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思い込み

  • 2019/10/06(日) 18:27:00


V型ガソリンエンジンの古いプラド。
アイドリング時に「ヒュー・・・」とか「ホォー・・・」とかって聴いたことない音がエンジンから。

よくあるベルト駆動のファンの軸部がそのままウオーターポンプってスタイルじゃなくて
そこは専用のベアリングが入ったただのブラケットでもしそこなら部品だけで¥60000近く。
時期も近いタイベルと一緒にやると大きな出費なので事前調査。
しかし3本ある外のベルトを全部外しても止まらない。



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イコール、幸いその高い部品は原因じゃないという確信は持てたんですが
タイベル廻りのベアリングやウオーターポンプの音とはなんか違う気が。
それに、エンジン止めると一瞬遅れて「ヒュウン!」って鳴るのがどうも引っかかって
手当たりしだいいろいろさわってたら音に変化が。

これ、ヘッドカバーに全車ついてる内圧をというかブローバイガスを吸気に戻すバルブ。



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エンジン停止時はなんか問題あんのか?って感じですが



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かかってるとこう。
ホースがヘタって負圧でつぶれるのでそこで笛のような効果で音が出るもよう。
指だと意外と変わらなくてプライヤーでもっとつぶすとお湯が沸いたのかって感じに変わったりして。
完全につぶして閉塞させると止まっちゃう。うれちい。
というかあんだけ付近を聴診しててここはベルト廻りから10cmしか離れてないのにね。
これじゃコンビニのレジにディーンフジオカがいても5回は行かないと気付かないな。



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発注するほどのもんでもないべと手持ちのもっと強いやつで対処。



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冷えて来て積極的に人の寝床に来るんで寝不足気味。寝返りしづらくて。







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最悪の事態を回避するのはあくまでドライバー。

  • 2019/09/30(月) 21:20:04

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しばらく続いてた日曜日更新を飛ばしてしまって危うくグレるとこでした。

写真が少ないのがひとつの原因で話を説明しづらいからなんですが例えばこんなのを替えました。




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ホントはゴムを介してくっついてるものがこういう風に切れちゃったからなんですが



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いわゆるストラット式ショックアブソーバーのアッパーマウントだのピロボールマウントだの純正だと緩衝機能のみを指して単にインシュレーターだの呼び方が多くていわゆるってどれよ?って感じですが。



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当初のオーダーはハンドル切って動くとギコギコいって心配だから診てけれというものでしたが
じゃあジャッキアップして足回りのガタなんかを診ようかねーってある程度上げたら左前で「ガコォン!」って世紀末のサウンドが。
あまりのショックでその写真が無いのが残念ですが
先のマウントが切れると赤く囲ったなにせサスペンションまるごとクルマから落っこちます。
走ってこれたのは地面があって落っこちるストロークが無いから。
つまりあんまりないけどラリーで見るようなジャンピングスポットがあったらもげて動けなくなってたねーと。



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エンジンルームから撮ったのはありました。
丸ごと落ちちゃっててタイヤが接地してるから途中で止まってる。



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もげたとこ。



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タイヤハウス側から見て。悲しく残る金具。
たまたまいいメーカーの車高調だったからダメな一個だけ部品供給してくれて
もう数が無くて高ーいノーマル中古左右分とかでやらずに済んだのがまた幸い。

これでも直進だとそれほど違和感はなかったから、スルーして穴やジャンピングスポットが出現する冬を迎えたてたら笑い事じゃ済まなかったかもしれません。
どんないい整備士も工場も、使用過程で発生した不具合を感知する超能力は持ってないので
しつこく言ってますがドライバーは特に耳と鼻。つまり異音と異臭は放置しないほうがよろしいかと。
ドライバーと書いてるのは意味があって、借りたクルマでも壊れりゃそのときの運転者が痛い目見るってことです。



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夕方ごはんを食べて出かけるとお帰りが21時とかになることがあるので喰ってるうちにシャッターを閉めますが
出たいぞアピールが強烈です。




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そのうち恫喝っぽくなり




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最後は来客に乗じてすり抜けるためドア前で待機。
約束があっても施錠してることがありますが忘れてませんのでご勘弁を。





異音・振動の原因究明します。

  • 2018/12/31(月) 16:40:52

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業種問わずさまざまなキャッチコピーを書くもんですが
「異音・振動の原因究明します。」と謳ってる以上、久々にやべーぞこれ・・・と言い訳まで考えた事例。

歩くようなスピードでバックすると「キィ~~~・・・」というそんなに大きくない音がするワゴンR。
H21とそれほど古くないけど16万キロ目前で何が起きててもおかしくないかも。
そもそも1年点検で入れてくれたのでもちろんブレーキは違ってたとしても対処済。
でも変わってない=ブレーキじゃないことは明白。



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あんなに高確率で出るのにリフト上だと一回も出ないというのが困るとこなんですが
あきらめムードでゆるい気持ちで眺めてたら何か違和感があって二度見。
プロペラシャフトの一部が変な錆び方なのを点検時に見逃してたんですね。



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こういう、まるでエアブラシで錆の色を吹いたみたいなきめ細かい錆び方は
そこが錆びたんじゃなくまず細かい粒子の鉄粉が付着してそれがのちに錆びたというのは過去経験済。



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十字型のジョイントが自由に動くから、片やフロアに固定でもう一方はタイヤと一緒に上下動するデフにつながっててもストレスなく回り続けることが出来るわけですが
一個全く動きません。モンキーで挟んで体重かけても。決まったな。ウソ。半信半疑。

でも新品は長い状態でめっちゃ高いから中古探したんだけど数個しか出てこない。
たぶんもっと早くダメになるビスカスカップリングごと売られまくったと思われます。
ま、値段と距離とで一存で採用した中古で決まりましたけど
なぜあの音になるのかはこじつけでも説明がつかない。



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猫をダシにしてここでお詫びです。
今年は10月から年末を見据えないといけない入庫状況で推移しててこうなると予想してましたが
年賀状出せません。今まで出してた方々にも出せません。
入庫を制限してまでそっちに時間を割くのは本末転倒だと思うのでどうぞお許しください。


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今年もコイツに興味ある人も無い人も軒並み1mも近づくと逃げられまくってましたがお気になさらずに。
延べ300人近い方が出入りして、記憶では近くに座って逃げられなかった人は5人くらい。
その中で10秒以上さわれた人はわずか二人。そういうヤツなんで。

では休める方もそうでない方もよいお年を迎えられますよう。
今年も本当にお世話になりました。

追い込み

  • 2017/08/28(月) 19:25:20

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出来た。
まる二か月、別に毎日さわってるわけじゃないけれど
こういう極上昭和車は預かってるだけで神経をつかうもんなんです。
他のお客さん5人にひとりの割合で思い出話やら生い立ち説明に花が咲くしい~



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一個は曲がって他も怪しい排気バルブは全部交換、
吸気バルブも当たりを加工屋さんでキメてもらったヘッドを載せたら



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それはそれは面倒なシム式すき間調整工程が待ってます。
簡単な足し算引き算で必要な厚さのシムを指定してオーダーするだけではありますが
昔なぜか足し引きを逆にしちゃって三日無駄にしたトラウマがあって何度も確認。
亀有エンジンワークスさんはそんなのも在庫持ってるステキな会社。



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怪しい型紙風なものはなんか作成したわけじゃなく



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目立つフタの塗装がはげてたのを塗った跡。



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あとはもうインジェクションだから調整もなんもなく終了。とはいかないもんで。
黄色いのはいじりたくなる気もわかるけど赤いのはあんましな。
ときどき「バボッ・・・バボッ・・・」とかいうアイドリングはその二つの兼ね合いをどうにかして
コンピューターにうまくまとめてもらいました。



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仕上げはオーナーにゆだねる試走&インジェクターのクリーニング。
作業中は丸見えになっちゃいたけどブラッシングってわけにゃいかない繊細な電気装置だから
当店においてはもう診るとこないぜーってときにダメ元といいながら体感率の高いヤツ。



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もう20年目前のヘタレ代車も発進のもさ~感がズバッ!に変わったぜ。あくまで発進時だけね。



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同じ代車、排気ガスがオイルっぽい青白い煙まじりだったんで
1年半くらい左の汚れ落とし系で様子を見ましたがいまひとつで
一瞬バルブシール交換を覚悟しましたが
ふと先のインジェクタークリーナーと同じメーカーの漏れ止め系を採用。
バルブシールからのいわゆるオイル下がりってのはヘッドから燃焼室への「漏れ」
言ってみりゃ内出血だから効くかもしれないしやっぱ面倒なんで
とか言ってたらひと月・実走150km程度で止まりました。少なくとも見た目には。
あとはどんだけ持続するのかですがしょせんそれが効いた相手はゴムだし
修理屋という商売的にはあがったりけしからん商品なんで多分売りません。



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やっぱり自撮り機能は必要だった。



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ん~



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オレの付き人。とか思ってんだべな。






形跡

  • 2017/08/20(日) 17:49:01

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そんなつもりじゃなかったのに圧縮不足でヘッド外しになっちゃったカムリ。
先の記事でツインカムとか言っちゃいましたが車体にはDOHCと書いてました。
トヨタだからって昔からツインカムじゃないんですね。



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何をおいても一個だけバルブクリアランスが0.5mmとデカすぎたそこを見たい。
バルブや相手のバルブシートが減るとバルブクリアランスは小さくなるってのは解るんだけど
デカいのは不安しか感じないから。

吸排気系はついたままで取り急ぎ自作の道具でその一個を抜く。



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調整シムの収まるシートの穴の付近が傷だらけなのは車上でカムシャフトを外した時点で見えてたから。
人為的なもんじゃないとすれば、シムが収まってる穴から飛び出して暴れたってことで
書くのも恐ろしい「サージング」ってやつなんじゃないかと。
バルブって、開くのは機械的に強制的にタイムラグなしにだけど
閉まるのはスプリングの力に身を任せてるから遅れる危険があるのね。
ぶん回したい人はマツダかドカティだな。

遅れると言えば初期のルパン三世のオープニング。
ワルサ―のバレルがショートリコイルしてるのに気付いて興奮したのはいいが
未だに誰とも共有出来なくて最近幻覚だった気もしてきた。





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ピストンの具合によってはこっから下もバラさなきゃいけない悪寒。
1個も4個も変わらんし。



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幸い元々彫ってある逃げ溝近くの変な傷にとどまってる。




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一個だけクリアランスが変だった排気バルブ。
光ってるとこはシートに密着してたと思われますが



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一周見るとこういうとこもある。
ドリルにはさんで回したら目で見えるほど振れてました。
ピストンにドつかれて曲がったのはもう疑いようがない。
圧縮は基準11、限度9のところ8キロでかろうじて燃えてたもよう。



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二重スプリングはそんなヘタレじゃないだろうから
回しすぎだけじゃなく手動調整式のチェーンのたるみもあったのかもしれないけど
いきなりバラシちゃったのが若干心残り。
ま、やることやりゃあ直るだろうから気にすんな。



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こいつにとっちゃ涼しくなってきたのか?事務所でごろごろが増えてきました。


数年前に入場自由の札幌西区オケの演奏で聴いて涙が出た曲。
区役所の、ステージも客席もない会議室みたいな部屋で数メートル先にコントラバスという状態で
音に飲み込まれるような特殊経験でした。これは残念ながら(?)札響。