なんとかする

  • 2014/06/27(金) 09:15:53

昔々、英語の授業で習った「マネージ」という動詞
「なんとかする」という意味だと聞いてえらく納得した記憶があります。
erがつくとマネージャー。と言えば十代的に浮かぶのは芸能界。

「あたしこんな役イヤよ!」
「まあまあ、これも演技の幅を広げるためだから。」
「そうかしら~?」
「大女優への第一歩だよ。」
「しょーがないわねー」
・・・毎日なんとかしてるんだろうなーみたいな。
その後出てきた、安室ちゃんを崇拝しファッションをまねるのがアムラーてのは目をつむるとしても
マヨラーはルールとしてあまりにもアレだし
当時のテレビだか雑誌で「色々な”ラー”特集」てのはもう
刻々と変化をとげる日本語の柔軟さをまざまざと見せつけられたって感じです。



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気を抜くとボーボーになる敷地の草刈り用に制作。
テレビで見たどっかのお寺で使ってたもっとでっかいのをお手本にして
なんとかしてみました。立ったまま出来てラク。
たんぽぽとすすきは少々残す花鳥風月野郎です。



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ブレーキすっぽ抜けのトヨタはカップキットが普通に出て安心してたら
マスターシリンダも抜けてて部品ナシ・・・



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サビサビの中身をきれいにして組んでみたら、ふやけてたカップが破損・・・
近い年代の同径のキットを入手してなんとかしました。
いっぱい入ってるけど同じだったのはカップのみ。
もったいないけどそれでも目的は達成。



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腐ってどうしょうもなかったラジエーターは
その筋の方になんとかしてもらいました。
元の構成部品で使えたのは左右のブラケットのみだって。


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これは焦った。
エンジン載せ替え後のワゴンR、このランプが点滅。
シフトレバーのO/D OFFスイッチを押すと元々「点灯」はしますが
「点滅」となるとそりゃアンタ、AT異常の警告だべさ。



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作業中に何気なく見たエンジンハーネスの品番が違うのは気づいてたので



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中古エンジンにセットで付いてきたコンピューターをつないでみたけどダメ。
故障コードはシフトソレノイド系のが二種類となぜかEGRバルブ系の合計3つ。
どちらも消去も出来ない=今現在継続して故障中。



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クルマ側はもうそこらへんが狭くって見る気がしないので
回路図とコネクター一覧表てのを見たところ
ATの一部とEGRに同型状のものが使われてることが判明。
あれですね、連続殺人事件の捜査方法としておなじみですね。
被害者たちの共通点を見いだせ。


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こんなに仲良く並ぶくらい近くに同型状はやめてください。

しかもミッションは元のを使うので私がコネクターを抜いてますが
EGRのほうはハーネスごとエンジンが入荷してるので刺さってましたから。
ご丁寧にクランプもきっちりはまってて。
今思えばAT側はなんかつっぱるなーとは思ったんですけどね。(オイ・・・)
まあエンジンとかミッションとかの重整備では勢いを止めないことも必要。
当然ながら差し替えで全ての故障コードは消えました。
てなかんじで最終的にはなんとかしますんで。どうぞお気軽ご相談ください。






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エンジン修理は決断の連続

  • 2014/06/20(金) 20:04:58

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ダイハツのK3なんてちょっと少な目のエンジンは
低回転でのコンコンというかカンカンという気に障る音の原因究明依頼。
聴診でどうにも部位が絞り込めないので
半ば苦し紛れにというか基準がはっきり数字でわかるバルブクリアランスから点検。
だめならカムシャフト脱着、しかもシムじゃなくタペット(リフタ)まるごとの交換。



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IN/EX共に大きいほうに寄ってましたが
大幅な限度割れもいくつかあり、限度一杯のところもこの際基準値めがけてレッツアジャスト。



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すぐ消えちゃうシムのやつと違って
どこにも接触しない面に残ってる数字で選択は簡単。
焦って計算を間違わなければ。



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ずっと手がぬるぬるなんで写真がやたら断片的。
チェーンを釣ったと思われる形跡ですね。

カムシャフト両方外してるのでこの際VVTもと見積もりには入れましたが
ダメなのかと聞かれるとそうじゃなさそうなのでやめときました。
そこまでやっといて変化なし、やっぱクランクでしたかねーってのも幸せすぎる結末だし。


そもそも常人はクルマにお金をかけるために働いてるわけじゃなし。
いいんですよ。欲しくないものまでついでに買わなくっても。



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幸い結果は得られたので他にも日の目を見ないと思う小細工。



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車検なのでまず抜けちゃってるスペアタイヤの空気は入れるんですが
ここが回らないと絵に描いたタイヤだべさ。



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当店最高傑作かもしれない、昨年5月の仕事。http://umihyou.blog.fc2.com/blog-entry-168.html
思えばこれがきっかけで来てくださったんでした。



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そのまま車検へ行ける状態ではありましたが
がんばってくれてるので化粧直し。



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ひーひー言いながら外した鉄のケースに収まったエバポレータのダメフレアーは
非鉄金属マイスターにOリング式ジョイントに替えてもらいました。
またひーひー言いながら乗っけて無事終了。

てなわけでいい感じで上機嫌なので
電話しようかどうか迷ってる方は今のうちにどうぞ。















札幌あたりじゃ自動車のエアコン修理は短期決戦。

  • 2014/06/11(水) 20:33:14

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一発目に何でこの写真なのかというと。
すぐ右側にかぶって出るリンク案内と相性がよさそうだから。

あー、エバポレータって家のエアコンで言う室内機(風の出るとこね)
そのケースを洗ってほしてたら風が強いんで対策してるとこです。



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中に入ってる本体はもう、
漏れたガスの油分や元々出る水分に貼りついたほこりやらなんやらで接近撮影不可。
スプレー式や煙式の消臭剤がまるで役立たないのは明白ですね。



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粋なオーナーの選択は純正新品しかもエキスパンションバルブ付き。
スプレーのノズルのように細い穴から液状のガスを噴射する、いわば心臓部。
すでに組み込まれて入荷したジョイント部をこっそり締め付けチェック。
万が一締まってなくて組んじゃってから「新品なのになんだよー!」と吠えたところでなんもくれません。
急がば回せってことですね。回りませんでしたが。



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なおかつ紫外線照射によるリークテスト。
まだガスも入ってないのに。
そう、このようにあたかも蛍光剤に反応したように光るものはいろいろあるもんで
なんかの繊維とか虫さんの亡骸とかがあるあるトラップですね。
この場合はクッション材についてる「のり」のようです。
要するに未来を見据えた誤診防止措置ってやつです。



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本来ガラス窓からガスの流れが見えるはずのリキッドタンク。
別名レシーバ&ドライヤの名のごとく、
密閉されているはずのサイクル内のわずかな水分さえも除去する目的の一種のフィルター。
ここで替えないとさっきの新品ノズルを詰まらせるリスク大。



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これらのゴム部品も錆びたボルトも、触ったものはフル交換。
あ、別に私の手に腐食性のエキスがついてるからではありません。
ちなみに旧式ガスの注入口の栓はタイヤのバルブの「ムシ」と全く同じかたち。
赤いゴムのはタイヤ用。ですが耐油機能がないので専用品を用意してます。



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こちら同じく室内、ヒーター部分は新車のようにキレイですね。



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でも反対がわ、外気の入り口方面はどうしても葉っぱやらなんやら入ってるので
養生してエアブロー。



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葉っぱとか大きなものは捨てちゃったあとで思いついて。
砂っぽいのも出て来てましたね。



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と、万全の体制で納車のわずか一週間後「効かんぞオイ!」とのお電話。
痛恨の見逃し・・・あんなに見たのにね・・・



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気温上昇や稼働頻度といった条件の変化に加え
一部の漏れを直すことによって本来の内圧が持続し、
潜んでいた穴あき予備軍が活動ということもあるとは言っておいたものの早すぎ。
仏のご沙汰で再修理。



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もちろんいちいち高いガスは使わず
秘蔵の「接続くん」によるエア注入での検証済。
オーナー、もう少々お待ちください。




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もっと古いの。こっちもエア注入でのテスト。
最悪、スーパーシールという薬剤による対処も想定しましたが
あれは水分に反応して凝固するという性質からして
先に出たレシーバータンクの信頼性に加え
回転部のシールが無事であるというのが条件なのでここコンプレッサーに石鹸水。
さらに回してみるもどうも異常なし。


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それにしても計器の針がちょっと目を離すと下がってるくらいの速さ。
しつこく計器がわのホース接続とかを疑いました。
視界ゼロの夜間飛行で、すべての計器を信用出来なくなるというアレですね。
結局は薬剤投与じゃ追いつかないと判断、
とんでもなくめんどくさい室内を覚悟の分解。



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うおー!キター!!声に出たと思います。
ここらへん、断熱材がべったり巻かれており
違ったときのショックをシュミレーションしておかないと心が折れます。
その前にはエンジンがわ点検に半日費やしてるし。


おわかりかと思いますが
エアコン修理は時間がかかります。ガス漏れの場合。
時間がかかるということはお金(工賃)もかかります。
とはいえ夏の短い北海道、直ったころ寒くなってたんじゃちょっとスッキリしない。
綿密な打ち合わせのうえ手をかけるようにしています。












マフラー溶接修理ってひとことで言いますけどね

  • 2014/06/07(土) 19:52:47

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しばらくぶりのマフラー修理はオデッセイRB1の二本出しの分岐部の腐食ですが
ずーっと前まで一本もの、前端はドライバーのひざ下あたりまでと長い長い。



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その前端、触媒との結合部はもうボルトなんだかナットなんだかの酸化鉄の花満開。



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叩いたらボロボロ落ちて、最終的に残ったかろうじて鉄の部分をファイヤーして
タガネでヒットしたら力無く何かがとれました。
信じがたいですがこの3個のねじのようなもの+サビのかたまりで結合されていたということです。
ここを外すのが面倒なので車上で修理する案もありましたが外してみて正解か。



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下側は見えてましたが



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車体との隙間が少なくて見えなかった上面もいい感じでした。
当初パテで埋まってましたが。



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この補強なんだかよくわからない部品は所どころ溶接されてるんですが
パイプ本体との間に水や融雪剤が滞留する原因になるんですね。



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剥がしてみると穴の全貌がよく見えます。
上面・下面ともこんなです。

「ほらね、こんなにひどいんでもう交換しましょうよ。」
というセリフを言うタイミングはとっくに過ぎ去っています。
逆に言えばこのくらいの想像はついてるから現物修理として請けるのです。



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補修用の材料の目星もついていたりして。
ホンダにはホンダ。てわけでもないですが厚めのやつで。



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巻いて巻いて~



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手巻き寿司~って懐かしいぜ。
股のところにはぐるっとふんどしをかますのがそつないですね奥さん。



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くっつけたところ以外にも先行き不安なところは防錆たっぷり。
この手前のごつい鉄板も困ったもんです。
マスダンパーなんて言いまして重りです。
重たくすると揺れづらい=振動しづらいから快適。新しいうちは。
しばらくするとサビの巣に。
新車ラインでは夜な夜なこうささやかれていることでしょう。
北国には行きたくないな~オレも~・・・

エンジン載せ替えのち旧車

  • 2014/06/02(月) 20:42:44

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写真にするとサッパリ伝わらなさそうなどでかいエンジン。というよりミッション。
比較のために軽トラのミッションを置いてはみたんですが。



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重たくて位置合わせが大変なのでクルマがわに細工。



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滑走路というか停止位置マーカーというか。


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それでも完全に満足するほどピッタリにはいかないもんで。
ある程度収めちゃったらもう動かせそうな気がしません。
ちなみにサービスマニュアルではミッションジャッキ3台使えとのことです。
・・・よく書いたもんだ。



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ここらへんまで来るとちょっと安心。



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ファンとラジエーターはこんなスレスレだし。
あードキドキする。
でも中古だからちゃんと動くかどうかとか、ドキドキは絶えません。
このあと試運転。



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空いたリフトには下川辰平さん。ではなくハスラーでもなく、なんだこれ。まあ旧車でしょう。



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そしていつか来る気がしてたコレ。
こんな色あったのか知りませんがエンジンルームその他キレイにこの色。
抜けたブレーキと吹けないエンジンが直ればそのうち市場投入か。
こいつに関しちゃちょっと詳しいので心配ご無用。
あ、私じゃなく神奈川の若大将が。