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ときどき回らないセルモーター

  • 2020/04/26(日) 16:30:04

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ときどき回らないという空冷VWのセルモーターですが

「ときどき回らない」ってのも実に多くのパターンがあって
例えばいつやっても10回中3回くらいとか
何日かに一回、発生すると何度も連続でダメ>諦めたころ復帰して何日かはOKとか
同じ何日かに一回でもやり直すともうなんともないとか

さらにはセルモーターにくっついてるマグネットスイッチという言わばデカいリレーの音だけカチカチするとかしないとか
キーをセルの位置まで回すとそれまで明るく点いてたメーター内のインジケーター類が暗くなるとかならないとか

きりがないねこりゃ。



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依頼者いわくだんだん頻度が高くなってきて回る確率の方が低いとのことで
そりゃ秒殺かねとたかをくくってたら来たらバンバン回るじゃないのよ。あるあるだけど。

まずはキースイッチから来てるここの線の金具がヘンなので交換。
被膜をむかないで銅線折ってカシメるって初めて見たというか考えたこともない方法。
もしかして電工ペンチを持ってない人の仕事だろうか。



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普通の平端子メスを普通にむいてつけましたがナントこの直後、聞いてたとおりの状況に。
10回中5回は回らない。3回連続ダメとか。




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キースイッチからセルまでの長い配線や電源の具合を診たりしましたがなんか決め手がない。
セルモーターは新品だかリビルトに替えたばっかだと言うし見たところVW品番入ってて社外っぽくないし。

ということで今頃だけどバッテリーの端子を点検。
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コレ、穴に銅線突っ込んでねじで締めつける方式なんですが
きっちり被膜のキワまで刺さってたから気付かなかったけど銅線がボロボロで半分くらい砕けてる。
なんぼかマトモなのはセルに直接つながる太いヤツくらいで。

電気の流れって水に例えられることがあるんですが
水道の蛇口レベルなら量はともかく出ればそんなに困りませんが
水車を回すとか本来たくさん必要な水の水路が細くなっちゃうと動かないわね。
クルマで言えばナンバー灯とかは蛇口、セルモーターが水車かな。

というかこのタイプの金具を使うなら銅線に銅管かますのが正解というかマスト。
昔、先輩でも上司でもない出入りの電装屋さんに同じことやって怒られたから。
ま、普通の締付式金具に換えてなおかつキースイッチ延命のためにリレー追加して沈めてやりましたけど。
ただでさえデカいキャブに替わってて下手こくとカブってプラグ脱着はチョー面倒なのに
セルのチョイ回し繰り返しという点検工程がたたって出すとき始動出来なくなって泣きそうなんてのもあるあるだから
電気式に替わってるポンプを止めるとか逃げ道を用意してます。・・・かかんなくなってからやったけどな



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ちょっと春っぽくなってからごぶさただったけど天気良くないからまたグイグイ来てます。

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なんとかなるわきゃない。するんだ。

  • 2020/04/05(日) 19:06:07

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平成ひとけたのミラのパワステコンピューター。
今じゃ当たり前の電動パワステですが、当時のはモーターが逝かれる前に軒並みコンピューターが逝かれるそうです。

こっち面は何がだめなの?ってくらいキレイですが


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各種半導体やプログラムの入ったチップの並ぶ面はえらいことになってます。




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なんかコ汚く見えるのはコンデンサーというまあ一種の電池から漏れ出した腐食性の液が基盤の金属部を変色させたから。
ちなみに乾電池だって乾いてるのは外側だけで実は似たような液が入ってて
めったに使わないラジオとかランプに何年も入れとくとボディが錆びて液が漏れてえらいことになった経験があります。





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中古があったので買ってつけたらパワステ効くようになったのでめでたしめでたし。
と、納車するとそう遠くないうちに悲しい結末が待っています。
動いてても実は中身はすでにこんなだから。

さすがにワタシにゃ直せないので専門家にお願いしますが
心臓部であるチップが逝っちゃってるとさすがの専門家も再生出来ませんので
元々ついてた、すでに動かないヤツを修理に出すよりも
見た目は大差なくても今はなんとか動くヤツを出したほうが成功率がずっと高いわけです。
なので見積もりの時点で、「買った中古がちゃんと動いても修理に出す」とこまで想定してGOサインをいただいてるから揉めるなんてことがないわけです。

そのあたりが大昔(あるいは未だに大昔式の)整備工場との違いです。



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やっぱ寝てる時以外は接近撮影は無理でした。
すぐどっか行くかグイグイ迫ってくるんだもん。

最善と最悪は紙一重。

  • 2020/02/04(火) 19:31:55

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ホーンが鳴らないのですぐ診れるとこから事前調査したらどうもこの辺らしいのでハンドルを取ったとこ。



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コレ、ホーンブラシといって電源がホーンを通ってここまで来てるという部品。
そこまでは確認出来たからそのあとの問題ですな。



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厳密にはハンドル裏の円盤状の金具をとおってスイッチにつながるという構造上
ハンドルをグルグル回してもさっきのブラシとちゃんと接触しなきゃいけません。



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でもどうやらさっきのブラシの摩耗が限度を超えて接触不良を起こしてるもようなので
買えるかどうか調べるなんて空振りの可能性が高いことは省いてはんだで寸法を稼ぐことに。



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ボケてるし垂れ気味だけどまー少なくとも1mmは稼いだべ。



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思惑通り鳴りました。パーとか書いちゃってホントかよと言われても困りますが。
ちなみに「パー」はホーンHi/Lo2連装の音で一個だと「ビー」渦巻き式カバー付が「プー」となっております。
書いてる本人もどーでもいいと感じてますが。




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外すときは鳴らなかったので戻すとき作業者本人がビックリするのはホーンパッドあるあるです。

他の作業がいい金額になっちゃってたので短時間=低コストを重視でキメましたが
耐久性については初めてじゃないけどデータが無くて未知数。
ピッタリはまる通電性のキャップみたいなのがあればもっと速くてもつんでしょうが
そこらへんの材料でトライ&エラーだと本末転倒なのでやってません。
危険が伴わない限り、「オーナーの事情に即した最善」を追求すべく考えております。



KIMG0952 (800x600)出たがるので出してやっても足をプルプルしてすぐ中へ戻ります。



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そして冷えた足をあっためるのはやっぱオレー

雪不足その影響

  • 2020/01/26(日) 19:08:38

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大きな荷物や除雪機の運搬に、開業時や移転時にも大活躍したアクティバンの老朽化に伴い導入されたアトレーですが
実はアクティより古いH5年式。
それだけに?バブル期の名残を感じさせる装置がついておりました。

そんなものの存在すら知りませんでしたがナント
ミッションからシャフトで動力を取り出し専用の発電機で1500Wもの余裕のパワーで家電を動かすという言わば走る発電所。
そりゃリーフや他PHV車なんかにゃ到底及びませんが。




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アクセルペダルを専用アジャスターで微調整することにより
50Hz専用だの60Hz専用だの関係なく対応できるようです。




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そういう時代背景なのか、今やったら即通報>退場 あるいはYoutubeで配信>ニュース沙汰が避けられそうにない行為が取説で推奨されております。
当時は誰もいない奥地で勝手にキャンプ出来る環境だったにしても、そんなとこにこのクルマが・・・という疑問も。





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おかげさんで雪が少ないので二個イチを狙って入手したのに両方蘇生しちゃった除雪機は邪魔だから格納。
というか今のとこ困らないから車検自体延び延びで整備してばっかりというか。



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知らんがなそんなの。

しょうがないじゃん売ってないんだから。

  • 2019/09/22(日) 19:20:41

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なるべくひとに貸さないで自分で乗ってあるく、かのAZワゴンですが
こういうシチュエーションは下手すると年に一度もないですね。



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昭和末期のスカイラインが二台来まして、くわしかないですが30と31だそうでどちらもエアコンの不具合。
ただ、片やコンプレッサーがなかなかONしない(=冷えない)。片やコンプレッサーがなかなか切れない(=配管が凍る)。
双方ガス漏れうんぬんじゃなくいい時はバリ冷えなんで疑うのはこのサーモスイッチって室内のセンサー。
正確にはセンサーの感知した温度によってコンプレッサーを動かすか止めるか決めるアンプなんて呼ばれる箱。
切っちゃってるのは、センサーは生きてるっぽいからガス抜いてユニットごと外してバラしてやっと替えられるというその工程を省くため。



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さっきのは31のほうで部品が出たのでそれでいいんですが
問題はこっち。ひとつ古い30のほう。もう買えないとわかったので同じような機能の部品を破壊検査。
31のよりひとまわりデカいと思ったらなんとアータ、リレー内蔵じゃないのよ。



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普通はというか個人的な認識としてはアンプってのはこういう単なるスイッチング回路に毛が生えたようなもんで
かつて原付のリミッターカッターとかいってただ抵抗が一個入ってるだけで¥8500-とかのに比べれば多少マシな
そんなもんですがなにせコンプレッサーリレーってのはエンジンルームに別に付いてると信じてた。



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ちゅーことで31用のアンプをもう一個追加発注してリレーは別に買って付けてみればこんな簡素なもんで終わったわけですが



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結線に至るまでには普段しない回路の設計に何時間も要してるんでヨロシク。
こっちもセンサーは同じくぶった切って続投してますがご本人はバッチリだとおっしゃってるし
たまにしか乗らないからなんか問題が発覚するとしても当分バレないでしょうしばらくは大丈夫でしょう。



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ツナギの選択をミスった日は暖をとらせてもらう。