プロ来店

  • 2013/03/28(木) 22:45:50

当店にもついにプロ中のプロが来店されました。
アンダーカバーのビスが折れてるのを直したいとのこと。
でもカバーは外れちゃいないと。
要するになんも支障はないけれどきちんとしたいというプロですな。
プロじゃなく玄人か。



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こんな感じでデーラーでは拒否られたそうです。



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ラジエータ下、袋構造でナットには火を当てられず。



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あまりの緊張で真ん中付近に穴が開いてしまいました。
珍しいことです。



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3段階で5.5mmまで穴を広げたのちタップで元通り。



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もう一本はセンターずれたので二個穴をあけてもろくなったビスを押し出そうとしたら
奥のナットごと取れてただの穴になったのでクリップにて。
いまどきはそんな感じのが多いです。



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3つ目はエンジンメンバー部。これは火あぶり可。



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でもなんか様子が変。穴あけの途中で諦めたかニイチャン?



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こういうところは火によるリスクを避けてまずは給油。
最近確信したのはCRCよりルーセンよりワコーズよりエンジンオイル。
ふんばる油が効くってもんですぜ奥さん。



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こんなにしたのになんで抜かなかったかな~?
ここはニイチャン(かどうか知らんけど)のセンターずれがひどく修正不可。
不本意ながら7mmに広げてボルト&ナット。



終わって取りに来られたプロがおっしゃるには
HP見てよさそうな工場何軒か行ってみたけれど
看板に偽りあり的だったり意図が伝わらなかったりが多いそうです。
そんなことにならないよう、まずは電話で探りを入れるのもいいでしょう。
メールでのお問い合わせも出来ますのでよろしくお願いします。

















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続 This is it !

  • 2013/03/20(水) 20:08:11

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おお~あれじゃん!なんつって当たっちゃってるのは誰?いないよねまさか。
いたら今夜は最高の女とベッドでドンペリニヨンでもどうぞ。
*妻帯者は奥さんに限る

整備振興会で売ってる整備記録簿にはいまだに書いてある
「二次空気供給装置」要するにエアポンプ
減速時なんかに増大する排気中のよからぬ成分を
新気で薄めちまおうってな時代を感じるシステムですな。
プーリー固着でびくともせず
ホース二本外したらサビのかたまりが出るわ出るわ。
手前に写ってるのは分解中に出てきたもののほんの一部です。
詳しくはお問い合わせください。



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プーリーで回されるいわばベーンハウジング・・・終わった感たっぷり。



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幸いベーンそのものは割れたりなんかはしてません。



「そんなの取っちゃえばいいじゃん!」と脳裏にネオンがまたたいてますが
曲がりなりにも環境保護という使命を課せられた一級整備士。
さらには日本一昭和な一級整備士在籍工場かもしれません。
というのはまあタテマエで車検なんで。
検査側でこれを知ってるかどうか若干疑問ではありますが。




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無駄骨確信のブルーな気分でどうにか分解出来たその結果
大量のサビは直接関係なく
回らない原因のNo.1はベアリングの固着でした。
大型扱うひとにはおなじみの楽々入手タイプ。
日産というメーカーはよくこういうことをします。グッジョブ。



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患車。ないとカッコ悪い必須アイテム。
どこかの職人さんと組んで一儲けする夢を見ています(爆)










お買い得

  • 2013/03/13(水) 20:00:24

割とご近所さんからマフラー修理の依頼
患部はきれいにもげてるから楽勝コースの見積もりでお預かり



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が・・・きれいに腐食してがぽがぽじゃん!しくった・・・ていうかどうする?
これを埋めるのはワイヤー何百メーター使うかわかったもんじゃないし
仕上がりもカッコ悪くなるのは必至。



たまには逆再生でどうぞ

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決してカッコいいとまでは言えませんが・・・



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数十年がんばって力尽きたワイパーモーター(のケース)
死人に鞭打つかのごとく手段を選ばないそれがプロフェッショナル(はあ~?)

記事は手抜きぎみですが頭脳労働は全力です。
あんな状態と知っていたらほぼ2倍の見積もりだったと思いますが
ブログ経由のそれもご近所さんにはめっぽう弱いです

☆下調べは慎重に





ホームセンターは一発勝負

  • 2013/03/12(火) 21:16:46

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ここんとこ、3連メーターの下にヒーターの吹き出し口があるんですが



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本来は両サイドの出口にもダクトでつながってるようで



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こんなとこからも風が出るはずなんですが



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根本でふさいでありました。
ビスケットではなくダンボールです。
センターから集中的に送風したかったのかもしれませんが
蛇腹状のホースと思われるダクトは左右共どこにもありませんでした。

純正品や専用品じゃなくてもたいして問題なさそうなので
何かありそうないつものホームセンター(クルマで3分)へ。

「店長~そういうわけなんだけど蛇腹ホースで45ぱいなんて都合のいいのはないよね」

「あるよッ」



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すっげえ~¥500?いいねえ~

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ラッパが1個しかついてないから単品もあるのね。
やるなテンチョー~でも単品ラッパは¥250とお高めね。
書かなくてもいいこと書いてるし。



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こんな感じで



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ホースバンドまで付属してるなんてチョー親切。
あったかい風でラッパがやわくなって抜けちゃうもんね。
えっ?違うの?まあいいや。バンドって高いし。

てなわけでいい感じで無事終了。
仕事中のホームセンターは巡ってはいけません。エライ時間を喰います。
何かを買いに行ったとき、買わないとこにも目を配りリサーチ。
プラス想像力で、一発で決めてこそ利用価値があるのです。
ホントは店長とタメでしゃべれる関係ではありません。ていうか顔も知りません




どこのシロウトかと思ったら大好きなプロでした



















セカンドオピニオンがあとだしジャンケン

  • 2013/03/07(木) 19:22:49

今日修理が終わって納車したお客さんとの話ですが
「事前にディーラーでもらった見積もりがめっちゃ高かった」そうで
足回りのブッシュの劣化で走行中ふらつくという事例。
前情報なしでの私の見積もりはブッシュのみ打ち替え、アーム本体は再使用。
ディーラーではアームのASSY交換しかないと言われたそうです。
アームASSYにはすでにブッシュが組み込み済なので楽ですが
工賃も私のを上回っていました。

言いたいことは「俺んとこはめっちゃ格安だぜ!」ということじゃなく
セカンド(以降の)オピニオンは必要だということです。

今回に限って言えば
同型車種をたくさん扱っているディーラーさんは
ブッシュ単品での交換には様々な危険や困難がからむことを承知していて
スムーズに事を進めるためにASSYを選択したのでしょう。
打ち替えよりもASSYの工賃が高かったのも
普通にボルトが緩まなかったりブッシュと固着している可能性があったからでしょう。
実際そんなんで、私も見積もりしくったと思いました(笑)
ただ、現実には危険や困難を乗り越えて作業は終了。
そこには修理そのものを生業とする我々のような専業工場の意地もからんできます。

セカンドオピニオン、つまり一か所じゃなく他の工場でも見解を聞くということですが
単に安く結果を出したい場合、二番目以降の工場に先の見積もりを見せると
それより安くすれば受注出来るわけなのでフェアではありません。
いわばあとだしジャンケンなのでまず負けません。
私なんかひねくれてるので自分が二番目以降だった場合
「これより安くやれ」とはなから威圧されてるようでおもしろくありません。
修理方法が決まっていない(原因が解っていない)修理の場合も同じく
先の見積もりを見てしまうと原因究明時の先入観につながりますので良くないです。

今回の例はひとくちに「ディーラー」と言っても
同じ会社のお店ごと、もっと言えばフロントマンごとに方針は違いますので
私と同じ提案をするところだってあると思います。
自分の希望に沿う提案、まして波長の合う相手と巡り合うのはもう運命。
ただ、頼む工場に目星をつけたら、失敗の少ない方法があります。
ここのNo.1に作業させてくれ。

これであなたはもう「コイツ素人じゃねーな」とビビられることでしょう。
ちなみに当店では私がそうです。もっとも他にはいませんが


語ってしまいましたので一曲。
流れてくれば仕事も食事も中断のマブ過ぎる方々。
生まれ変わったらこんなふうになりたい(笑)


やってみたら

  • 2013/03/03(日) 18:03:19

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ドアミラーの調整が上下しか動かないってんで単体点検。
運転席側/助手席側ともに同じ症状なので
手当たり次第法でこのスイッチ交換でもほぼHIT間違いなしなんですが
だいぶ前からボデーコントロールモジュールやらドアコントロールモジュールやら
いちいちコンピューターの指示を仰いでるのもあるのでそれはやりませんけど。
今回のは旧式の回路でした。



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単体点検の成績が悪かったので開けてみました。
不用意にやるとちっちゃなバネや金具がピョ-ンって飛び出て
どこになにがついてたのかわかんなくなったりするので
どこの工場でもやるわけじゃないかもしれません。



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白い台座にちっちゃな金具が収まった部分は同じっぽいのが2個。
1個は上下左右調整用
もう1個は左右のミラーどちらを調整するか切り替える用
調整用は4方向に動くので負担が大きいはず。
つく位置を入れ替えてみようじゃありませんか。



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見た目で焼けや磨耗は確認できませんでしたが
金具の接点部分は磨いて(といっても紙やすりとかではトドメをさす可能性があるのでNGね)
効果持続タイプのドーピング剤をくれてから復元。

動いた。

あとはそう高くないであろうスイッチを交換しちゃうも良し
このまま使ってみるのも良し
クライアントの判断に委ねるとしましょう。
私としてはもうスイッチ交換で良くなるという確証を得られていますので
どちらを選択していただいてもなんら不安要素はありません。

「お客さん」じゃなく「クライアント」と書くと
仕事をもらう側がちょっとカッコイイのはなんなんでしょうか。

我ながら、どうってことない話を記事にするのが上手な気がします(笑)



数少ない自慢の品

  • 2013/03/01(金) 21:37:23

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開業時、部品屋さんが廃業した工場から持ってきてくれたジェットヒーター
こいつはすごい。
板金屋さんにあったというから、冬場は働きづめだったはず。
しかもかなり古いはずなのに未だに一発始動。



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後部の電動ベーンポンプは燃料とは無関係であくまで風を生むためのもの。
燃料は燃焼室に装着されたノズルから流速によるベンチュリー効果で吸い出されるもよう。
まるでキャブターボ。
現代のは電磁ポンプが壊れたり、それに通電する基盤が壊れたり
運転停止後もファンを回して冷却するための回路が壊れたり
そんなの一切ついてません。




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どこへ飛んでこうってのか主翼?水平尾翼?までついてるし。



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今もあるメーカーのもののようです。
ネブカドネザル号を彷彿とさせます。




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かつてはこんなシーンで活躍したんでしょうか。
もっともこの工場も私もその時代すでにあったようですが。

今より格段に低いはずの技術の時代のものでも
構造がシンプルなために中々「もうどうにもならない」とはならない
聞くところによると部品の材料は今のより上等かもしれません。
シビレルじゃありませんか。

ここぞという時壊れちゃ困るし大食いなのでめったに稼動しませんが(笑)