気持ちよく仕事しよう

  • 2013/06/27(木) 10:27:09

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気持ちよく仕事するためにその一
部品はフリマよろしく並べておこう



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出した工具はすぐしま・・・っちゃダメ
その9割は組むときまた使うので晒し者にしておこう



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最終的にもこんな程度だったり。
割とストレスのないトヨタ2JZだからか。



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意外に面倒なのが一発目のアンダーカバーのやたら多いビス。
業界で1,2を争うと思われます。


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その強固なカバーリングによりお国の検査でもスルーされがちな未確認物体



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ウオーターポンプのメカニカルシール部に仕込まれたホースを通ってアウトレット。
ワケアリ投売りではありません。



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「もう誰も信じない」ってわけでウオー!と叫びながら
ユニット供給の部品の組み付け具合をインスペクション検査。
BGMはビリーヒューズではなくリバーサイドホテル



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ひでー仕上げだなと思うなかれ。
鋳造ホカホカのときはTOYOTAの刻印があったりする優良部品に大人の事情(想像)



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クランクのタイベル押さえディスク入れ忘れ防止にはカバーと一緒がいいですねダンナ。
過去に何度か小さく「アッ・・・」と漏らした悲しい経験がものをいいます。

などといろいろやってるとオーダータイムの2割り増しほどかかったりして。
まあそれもいいんです。一番嫌いなのは「やり直し」。



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ないならば

  • 2013/06/22(土) 15:41:28

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ミッションから「ゴー・・・」って音がするってんで聴診したところ
いやな場所から聞こえたので降ろして分解してました。

いやな場所ってのはどうもゼンバラしが必要な根っこのベアリング。
こういう風にギヤプーラーという工具で最後のギヤを抜き取って
やっと外せるんですが



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長~いメインシャフトを押すのにこんな長い足が要るんですよ。

ないならば外注しちゃえSST
ないならば借りればいいじゃんSST
ないならば壊してしまえSST
*SST(エスエスティー)=サービススペシャルツール=特殊工具

といろいろな選択肢がありましたが「造ってしまえ」となりました。



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このような材料と道具



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組み立て前の部品


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誰かに納めるわけじゃないんで強度のみ重視。
作業中の2時間ほどイタイ中断。材料買い出しも。
悩んでる時間入れるともっと。



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やってる最中壊れるのは最悪。



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強度計算上は大丈夫なはずですが(ウソつきました)



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セット寸前に不安になってさらに補強・・・
何枚も写真撮りながらも「抜けなかったらボツだよなあ・・・」の声。



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セットは無理なく完了。



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作業シーンは撮れませんでしたが一生懸命回しました。
「カキッ!」とかいってつめが外れたんだか壊れたんだかわかんない音がして抜けてきました。

こんなの準備してらんないと思って最初はプレスにかけましたが
ケースが割れそうな歪みそうな不安にかられるくらい押しても動かなかったのに。
やるじゃん30mmアングル材。

ただ残念なのは、専用の寸法なので他のミッションには使えない。
もっともミッション分解自体この先いつあるか。
つまりもう二度と使わない気がする。




といいながら伸ばしたり縮めたりしてなんかに使う野望を秘めてたり。
一粒で二度も三度もおいしくないと気が済まないおっさんです。









全ては芸のために

  • 2013/06/16(日) 14:40:53

ここんとこの札幌、日中は場内が息苦しくなるくらいの気温です。
軽自動車の検査場のゾウ鼻クーラーもついに稼働を始めました。

検査リフトで天井近くまであがって初めて運転席あたりに冷風がくるレイアウトですが
どうも茨城はナガツマンちのあたりは普通の高さについてるようですね。

工場ではなんとなくスワール効果を生む気がして
シャッター全開じゃなく下の方ちょい開けにしてることが多いです。

葉っぱやなんかが入ってくるのもイヤですが
砂埃を嫌うものを扱うので全開は正しくないとも思います。

そんな暑くない日は基本全閉なんで、やってんだかどうなんだか不審な工場に見えるかもですが
毎日いますんでご安心ください。


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冬場、ストーブの蒸発皿として使ってた¥100のボウル
鉄でさびさびになったんで工場へ。
オイルエレメントってのは緩めると中のオイルがだら~っと出てきて
とても手では触りたくないので
レンチで緩んだら尖らせた「元」ドライバーで回して落っことしちゃいます。
足回りなんかにぶつかってどこへ転がるかわかんないような車種では
こういうので受けると安全です。

オペで摘出したなにかを銀色の皿に入れてる1シーンを参考にしました。
いつかは「ここ照らして!」「10mmソケットロング!」「ハイッ!」というのを夢見てます。



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乗ってて気づかないかもしれないけど危ないシリーズ
ラックエンド。ハンドル切ると左右に伸び縮みしてタイヤを動かす機構の一部。
もげるとハンドルが効かなくなるし多分タイヤがあっちむいてもう動けません。
リフトでタイヤが浮いた状態だとガックンガックンでした。



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今も濡れてるくらいなので相当水が入ったのでしょう。
車高が低いので雪が溶けたやつかもしれません。



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そうならないようにこっち側にはゴムのパッキンまでついてます。
ベンツですが国産では記憶にはありません。
でも反対側から浸水しちゃったみたいです。



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反対側はバンドで対策したのか?
カッコ良くないけど現実的かもしれません。
整備士のヘンなこだわりで不安要素を残すよりは。

自分も柔軟な姿勢で強かに生きて行こうと思います。特に裏はありません。











危険がいっぱいハイブリッド

  • 2013/06/10(月) 20:43:29

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ハイ本日はハイブリッドなクルマの修理でございました。
といってもハイブリッドシステムではなく
前方からの異音、ハブベアリングがお疲れ様でした。



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聴診に使うのはこのようなロングなドライバー。
長年の経験から鼓膜が常人とは違い003並みですので
サウンドスコープなどの使用は危険なカラダです。
ちなみに触覚も人並みじゃないので
乗ってわかるレベルの異音だと指にくる振動で耳に当てる前に判ります。

リフトアップして走行するとだいたい4輪の回転差がABSコンピューターにバレてしまい
故障と勘違いされて記憶を残されてしまうので
その前に何も故障メモリーがないことを確認しておきました。
いえ、ありました。暗号はC1256=アキュームレータ油圧低下
何!?これは今世間を騒がせているリコールがらみか!?
違いました。クルマの型が対象から外れてます。
結局リフト上での走行テスト後も警告不点灯、スピードセンサー系のメモリーすらなし。
1トリップでは見向きもしないひとなのでしょうか。



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ベアリングはハブとくっついて供給なので交換は割りとラク。
・・・なはずでしたが激しい固着により四苦八苦。左右とも。



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単にハイブリッドシステムだけじゃなく
燃費向上のためアルミ合金多用による軽量化を図っているんですね。
それが腐食した場合、鉄だらけの足回りよりむしろキビシイことになるんですね。
溶解しないようやさしくファイヤーしたりオイル差したりもう大変。
中ハンマ振りすぎて腕ぷるぷる。
手や他んとこ叩かないように集中してこめかみケンシロウ。



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明らかにかるーいキャリパーも、この見慣れないごっついピストンもなんかわかんないけど磁石無反応。

なめたらいかんぜよハイブリッド。
さまざまな時代を行き来しつつ、現代にもちょっかいだしてるトッカリモータース。
よろしくお願いします。




ご連絡

  • 2013/06/09(日) 08:20:45

ご連絡です。

昨夜お問い合わせフォーム経由でご連絡いただいたスズキ車のCHさん
返信いたしましたがエラーメッセージが来るので届いていないかと思い
こちらでご案内いたします。

お問い合わせの見積もりはお車を拝見してお答え出来ますので
どうぞご来店ください。
土日祝は大体おりますが
平日は車検等で留守のときもあるのでご一報ください。

いろいろやっております。

  • 2013/06/08(土) 20:49:47

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おかげさまでいろいろやらせていただいております。
こんな510風に見せかけて



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トラックだったりする車検とか。


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これは初めて見たシングルマスターシリンダー。
となりはクラッチ用。
出口が1個しかないということの意味するものは整備士なら顔面蒼白。
つまりは4つのブレーキのどれかひとつ漏れちゃって
リザーブが空になるとサドンデス、ノーブレーキに。
実はすでにその状態。実際ひどく漏れてたのは一箇所。



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こういう普通のもやってます。普通に出来ます。
てゆーかそれをわざわざ言うところがすでに普通じゃないのか?
いやいや、記事ってのは普通じゃないのに偏るものですから。
どうぞ、先入観なしでご相談ください。



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どうにもこうにもボルト折らないととれないのがあったり



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くっつける気満々だったけど交換になってさみしかったり



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キッドにおめーどこが悪いんだよと詰め寄ったり



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なんだかんだ言っても溶接頻度が多いのでワイヤー満タンにしました。
先日切らしてあせったので在庫もしました。伝票見て目がスパークしました。

明日は溶接がらみで2台おいでになります。



☆車検もやってるの?とよく訊かれる・・・




信用してないもの

  • 2013/06/03(月) 21:08:45

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自分では乗りたくないメーカーのクルマのオイルパン。
保管に問題があったのか、2万kmに満たない距離での腐食・オイル漏れ。
年式は古いですが。



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新品オイルパンにドレンボルトがついてくるスタイル。
なんかガスケットが入ってないように見えたので念のため外し。




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ボルトをつけてから塗装してるのは別にいいんですが
なんか変。



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これってガスケットのサイズ間違えてねーか。
騙されないぞ。
おりゃおめんとこのクルマきれーだからよ。

とはいえ整備士の目から見て
トヨタなら大丈夫とかす〇るはヤべーとかそういうあっさりした基準はございません。
あくまで車種それぞれで出来不出来があるんだと思います。
個人的にはトヨタE型系はよくもつ車種が多かったイメージです。



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お次はわりかしいいイメージのK6ターボ。
アイドリングがふらついてて情報取得のため替えたばかりというプラグ点検。
わかりやすく2番がおかしいですがセットでコードも交換済。
1コイル・デスビ式ですが診づらいので先に圧縮測定を。
ついでに出来ることはまさかでも先にどんどんやりましょう。

1,3番の13kg/cm2に対し2番は10kg・・・ウヒョー・・・
限度は9.8だったかではありますが400rpmでの参考値。
5秒ほど回してるし10割る13は0.769・・・要するに二割超えの不揃い。
こりゃいかんでしょう。



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まえに別車両に使って余った、プラグ穴投入式のお高い薬剤を試しに。
この手のモノは一切信用してません。
前のときは全く変化ありませんでした。
もっともそいつは圧縮値限度割れでしたが(笑)

ナント、今回はあまりの調子悪さに試運転出発と同時に引き返した当初に比べ
ん~まだちょっと振れてるかな~レベルになってしまいました。
それでも信用してないので再測定はしてません。
よく、〇〇を入れたら低速からトルクフルになって燃費も向上!とかいうじゃない?
ただでさえ高くても安くてもお金出してるんだから希望的観測になっちゃうし
ほんとに変ったとしてもだいたいが入れた直後の話でしょう?
1年前に入れたアレの効果はこうだ!みたいなのって見たことない。
いずれ認めざるを得ないときがきたらご紹介いたしましょう。では。