに1速から動かなかった変速も正常化。
たまにある。今まさにおかしい部品なのに、動かすときの衝撃で平然を装っちゃう。

電源が切れたときに対処する設計は機械的に出来てるけれど
入りっぱなしというのはさすがに想定されていないのか。

まあそんな開発/設計事情はどーでもいい。直ればね。
たまにはラッキーな芋づる式もいいでしょう。えらく時間かかったけど・・・










アナログの対極ってデジタルですか。

  • 2014/10/20(月) 15:00:55

「今のクルマってなコンピューターで動いてるからさっぱり分からねえ。」


なんて逃げ口上が口癖の先輩がいましたが
結局のところ〇〇交換とかがめっちゃ速いとか
音を聞いてその部位を当てるのが得意とか
要するに一度経験したものはきっちり記憶してレベルアップを繰り返していく
いわゆるたたき上げっていうんでしょうか。
もちろん彼の速さから学ぶことは大いにあったわけで
その守備範囲においてはとてもかなうレベルにはなれませんでした。
逆に言えば範囲外のもの、例えば何かのランプが点かないとかの診断になると
手が速いもんだからろくに考えずバラすわバラすわ・・・で反面教師。

反して、手が速くもなくそれどころか人の手を借りながらなんとかするタイプの同僚もいました。
しかし、なぜか完成が早い。
何ら臆することなく恥じることなく、それを得意とする人の手を借りるもんだから
極めることはないにしても、浅いにしても、なにせ広く経験している。
自分の業務外である登録がらみのことも多少は知っている。
試しに何か訊いてみると、「それは〇〇に訊け」とか言う。
要するに寄り道・迷い道・やり直しがないからゆっくりでも早く着く。

そんな人たちのいいとこ取りでかなり薄まってしまった私です。



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旧車って気はしないけど旧車かもって年代。
H7のZ32フェアレディ。ATの変速不良。
1から2へなかなかアップせず、してもショックはデカいわ3にはいかないわ。
半分載せ替えモードに入ってますが自己診断くらいはやらんとね。

このモードスイッチなるもの、それぞれのモードでメーターにパワーとかホールドとかが光るんですが
「パワー」のランプは故障時の警告灯としても機能します。
自己診断にもその点滅具合を読み取って利用します。

が・・・少なくともキーONで2秒間点灯するはずなのにしない。
長ったらしい手順の自己診断モードにも入らない。



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スイッチ操作では点灯するのでそらもうコンピューターかもねって
助手席マットをどけたらなんかイヤな感じ。


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フロア側も。


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うわー・・・もう終わったも同然か?



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助手席で足を伸ばしたあたりに板があってその下にコンピューター。
たまりませんねこの気遣い。指入れて引っ張れってことでしょう。


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こっちのようです。
現代のようにエンジン用と一体になったらもう旧車ではないのかもしれません。



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ここは無事のようです。
このあと本体もふたを開けてルーペで観察しましたが期待に反してなんもなく写真スル―。



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ひとまずキーONで2秒点灯の指示が出る大元を診ますが指示出てません。
(ホントは写真と逆で、光ったのが消えるはずのところ消えない)



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それだけでも十分疑わしいコンピューターではありますが
外が静かな日曜日、なんかクルマから「カッチンカッチン・・・」と小さくずーっと聞こえるので追ってみると
どうもミッション付近から。キーを抜いても止まらない。
そういう音といえば変速のための油圧回路を切り替えるバルブなのかもと
ATコンピューターのカプラーを抜いたら止まる。挿すとまた鳴る。

もういいだろうと思いながら勝手にON/OFFしてるであろう線を捜索。
検電棒ではただ光ってるだけだったところが、
アナログテスターだと0-2Vを繰り返す。約2Hzで一定。
しかも二本同時に。
お気づきでしょうか?レンジが電流になっててしかも読み間違えてますが
こんな安物テスターは壊れませんでした。
なぜなら預かって次の日だったのでとっくにバッテリーあがってたから・・・OTZ




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見事にそれは変速用バルブの電源線でした。
他のと共用のアース線が断線して、常時通電してる他のバルブの電源で誤作動の可能性もアレですが
キー抜いても鳴るんだった。もういいでしょう。



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ちなみにソレノイドA・Bが同時にONだと1速です。
ONしっ放しではないものの、症状とも一致しています。

この組み合わせ表、一級整備士の教本に採用されてまして
実は見なくても覚えてる有名なもの。
ONする条件は1がAB、2がB、3は両方OFFだから飛ばして4がA。
一発で覚える方法としては1・2・(3)・4=ABBA。
そう。Look Like ダンシングクイーン。Bは一個裏返しだっけ?

ちゅう感じでデジタル部品もほぼアナログ盤ベースでやってます。


















いいんだ。わかっちまったのさ・・・

  • 2014/10/16(木) 20:19:37

今年はかなりいい気がする!と言いながらも
毎年シーズンインしてからもいじってばっかの廃油ストーブ。
今回はせめて今時期には完調にしとこうと毎日のように運転しております。

今日は多目の給油で長時間運転にトライしたところ
2時間ばかし経過したところでパワーダウン。
ふた開けターボで復活したものの、これじゃあ目を離せない。
どうやら、熱変形により上蓋の密着が良くなっちゃって
いい塩梅の隙間風が入らなくなるような気配。



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やっぱテキトーなこの切り口とパッキンの燃えカスの残った上蓋じゃあね。



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かといってペール缶本来の高さじゃうまくいかなかった過去があるので
とりあえず分解。



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上蓋は本来の合口とくっつけちゃって
開け閉め出来ないと使えないので
切り口の影響のないテーパー部どうしで密着を良くしようって寸法です。



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ここらへんが効いてくれてるはず。



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中古部品の梱包材として来ることがあるコレ。
どうにも使いようがなく困りもんなんですが



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着火用に非常にいいことがわかりました。
良く見りゃ最初っから井桁状態だもんね。



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さすがに直接は着火しづらいので
普通の紙(つるつるしたのは瞬時に灰になるのでダメ)も少しね。



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火がまわって煙突のスリット部にも見えてきたら蓋をクローズ。



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暗くしてこのくらいだと外の煙も見えないレベルでグー。
明るくても真っ赤なとこまで燃やすと外には黒煙ぽいのが出ちゃうので。



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実は蓋の改良がうまくいったために
始動時の給気不足になっちゃったのでビトルボ化しました。



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安定したら一個はもう必要ないので塞いじゃいますが。
チョークバルブみたいなもんですね。
隙間風がなくなると、調節はこんな鉄板で充分でした。



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素手で出来るようにつけた取っ手がお気に入り♪

代車・社用車に工場が写る。

  • 2014/10/15(水) 09:03:38

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古巣の社長が「代車無いと困るべ」って、もってきてくれた平成ひとけたトッポ。
社員のときに整備を任されていたのも自分だし
休みに出てエンジン載せ替えたり、
Rワイパーのないクルマなんて乗れないってお客さんがいたり、いろいろ思い出はありますが
社長ーこれもうそろそろ・・・って見た目だったので
一回車検とったら終わりかなーって内心思ってたのが
15年も経ってからメーカー保証でエンジンメンバー強制交換やらなんやら
手を入れてるうちにまた愛着がわいてきてもう3年。


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こう見えて機関部はオイル漏れ一切ナシ、
ついてるものは全部ちゃんと動くんですよ。



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これの仲間によくあるのはここらへんのオイル漏れ。
上方のオイルポンプから流れて来たのが前傾してるエンジンを前のほうにつたわって
オイルパンやコンプレッサーのブラケットをべたべたに濡らします。
いくらタダで借りた代車だって、自宅駐車場のアスファルトにオイルが垂れたらイヤでしょう。
いずれその染みはアスファルトを溶かして穴になりますから。



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ミッションだって乾いてますよ。
なんか書いてあるドライブシャフトは異音が出て替えた中古です。



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ブレーキパッドについてるウエアインジケーター。使用限度お知らせ装置です。
黄色く塗ったとこは台座の金属部。
そこまでいっちゃうと相手のディスクが傷だらけになって替えなきゃならなくなっちゃうので
その前に「キィ~~~」って音で知らせてくれます。

単なるブレーキ鳴きとも似てますがその違いはといいますと
①音量は小さめ。
②だけど高周波。鳴きが「キー」ならこっちは「チー」に近いかな。
③踏み方や走行時間で変わる鳴きと違って、乗るたびにずっと必ず同じ音が出る。
④踏んでなくても出ることがある。



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側面を見ると、もうあまり使えないことがわかります。
厳密には、インジケーターが発動してもしばらくは使えますが。



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ディスクにあてたところ。



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新品。



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代車として出しても長くてせいぜい2週間ってとこなので
目を光らせてれば年内は使えるかもな感じでしたが
落っことしたらはがれちゃった・・・走行中じゃなくてよかったと考えるべきですね。



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せっかくめくってみて錆びてないのを確認したんだらそれ用の給油を。
いちいち言ってませんが、車検で入れてくれたあなたのにもやってます。



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これも同じく。
でも、これやっててもゴムブーツが切れてなくても錆びるのは錆びるもんで。
なのでまともなとき(普通に分解出来るとき)にゴム類一新のいわゆるオーバーホールするのが望ましいわけです。

てなわけで当店のトッポには外見はともかく、使って特に写るものはないと思います。

「写らないのかよ!?」って思いました?

いいんです。その道のプロではないお客さんに何か見えてしまうとすれば、
かなりの確率で「良くない要素」のはずですから。

まあ、たまにプロ並みのお客さんの指摘を受けて改善した結果でもあります。
遠慮せずに言ってくれるってほんとありがたい。





突き詰めるとシンプルになる。

  • 2014/10/13(月) 20:08:28

今年もストーブのことを心配する時期になってまいりました。
思えば3年前の創業は準備がずれ込んであろうことか超厳寒期の2月。
部品仕入れ先の担当の佐藤さんが強制的に納品した年代物のジェットヒーターに救われたものの、
一日中つけとく甲斐性などあるはずもなく。
わらをもつかむ思いで検索してたどりついたのは自作出来る廃油ストーブ。
部品を買わなきゃならないモーター過給式ははなから眼中になく
煙突の構造を工夫して廃油を上手に燃やして煙をもくもく出さないやり方があると知り
基本オイルが入ってた20Lペール缶を流用して制作。
当初は仕事にならないほど頻繁にみてやらないとまともに燃えてくれず
いい加減売ってるのを買おうかとも思いましたが
悲しいかなそこまでふんだんに燃やすほど廃油が溜められず。
そうこうしてるうちに毎年改良は進み
一日中勝手に燃えてくれるレベルに近づいてきたわけですが
今年2014は蓄積したデータをもとに大幅に方向転換しました。

ではご覧ください。


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ま、全景はたいした変わってませんが。
煙突は過去、1L缶をつないでましたが
あまりにも劣化が速いのでついに二本買って来ました。
傾いてるのは天井から吊ってるその位置が良くないから。
とりあえず試運転出来れば今は良し。



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点火10分後。うおー!どうにも止まらない。
ちゅーのはウソで、ふたを半開きにしてるから給気多すぎなだけ。
実は去年までのはトヨタ車のスロットルバルブ付きでしたが↓
http://umihyou.blog.fc2.com/blog-entry-108.html
http://umihyou.blog.fc2.com/blog-entry-208.html

安定燃焼に入ると全閉で充分だったんです。
各所いい加減に結合されてるのですきま風程度で燃えるんですね。


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ペール缶の本体に開けた穴と言えば煙突のだけ。
二次燃焼用給気スリットは真下に向けたほうが良さそうですが
全く火が見えないと不安なのでチラ見せの角度へ。

初めて煙突を横向きにしたのは
縦のストレートだと本来求めてる熱も一気に外へ出てる気がして。
ペチカなんてのは内部がいろは坂状態だそうです。
そこまで複雑な工作は定年後の楽しみにとっておこう。



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20分後。スリット部の火がチロチロに。
失敗かもしれないから給油は缶の底がかろうじて隠れる程度でやめといたのでそんなとこ。



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そのまま放置すると消えるんですが
油が燃え残って底がべとべとになるので
このふたを開けて消火準備のターボ。



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なんか色塗ってるように見えちゃってますが
消えかかってたのが一気に炎で満たされてます。
でもここからめっちゃ吸ってるようで、火柱が上がることはありません。
逆に点火時も一気に油をあっためたいのでこのふたを開けます。
なんだったのよ。あのスロットルバルブ。



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消火後。べとべとしてないでしょ。
毎年ね、試運転時はすっごい調子いいのよ。
気温が高いから・・・ハハ・・・



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やべ、向き逆だった?







故意も過失もXはX

  • 2014/10/11(土) 10:48:01

実は私、ひとのHP運営のために仕事するライターじゃなくあくまでも自動車整備士であります。
なのでたくさんお客さんに知ってほしくて書いてる、HPとしてのブログ、
面白いと思って見ていただくのはありがたいことですが
みんながみんなずーっと見てるだけで来てくださらないのでは困ります。
ただ、人間どうしても波というかその日の気分というものがありますので
ひとつふたつの記事だけで当店を、店主の私を読みとるのは危険かもしれません。
例えば画面左、上のほうにある「カテゴリ」から興味のあるものを選んでいただき、
ご自分のポリシーに反するような記述がないかどうか確認していただくというのもいいでしょう。
毎回、相当言葉を選んで書いていますので真意が見え隠れするといいますか
私という人間が出ていると思います。


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そんな感じで充分に検証したうえで
初めてのご来店なのに重要な部分をお任せいただいたすばる。
すばるオーナーは比較的綿密な下調べをされる方が多い気がします。

エンジン以外にもすべきことが多く
予算を提示していただいたので数パターン見積もりましたが
浅く広くではなくエンジンに重点を置いたやり方を指示されました。
長く乗るつもりの場合、それが正解です。
そこらへんに関してはしばらく不安がなくなるということなので。


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誰かのときに作ったSST。
数年ぶりの再登板。



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旋回時にカクカクいってたのはドライブシャフト。
聞こえる方向とゆすった感じからF左とあたりをつけて中古を採用。

同じものかどうか比べてたら・・・



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立てたときになんか出てきました。
クルマについてたときにはなんにもなかったのに。
不思議。



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ちいさいほうだけバンドが汎用品に替わってるのはあれでしょう。
元々のが緩んでグリスが出てたから対処したのか。
そのときすでに水が浸入してたのに気付かずバンドだけ替えたのか。
それともそのときの締め付けが甘くてのちに水が入ったのか。

いずれにしても現状では中の水が出て来ちゃうようなゆるさ。
一生懸命やった結果が良好じゃないのと
テキトーにやってそうなのとではなんか違うのか。
いちお客さんにとってはなんも違いません。

特に前者の場合は困りもの。
本人も自覚がないまま、不具合の原因を大量生産しちゃう。
しかも遅効性の毒だから発覚するのはだいぶあと。



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普通の推察力があれば、仕入れた中古品のそれも見とかなきゃ不安。
あくまで普通の。
私の人生に大きな影響を与えたかつての上司はことあるごとに言いました。

「早く普通になれ。」

経験や年齢に見合ったレベルでばらつきなく仕事しろってことです。
「真っ当」のほうが適切なのかもしれない。
彼に言わせれば、「こいつはまあそれ相応だな」ってのはめったに見ない。
だから、たまにいる普通なひとが「すごい」なんて言われちゃう。
ほんとにすごいやつになんてまず出会えない。

一部錆びてるとこは気になりますが後回しで組んじゃいます。



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ミッション側はオイルが入ってるので
シャフトを抜いたらあふれてくる車種が多いんですが
全くその気配がないのはひょっとして足りなくね?
って疑うのが普通。



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錆びてたところは楽して速くきれいにするのが普通。



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地肌が出ちゃった鉄は一気に錆びちゃうから防錆するのが普通。(回したまんま♪)



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360度好きな位置に刺さる外側ジョイントは
ロック溝をハブボルトから離して刺すのが普通。



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こういうのも見て見ぬふりしないのが普通。


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針金やタイラップは初歩の初歩な普通。



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こうやるって決めてるとそんなに面倒じゃないし材料はあるし。
お客さんには見えないけれど
いずれ「普通」の整備士に見られちゃうかもしれないし。
アメリカのハンドガンのカスタム職人はこういう誰も見ないとこに署名するそうです。
だからってしませんが。



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すばるあるある。
エンジンアンダーカバーの後端固定クリップが冬場の雪で行方不明。
あるいは外すとき割れちゃって放置。
それで垂れ下がってまた冬場に今度はバックでカバーそのものが引っかかって破損。



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こないだ居酒屋で勢いで頼んで残しちゃったビールをやめとけば
二個買ってもおつりが来ました。
いつものみほだから関係ないって?ほんとー?
2,3品たいらげてない皿があるんじゃない?












なに考えてんだよ。

  • 2014/10/08(水) 18:39:37

一般的に、自動車整備士は一体なに考えて仕事してるんでしょうか。

勤め人であれば
「あー早く帰って飲みてー」とか「給料上げやがれこんちくしょー」とか
まあ大体自分のことばっかりで、そのために一生懸命やるって感じでしょうか。
実際自分も長いことそうでしたから(汗)

まれに、うまく仕事をすすめること、つまり作業や診断を効率良くやるという
業務そのものに喜びを見出すやつもいたりします。
それも私ですが(笑)
それはたまたま出会った上司・先輩の影響が大きいわけですが

ではその人たちやその上の経営者たちはどうだったんでしょう。
特に何か決断を必要とするとき。
「どっちが儲かるのか」 「どっちが安全か」 「このお客さんを失わないためには?」
 こんなところでしょうか。

というわけで自分でも興味があるので
一件の修理事例においての思考過程を追ってみましょう。



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取っ払われてた触媒をつけて無事車検を更新出来た昭和フェアレdy。
燃料計も診といてくれとのことです。

たしかに、入庫まえに10L入れたとのことですが針はほぼEラインなので
なんかおかしいんでしょう。
さて、どっから診る?やっぱいっちばん簡単なとこからだな。
で、外から見えるタンク側ゲージユニットにニセ満タン信号注入。



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見てのとおりメーター側はちゃんと反応。
この時点で、メーターとそこからタンクに至る配線という広範囲の点検は不要に。
フフ。こいつあ楽に終わりそうだぜ。



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あとはタンクからユニットを外して磨くなりなんなりどうにかなるべ。
って待てよ?どんだけ入ってるかわからんからガソリン抜いたほうがいいべか?
めんどくせーけどなーあ~ど-すべ。
・・・しばしお悩みタイム



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結局、ゲージを外した瞬間「ドバー!」ってテンションガタ落ちが恐くて抜くことに。



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結局なんぼも入ってなかったものの、こんなのも抜けて結果オーライ。
そうさオレは間違っちゃいないさ・・・いないさ・・・

ちなみに現代の、部品が普通に買えるクルマの場合はここで終わったも同然。
車種によってはポンプとセットになっちゃってて何万もするので
新品か中古か悩むくらいでしょうか。



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ゲージのフロート(浮き)が根本で固着してるのは良く見るんですがそれはなく
樹脂整のフロートがガソリンを吸って浮かないなんてことがないかどうかテスト。
それだけのためにバケツに水を張るのはムダだな。
さっきモップに使ったので充分だ・・・充分だ・・・



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沈まない。ここまではOK。



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サーキットテスターで可変抵抗の具合をみると、良かったり悪かったり。
まあここの可動部は磨くでしょう。
切れちゃわないように手持ちのペーパーの一番ユルイやつ、#1500で。



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それでもなんだか不安定。
そっかーこっちか。
電気部品てのは入り口(+)があれば出口(-)が必要ってね~



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マイナス用接点はこのフレームに接触してアースするので
そこらへんを細部用やすりで磨く。



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これ、パッケージに「お買い得やすりセット」って吹き出しそうなネーミングなんですが
私にとってはホントにお買い得でした。¥500-。
かつてこれでうまくいった細工が多分10件以上。



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こんなとこも



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こんなとこも。
クラシックミニとかにはぜひ1セット。


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サビを取れるだけ取って組み立てて。



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一度タンクにつけて燃料を少し戻してみて
E側に信頼性を持たせるような微調整。
満タン側は多少ずれても困りゃしませんが
Eの手前なのにガス欠てのはショックが大きいですからね。
しかしアジャスト可能てのがホント昭和ですね。



そしてどうやってうまいこと説明して納得してもらってこっちも損した感のない料金設定するのか
こっからまたしばらく悩むのです。
「燃料計点検修理一式」なんていうナメた明細はかつて一件もありません。









ナイスパス。

  • 2014/10/04(土) 19:46:07

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市外から来ていたお父上のクルマを運転したら、ブレーキペダルがえらく深いと感じて当店へパスしてくださった息子さん。

実は以前にも、当時ご自分は来たこともない当店へロングパスをくれた素敵なお方。

お父上のマークXは車検間近ですがもう待てない状態だったので後ろはセット交換。
内側パッドが異常に減ってますが、明らかにまともじゃないディスクのせいばかりでもありませんでした。


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キャリパーを自由にスライドさせるはずのピンがどんだけよってくらい固着。
どんだけかっていいますと。


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むりくり回転方向へ回すと、つけた印が動いてるってことは。
動いちゃいけないはずのピン固定側のねじが回っちゃってる。エーン・・・



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こういう場合、印のあたりをガスで熱するのがいいわけですが
ピストン付近はもちろん、単体では買えないピンのゴムブーツがすぐそばなので
水をかけながら熱するという強引な措置に出ました。

スティ―ブンセーガルの沈黙シリーズで見た
海中でも溶接って出来るんだーっていう記憶のフィードバックです。



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何度か繰り返してぶったたいて、やっと動いたと安心したのもつかの間。
なんと4輪中3輪でそんな状態。
一瞬ですが、融雪剤散布も除雪も止めてジムニー購入者に補助金とかどうだ?なんて空想に身を投じました。



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抜けたピンはエーゾー式修正法にて。



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ここらへんはゴムブーツが密着してくれないとまずいんで伝統芸能工芸の手法を採用。




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穴側もペーパー巻き棒にてひとむき。



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さて、あたかも液漏れでエア噛みのような踏みごたえは結局なんだったのか。

上図参照。
ブレーキを踏むとキャリパーに送られる油圧によってピストンが穴からパッドに向かって出てくるわけですが
それだけだと押されたパッド1枚しか仕事が出来ません。

なのでキャリパーそのものがピストンの反作用で図で見ると左側に動きます。
するともう一個のパッドもキャリパー本体に押されてディスクに押し付けられ
タイヤを止めるという仕事が出来るというのが本来の姿。

本件ではピンがキャリパーの穴とくっついちゃって動けませんでした。
しかも3/4が。
なのでピストン側のパッドしか仕事をしない=そっちばっかり減る
さらには当然制動力はうまくいっても半分程度しかないので普通に踏んだんじゃ止まらない。
止まらないからもっと踏む。
動くべきところが動けないのに正常時よりも大きな力が加わるとどうなるのか?
想像ですが部品自体が変形することによって余分な力を吸収する。
なんて恐ろしいことでしょう。
変形する部品というのは弱い順にピン、パッド、キャリパーの細い・薄いところ・ディスクあたりでしょうから
どこか折れちゃう可能性も否めません。見たことはないですが。

わかりづらいですか。では例をあげましょう。
壁ドン体勢でカノジョに接近するためには当然ながらドン手を曲げて体ごと近づくわけですが
つっぱったままそうしようとすると・・・
カッコ悪く首だけ前に出るかあるいは壁をぶち抜くことになり
いずれにしても目的達成は困難になるということです。

要するに「なんか変?」は点検のサインだっちゅうことです。




Dreams Come True

  • 2014/10/03(金) 18:42:50

Dreams Come True
ドリカムの話じゃなく
要は信ずる者は救われるみたいなことでしょう。
あきらめるなってことでしょう。
松下幸之助のドラマで見たんですが
ある程度会社が大きくなったとき「どうすればそんなに成功出来るの」の問いに
「成功するまで止めないことです」って。
正直に、成功したら言いたい放題だなって思いました。

でもまあ、そういう意味の成功じゃなくても
日々、仕事の部分部分でのそれとか
家庭でも料理の味のそれとかの繰り返しじゃないですか。



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社外部品満載のすばる。
ごくたまに警告灯が点灯、それとは同時にじゃなくエンストもあるそうです。
最初っから心が折れそうな予感です。
でも、オレはやれば出来るんだ。Yes We Can! と自己暗示。



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ガーン。一番やっかいななんでもありのコードだぜ。
ちなみに最初の警告時には別の工場で燃料系と判断、燃料ポンプを替えたそうです。
なんと愚かな。おろか。ぶ。



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まずはここらへんから。
これだとギリ車検合格ですが



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見てると、ここまで上がってさっきのとこまで下がる、その繰り返し。
これじゃもう車検も不合格です。
ちなみに車検とったばっかりだそうです・・・OTZ




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「リーン」てのはリッチの逆でして
空気と燃料の割合についての話を言っております。
要は燃料が足りないと。
逆に言えば空気が多すぎるぞと。
前の工場は前者のみ眼中においてことを進めたんでしょうが
100%あてずっぽうでしょう。

次はなんもバラさずに診られる、エア吸いの有無からスタート。



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反応がさっぱりなのでプラグやコイルを見たついでに圧縮まで見ましたが。
これといってダメそうな要素も見当たらず。
だいたいここら辺で嫌になってきて社外部品のせいにしたくなってくるわけです。
あるいはコンピューターかー?とかね(汗)



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ひとまずワイヤーパンパンでストッパー寸止めみたいなスロットルを調整したり。



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で、空ぶかししてたらチョイ踏みでエンストするようになってきたので
急に元気になって疑ったのはエアフローセンサー。

あれ?



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ああ、ボクがつけました。
棚にあったのが同じかたちだったんで。
あはは。
メーカーのオーダーで端子配列を変えるなんてムダはしないだろうと。
もしくはこの時代すでにトヨタとは共有体制でコストダウンを図っていたとか。



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てなわけでエンストも警告もなくなってコンピューターにもバレてないし。
なぜバンク1だけのリーンなのかは理解に苦しむところではありますが。
さらに、使った中古は多分ダメで替えたもののはずなのでこれで納車は無理ですが。

まあこんな風にいろいろ試しながら最終的に結果を出すわけです。



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おかげさまでついに大好きな歌う職人、生きてるsalyuの札幌ライブに行けました。
仕事帰りだったので3人のスタッフも持ち物検査を通過して参加。
一人じゃなんなんで二人で行きましたが
明らかに熱心なおひとり様が多いのに驚きました。















車検のときでいいか。

  • 2014/10/02(木) 14:00:12

「車検のときでいいや。」
ってよく聞くんですが
なんか気になる症状というか、そもそも正常か異常かも定かじゃないレベルの場合。
お金がかかるかどうかの判別も含め、まずは寄っていただきたいと思います。

たまにですが
「こんなもんで工場で診せるのは悪い気がして」
とおっしゃる方もおられますが別にいいんです。
その件はなんでもなくて料金も払わなかったとしても、
ホントに必要なときにまた寄るきっかけが出来るじゃないですか。
急いでるときに初めてのところって、余計行きづらいじゃないですか。
かといって、なんとなく波長の合わないところに通う義務もないですしね。
そりゃもちろん、当店に関しても同じことではありますが。

ちなみにですが
書いてる最中のお電話で「普通のクルマなんだけどダメですか?」とのお問い合わせが。

定期的に書くことにしますが当店は
旧車専門でも溶接専門でもありません。
旧車は絵になるから多く載せちゃうし
溶接や製作仕事は創意工夫をアピールする手段にすぎません。
一課や二課の刑事さんが毎日撃ち合いしてるわけじゃないのと一緒です(?)
普段の大部分の時間は普通のクルマをちょしてますのでご安心を。


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というわけなんでマフラーの触媒があったりなかったりする時代のフェアレdy。
「ディ」って一発で変換出来ないんですか?
調べたら、ついてたのに取っ払ってなげちゃったもよう。
この場合の「なげた」ってのは放り投げたわけじゃなく「捨てた」の意。
北海道弁と言われてますが
そもそも各地から入植して開拓されたアメリカ西部みたいな土地なんで
実は九州あたりの言い方だなんてことはないんでしょうか。

あ、並列ストレートだったところに中古触媒をつけてるとこでした。



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まず二本を一本にまとめないと塩梅が悪いんで
涙ぐましい材料選択と径変換。



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位置関係が狂わない程度にくっつけて



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一旦外して、最も良い条件(体勢や溶解部の流れや明かり)で仕上げを。



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ピカピカのパイプはステンレスですが
良く溶けてなおかつ穴が開きづらくやりやすいです。
かつては磁石につかないものはステンレスも含めお断りしてましたが
過去やった記憶がなかったからです。
アルミや銅なんかは完全に設備が違うのでダメですが。



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かといって当店の設備ではこういう風には仕上がりません。
あくまで強度が出て使用上問題ないとこまでです。



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なので塗装して終了。



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ポツーン・・・
こんどなんかに採用してやっからよ。






メールフォームからのお問い合わせについて。

  • 2014/10/01(水) 09:14:57

画面左側の「メールフォーム」からお問い合わせをいただくことがありますが

私の場合、届く先がyahooメールに設定されております。

そうすると出先や帰宅後にも確認・お返事が可能だからですが

昨日朝方よりこれを書いている現在、見られなくなっており

yahoo側でシステム復旧作業中ということですので

月曜日あたりからのお問い合わせには目を通せていない可能性があります。

普段は夜中の着信じゃないかぎり当日中にお返事差し上げておりますので

もしかしてと思われる方はどうぞ、お電話くださいますよう。



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さて、入庫した瞬間室内がガソリン臭で満たされていた赤いトヨタ。
ガソリン駆動の燃焼ヒーターになんかあるのかと思いましたが実は
クラシックMINIそっくりのレイアウトの、トランク内燃料タンクからの超スローリーク。
要するににじみ。
ワイヤーブラッシング一発でこうなっちゃいました。

走行に影響のない、においや異音、振動に関してだって
旧いクルマだからこんなもんだべ。ってのも限度があります。

実は旧くないクルマに関してもそれは何ら変わらないことで
この男のにおいこの音この臭い、いいんだべか悪いんだべか?
そういう疑問はさっさと解決しておくべきでしょう。

毎食カップラーメンやマックじゃ健康じゃいられないってことは周知の事実でも
そこまでひどくない食生活なのに検診時にはなんとか値が微妙で、あなたはなんとか予備軍ですとか言う風に
治癒力、再生力を持つ人体ですら、見る人が見ると青息吐息だったりするわけでしょう。

確かゴレンジャーは地面に落ちるその音で10円か100円か判るそうですが
いけてる整備士はあるべきじゃないところにある臭い・音・振動には敏感です。
そういう意味ではいけてると自負しておりますが
ビジュアルとは関係ないので勘違いなさらないようご注意ください。

あ、タンクは千葉から飛んできた溶棒で久々のガス溶接を堪能させていただきました。



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てっきりトヨタかと思ったら違うんですか。
ユーノスとかシボレーとかダットサンみたいなもんですか。
ちゅーかこの紙の色。
ちなみに継続検査でした。



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今どきのきれいな箱に入ってきたオイルフィルターにはこんなタグのおまけ付♪