オレがやらなきゃ誰がやる

  • 2017/04/23(日) 12:57:10

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往年のバハ。サイドスタンドが折れたからバイク屋へ行ったら修理不能だと非情な宣告だそうで。




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スタンド本体じゃなくフレームのブラケットごともってかれたんですな。



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まあ近くには溶接の火で燃えそうなものがあるわあるわ。



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まず、このフィンのついた四角い箱、レギュレートレクチファイヤとかいうのを養生。



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念のため外してみたアース線と思われたものはなんだか絶縁されてる。ハズシたか。



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もう面倒なのでシート下まで行ってるカプラーを全部抜く。
その前にシート外すのがロードバイクと違って超面倒。
いつまでも余計なことやってるように見えますが実は余計かもしれません。
でもね、過去に電気溶接が原因かもしれない故障を経験したんで。
バッテリーレスだし。いまどきのキャブレスだとなおさらだ。



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ゴム貼りのチェーンガイド撤去はマスト。



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キャブのオーバーフローチューブやらもどける。
一番太いホースはキャップを抜いたらオイルどばー。
ただのホースに見えてキャッチタンクと化していた。
自分のバイクのだって抜いたことないもんな。



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どけるもんはどけたが油汚れも洗っとかないと心配で気が散る。



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んなとこだ。



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イケてるおあにいさんおあねえさんは覚えてると思うが
電気溶接は接触・通電が命。心苦しいが塗装は削る。
まあなんもしなくても火が飛んだら燃えちゃうけどね。



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ちょっとだけくっつけてスイングアームや後ステップとのクリアランス検証。



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補強のステーを追加するつもりでしたがスペースが無さすぎて断念。
もうくっついてるのに上から肉盛り3発ほどかましました。
カッコ悪いんで積極的にはやりたくないことですが。



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当然表側だけじゃもつわけないので裏側もくっつける。
さっきよけたホースが通る二個のループが邪魔なこと・・・
あとで気付いたけどこんなの切り落としてもよかったんじゃないかとorz



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石はねなんかからシャシの傷つきを防ぐチッピングコートのホワイトバージョンを持ってたんで惜しげもなくおごる。
言うほど量は使うはずもないが。



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やっと自立の春を迎えました。¥32400-税込だとよ。
タイヤ二個少ないからって容赦しねーぞ。



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ほとんどの工程を寝っころがってやってるんだからもう。
エンジンクレーンで吊るという案もありましたが多分中腰体勢で最悪だ。



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こんな前の世紀いや前の年号以来やってないようなことしてたりでこう見えて暇じゃないんで
ご自分が秘めやかに設定した金額を境に乗り換えとかお考えの方はまずそれを教えてください。
多分電話だけでカタがつきますんでお互い手間が省けます。
「直す」以外に選択肢をもたない人もお待たせしてますので。



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つーか寒いってー!!



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どーれ、やるかァ~!
・・・何をよ・・・



アクティ乗ってても佐藤 浩市さんになりきるナンバー。




















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選択肢

  • 2017/04/16(日) 15:22:04

別に誰にも言ってませんがとりあえず日曜日更新を続けてみようと思お最近。
かつてのZのCMで「スポーツカーに乗ろうと思お。」って聞こえて気持ち悪かったのはボクだけじゃないはずだ。



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前回のと同じランクル。Fデフとフレームをつなぐアームの後部。
ゴムのブッシュが長年の横Gにやられて変形しちゃった図。



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フレーム側ブラケットにアーム本体が当たっちゃってたのは明白。
タイヤが上下する=デフも一緒に上下するから
走行中ほぼ常にギコギコしてたんでしょうな。ライクァ拷問。何も訊いてないからちょっと違うか。



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選択肢はまあ多いこと4つ。
①ブッシュのみ買って打ち替える
②新品ブッシュのついたアームASSY採用
③ガタはないのでこのまま車検に突撃



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ブッシュはバックオーダーで待ち時間長すぎ
ASSYは約¥20000-と左右でX2はちょっとちょっと。
繁忙期に突撃はしたくない(というか工場の姿勢を疑われる)。

なのでもうひとつの選択肢、中古を採用。
ほぼ獲りつくされて数がなく、程度極上のがはるばる九州から来たぜイエイ。



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両端から指で入るただのブッシュと違って金属枠に接着されたのを圧入する式だから
アーム本体は完全フローティングが本来あるべき姿。
フレーム側は塗装したところでいずれハゲるに違いないからグリスでコーティングしてます。
昔、板金も塗装もやる職人に「錆止めって何がいいんですかね」って訊いたら
「長く効くのはグリスだな。」って即答だったのを信じてます。



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変わって、古いハイエースのクーラント漏れ。
写真は漏れの原因とは関係ないかつて替えたラジエーターキャップの解剖図。



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若干むりくりだけど開いてた穴にタイヤのバルブをはめてみます。
トラックベースのキャンピングカー、しかもターボ付きで目視での点検は困難。
手でシュコシュコして加圧テストする道具を買う気だったけど高かったんで。





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本来1kg/cm2程度しか上がらない回路だから
エアチャックでちょっとシュッてやるくらいでいいべとおもったら
シ!くらいで後席用ヒーターホースがジュビジュバ~って。
上にかぶさってるノーマルじゃないエアダクトが接触しててやられたもよう。



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ノーマルエアダクトはすでに生産中止なので
二度と他に触らないように金具を一本増設して、若干心配な新品アッパーホースにも救命胴衣着用で万全。
助手席のフードはボルト留めだから組んだらもう見えないというトヨタらしからぬスタイル。




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もうこんな落ちてる姿は見られない時期になりました。
ちゅーか営業中の半分は外回り。


ビデオはどうでもいいが松たかこさんのボーカルは素敵ですね。





















そうよわたし気付いてしまった

  • 2017/04/09(日) 20:25:14


ピンときた人はじゅんこちゃん派かあるいは
ボクのように悲しすぎる詞が子供心に刷り込まれてしまった人ですね。
いずれにしてもいい歳だ。

いやね、何がって、更新がさっぱりなのはしつこすぎる内容と語りのせいだと。
だから題材を一個に絞ってやってみようと。



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ランクル80のクラッチマスターシリンダー。のリザーブタンク。
外観がこうだと大体中身も・・・



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いいお色。



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なんでブレーキのそれにはない碁石が浮いてるんでしょうね。



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碁石をよけてもおどろおどろしい。



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こちら、交換後。ではまた。
そういう感じなら毎日いけるかもしれないな。




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抜いても汚いのは汚い。




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底には濃厚なのがたまってるから拭き取らないとすぐまた「ちゃんと替えたー?」みたいな色になっちゃいます。



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獲ったど。



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参考までにこちら、猟師さんに獲られて棒につるされて帰る獲物ポーズ。



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単純な筒形状じゃないから変な指づかいで疲れました。



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でも外がこれじゃあなんもしてないと思われちゃいます。



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水溶性のブレーキ液にほこりがくっついてるだろうから
パーツクリーナーよりママレモン(ってあるんだべか?)のほうが。



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ま、こんなとこだ。
なんも入ってないように見えるけど入ってます。
よくあるブレーキ液のような黄色っぽい色がついてないのが好きなんで。



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給油をご所望のレリーズシリンダーとフォークは一旦浮かせて




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スプレーじゃないグリスをべっとり。
オペレーターはボクの指じゃなく筆です。

以上、たまに記事用にいつもより頑張ってます。



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クラウン、マークXなんかのV型エンジンのFパイプ修理。
軽度の場合はこんなふうに上から材料かぶせてくっつけますが
こんなどこでもできそうなやっつけで4~5万です。
重度のは似たパイプ見繕ってすげかえたこともありますが7~8万です。
ただし新品材料は在庫してないのでいい塩梅の中古パイプがないと出来ません。
しかも、写真にはない遮熱板ってカバーがかぶってるので
正確な値段は始めて見ないとわかりません。
よく問い合わせがあって実際やるのはその1/5くらいなので
数千円とかを見込んでるなら聞かないほうがいいでしょう。
そもそも、自分には買えないたいして興味ない車種だから積極的にやりたくもないんで。
そんな半端もんなんで一からの製作なんてお話にならないんで悪しからず。
 


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猫に見えるが本当は
おヒマ星から来たおヒマ星人かもしれない。
慣れる=からまれると知った最近。



























技術ってなんだ。

  • 2017/04/02(日) 11:56:58


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そう旧くもない、L260ってミラ。
走行中のエンジン停止でレッカー入庫。
まずはエンジンコンピューターにお伺いをたてるも「別にー」って回答なんで
燃料供給を検査。タラリとも出てくれない。



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なんでいきなり燃料供給を検査かというといちばん簡単だから。
かつ、全くかからないとなると点火系ならコンピューターにばれてるはずだから。
ここらへんの配線が車外で融雪剤にやられて腐食してもげるってのがあるあるですが
フロアに蓋がないからわざわざタンクを半降ろしして見たのになんともない。
というかすでにそこまで電源が到達してない。



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こういう分かりやすい絵がぜんぜん別のページにあるってのが診断の妨げと言いますか
慣れてないとどこを探せばいいのか想像すら出来なかったりするの。
さっき見たのは赤い線上の、末端コネクターですがすぐそばにもう一個あるんだとよ。
黄〇部のおそらくフロアパネルの穴の先、つまり室内か。



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タンクの上はここらへんだべ。
て、突っ込んだ手にはすでに高湿度な反応があるじゃない。



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クッションがいい塩梅にお水を吸収してますな。



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見たかったやつ。



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もう、抜いてみるまでもない気配に圧倒される。



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オス端子に至ってはもげかけて整列してない。



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かろうじて通電してた期間が長かったと思われ、燃えかけてますな。
付近が濡れてたから助かったんだな。最初から濡れなきゃもっと良かったけどな。



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個人的にはこういう場合、コネクターや金具を手配して時間かけて修復とかあるいは
いわゆるギボシ端子での接続はノンプロ。かつ、再発の可能性を残すやり方。
こんなとこ抜き差しする期会は通常の整備ではまんず無いことだし
本件でのオーダーは時間優先であり雨漏りと思われる水分侵入の調査も後日の指示だから。



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だからこそ防水処置はしつこくするんですよ。

以上、なんとなく「技術」ぽい事例。
かからなかったエンジンがかかったわけだから料金を払う気にもなるでしょうよ。



対して、ホントか~?的事例。



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平成ひとけたのランクル、いわゆる70のリーフスプリングのブッシュ類。
こうして新品と並べてるから「イヤイヤひでーなオイ」となるわけですが
車検で預かった時点では自覚症状がない。
しかもそのままで車検は合格して一旦納車、「やっぱり気になるからやって」と再入庫。



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一度ハマった人は知っている。
本来はこうしてナットを外せば叩いて抜ける前方のピン。



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びくともしないからダブルナットで回してみようと試みるんだけど回りもしない。
無理に回したら12mmのネジがねじ切れたこともあります。



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反対側は平らな鉄板でつかむとこがないから工具をかける基点をつける。



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運が悪いとスピンナーハンドルのジョイント部が割れるんで
こういうヤバイ時用のハンドルがあったりする。
多分ホンダのクランクプーリー用に作ったと思う。



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いやーな、節度のない手ごたえで徐々に動き始める。



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こんくらい回ったら中の錆とブッシュの関係が破壊されてると思う。
ちなみにこんなことしなくてもガスで焼けばブッシュが燃えてあっさり抜けるけど
替えるわけじゃないリーフに熱が入ってどんな影響があるか分からんし
工場内が煙やキナ臭い異臭でわやんなるぞ。



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こんなもので支えてる状態では乗りたくないですな。

すんなりとはいかないだろうからお金はかかるけど・・・
というこちらの提案に乗ってくれたから静かになったし危険な要素を取り除いたと
最後は解ってもらえたという結果オーライな事例。



次に、自覚症状もなければ乗って変化も感じられないかもという微妙な事例。

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車検で入庫のステラ。
マフラー最後尾の吊り金具がもげてる。
なのでだいぶ下がっちゃってるけど地面から10cmとかそこまでじゃない。
くっつけるために金具の切れたとこを整えたら今度は
短くなっちゃって足回りに接触しそう。



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でもほら、オレって持ってる男だから。



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ガタがきて小っちゃい段差でも「ガツガツ」音を出すスタビリンク。
ロッド部分はけっこういい材質のはずなので替えても捨てないの。
ここに採用するとボールジョイントの重みが排気系の振動抑制にも役立つと思う。



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男はみんな嘘つきだからなんでも真に受けんなよセニョリータ。

こういう、必要な加工以外はぜってーやらねーから無駄な電話しないように頼むぜメーン。

取りに来たオーナーが「そういや深い雪でもないのになんかこすってる感じはあった」というのは
気を遣ってくだすったのかもしれません。



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ホンダストリーム。ブレーキオーバーホールで預かったらリフト上のタイヤ手回しで違和感が。
バックプレートに錆びたディスクが接触してる的な異音。
こんなにウエイトを貼る仕事にはもうなんのやりがいもプライドも感じてないんだろうな。



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通常言うバランスウエイトの「重ね貼り」ってのは
過去のをはがさないでそのまま調整するってことだと認識してますが
ほんとに重ねてるのは初めて見ました。



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バックプレートを押したり引いたりしてみた自分がふびんだ。

これについては料金かかるほどじゃないし走行中聞こえるかどうかも微妙なのでもはや報告すらしない。
もちろんはがしたけどそもそも冬用のしかも後輪だ。
執拗にバランサーの数字にこだわる必要もない。

「技術ってなんだ。」
かつての上司が尋ねました。
「そりゃ速く正確にでしょ」とか「基準値に限りなく近く」とか皆それなりに答えましたが「もっと簡素に」言えと。
上司の言う答えは「信頼」というたったひとことでした。
もちろん、皆その時点で意味なんて理解出来ません。
もしかしたら彼の持論じゃなく誰かの受け売りかもしれませんが意味はこうです。

いちど感じた「信頼」は以降の依頼における「安心」をもたらす。
つまり、こいつに頼めばまず間違いない・少なくとも悪いようにはならないという安心感は
厳密な意味での「高い技術」があるなしにあまり関係なく依頼者を満足させる。
その度合いが高ければ極端な場合、作業者がミスしても「具合でも悪いのか?」というように
依頼者が作業者をフォローしてくれる。
そこまでの究極の「信頼」を得られた者が高い「技術」を持っていると言われるのだ。

私なりにさらに考えれば、冒頭で紹介した「エンジンがかからない」なんてのは
結果を出せれば誰でも「信頼」のポイントを稼ぐことが出来ますがそうそうあることじゃなく
むしろ二例目以降のような、オーナーに自覚症状のない不具合の対処のほうが日常的には圧倒的に多いのです。
なのであのかつての上司の持論を納得して記憶している私としては
いかにその作業の必要性を説明し作業後に報告するかといういわばソフト面の技術にも気を遣うわけです。
ブログで紹介する作業風景はその補足ツールであり集客ツールでありますが
ときどき初めてのお客さんに「ブログ見てあんたのことは信用しているから任せる」と言われることがあります。
私にとっては正にやろうとしていることがやろうとしている方向へ向いた瞬間ですが
一方で心配にもなります。ブログは「良く見えるように」作ってしまうものだと思うので
能力を超えた期待を抱かせてしまっていないか?ということです。
だからって気軽に依頼するんでないとはもちろん言いませんが
どうぞ、具体的な要望や予算、また仕上がりに関してのご意見は遠慮なくおっしゃってください。

すみません、止まらないモードに入りつつあるのでまとまりのないままスィ―ユーレイラ―♪



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この直後カメラに襲い掛かる。

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血を見てご満悦。どもならん・・・

楽しみだったドラマ善徳女王が終わってさみしいです。






















マフラー溶接やめます。

  • 2017/03/20(月) 13:00:20

って書いてしまいたい早春。
やらないって何度書いても電話が来るのは相手がイカレてるからだと思ってましたが
違いました。新しい記事にいちいち書かないとダメなんだと。

ワンオフとか一点ものとかべっぴんさんとかのマフラー製作は出来ません。
材料の在庫がないし修理のための設備しかないからです。

必然性のない、単に「ちょっと変えたい」という動機の加工もしません。
普通の修理や車検にもっと時間を割かなければならないからです。

たとえ修理の必要がある場合でも、
保安基準に適合する状態で完成出来ないクルマは受け入れ出来ません。
何を言ってるのかというと、そこを修理したところで元々がうるさい社外品だとか
触媒を取っちゃってるとか 作業には無関係でもフロントガラスにスモークフィルムとか
つまり車検受からないんじゃないの?的クルマのことです。

さらに、全てにおいて共通しているのはその作業に私が興味を持てない、共感出来ないということ。

業界入りの動機がオートバイがらみだった私にとってクルマとは
極端に言えば椅子に座って度胸でアクセルを踏めば誰でも速く走れるイメージ。
未だチューニングやら空力うんぬんの前に精神鍛錬じゃねーのという考え。
だってちょっとからんできたっぽいおっきなクルマがね、
代車のKEIを全開踏んだくらいでフェイドアウトするってそりゃ完全にやる気の問題っていうか
そもそもどんなシチュエーションで誰を相手に何をもって勝ち負けなんだという哲学でしょう。

どんなスゴイクルマも踏まなきゃ速くないし
速く走ることは迷惑ではあっても役には立たない。本人以外誰も求めてない。
踏めなくて遅い人も困るけど。


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こういうのが道に居たり出て来て50k/hと80k/hだと結構違うとおもう。



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ちゃんとしたとこに車検出して
こんなゾッとする燃料ホースを交換とかにお金を使うべきでは。



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フェンダーライナーに覆われてるからその気で見たって見えないの。
燃料フィルター交換するって決めたから見えたの。



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元々それなりに速いクルマだから
減るクーラントを足して乗るんじゃなくて原因を取り去るべきなの。



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もつべきものはタダでゲットした材料。ゴミとも言う。
ちゃんと保管して記憶してて常になんかに使うイマジネーションをふくらませてればですが。




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若干かたちを変えてこの写真のなかにいます。




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ヘッドガスケットなんて近年めったにやらないから泣きそうだったけどね。



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セリフを入れてください。とお題を出したら猫飼ってる人の多くはこうだろう。
「いいよなお前は。」



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月に何台もマフラー修理してると
もげやすいレイアウトやその兆候が分かってきたりするもんで。
こういう可動式ガスケットとスプリングのついた取付部。



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車検で来てて別に漏れもなんもなく今はいいんですが
つかんでゆすっても動く気配がない。ボルトを外しても取れない。
フランジ間にバールのようなものを入れてこじるとフランジが曲りそう。
ここが動いてくれないとパイプ自体がたわむ>錆びて材質が薄くなってるともげる。


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地道に揺すったら普通固いはずのパイプ側から抜けました。



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普通は動くように出来てる側が取れない。



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そこらへんにあったマフラー参照。
すり鉢状になってるから動いても漏れないというなかなかの精度の造り。



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やっととれたというかこそぎ取ったらやっぱり錆びて固着した模様。
振動を逃がすための構造だからいつも動いてるはずなのによく固着したな。



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さらに段差を磨いたものの、今後が心配なので給油。
正にこれぐらいしかない。固まってもらうわけにはいかないから。



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猫にも寝ぐせがある。



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いっちょまえにフェイシャルマッサージもお好き。



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雪が降った朝必ず来てるこいつらが気になる。
雪がないとわからないだけで来てるんだろうな。

てなことで普通の修理や整備をお待ちしております。
車種は普通でも変わっててもどっちでもいいです。
















モテ期

  • 2017/02/23(木) 18:30:20

えーみなさんごぶさたしております。
急ですが自動車の整備工場には年一回というかある一定の期間モテ期が到来します。
クルマがもっとも売れると言われる3月~5月の連休まえあたりのその時期。
新車はもちろん、車検のない中古車も車検をとって納車となるため
2年とか3年後の同じ月に多数が車検の更新を迎えるのに加え
北海道の場合、冬眠していた妖しいクルマも活動を始める時期でもあるから。
さらに車検というやつは、満了日のひと月前になれば満了日が変わることなく更新可能なので
すでに今時期からモテ期の波は押し寄せております。
当店に限りませんが、ご来店の日時打ち合わせは綿密にしてやってください。

というわけでさっぱり写真も撮らず馬車馬のように作業に没頭してて記事の更新にも困るので
過去の採用されなかった写真を拾ってみました。
「今頃!?」と思い当るオーナーもいらっしゃるかと思いますがお許しを。



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4L缶で用意したエンジンオイル。
もう少しでいい塩梅のレベルになるので搾り取っている図。(角に穴開けてる)
ただし、室温のオイルを入れてもオイルパンに落ちづらかったりして
「H」までピッタリ入れちゃうとあとで見るとHを超えてたりするからL~Hの中間くらいがいい塩梅。
仮にそこから変わらなかったとしてもそれは「足りない」とは言わない。
ちなみに、最近オイル交換したから替えなくていいぞと言われたクルマの多くは見てみると入りすぎ。
Lを少しでも超えてればダメじゃないがHを超えるのは少しでもダメ。
量を点検する条件だって「いつでもどこでも」じゃない。決められたことは守ろう。



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近年の日産の、ルノーの香りがしないでもないエンジン。
走行中にエンジン停止でレッカー入庫。
クルマのメーターはまだ5万キロもいってないので想定外で手こずっちゃったけど
なんとタイミングベルトと違って定期交換しなくていいはずのタイミングチェーンが切れたもよう。
バラしてないけどカムシャフトは回らないし吸気ポートから見えるバルブも動かない。
エンジンオイルがゲージに届いてないのに全く漏れてないのが気になったけど抜いたら500ccしか入ってなかった。
その時点でもう現品修理はあまりにもハイリスクなので中古載せ替え。
定期交換しなくていいというタイミングチェーンですがエンジンオイルでまともに潤滑されていればこそ。
一度もかからずに載せ替えましたが、かかっているときは多分オイルの警告灯が点いていたんでは。
初めてかかわったクルマですが、ここ何回かのオイル交換時には抜ける量も少なかったんじゃないかと想像します。
やってればですが。



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かつて当店でも活躍した”ミニカ”トッポのエンジン/ミッションマウント一式。
入庫のきっかけはライトなんかの電装品を使ったら急に発生する振動と音。
通常、それを防ぐため、負担のかかるアイドリング時には回転を少し上げる装置があるはず。
コンピューター制御ならコンピューターがやりますが現車キャブなんで。
ディーラーから大量に資料をいただきましたがその調整方法が見当たりません。
唯一、エアコン作動時にはそれ専用の装置がちゃんと作動し回転が上がりますが。
ただ、電気装置をなにも使ってない時やATのレンジがPやNではウソだべってくらい安定してるのと
規定値をかなり下回る500rpm程度にわざと下げてもめちゃ安定してるのでエンジンの調子の問題じゃないんではと。
結局、軽では珍しい振動低減のためのバランスシャフトが採用されてるせいか
この非電子制御キャブにはエアコン用以外にアイドルアップ装置は一切なく
こいつらマウントのゴムのへたりが原因だという結論に。
交換後は12気筒かってくらいの静粛さをものにしました。大げさじゃなく。
ちゃんと造られたものはちゃんとしてやればちゃんと動くんだってことだな。
今頃だけど好きになった。3G83。



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フンガァ~
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フンガァ~
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フンガァ~
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牙が!
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牙が!
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落ちそうになりながら寝るのが好き。
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撮られながらちゃんと見てる。

猫の写真は大量にあるんだよなー・・・

ではまた、雪があるうちに。






























理想の自分

  • 2017/01/23(月) 16:40:50

他人のカッコよくない場面が気になることが多くなってきたのは自分の歳のせいなんでしょうか。
服装や髪型、ましてや乗ってる車の話なんかではなく、行動というか立ち振る舞いのことです。

まず車で家を出ますわね。信号待ち、赤なのにちょこちょこ前に進むのってカッコ悪くね?無意味じゃね?
遥かかなたの右折待ち車を気にして左車線にぶっこむのもなんかな。
いい年こいたら入れてもらってチョリーッスくらいはしとかないと。

工場着いたら約束のお客さん。事務所でお待ちくださいってご案内。
クルマ入れようとしたらロックしてたり開いててもキーなかったり。
また工場奥の事務所に戻ってキー持ってます?って無駄じゃね?
こちとらガテン系にゃ勢いつーもんがあるんじゃね?
ダンスタッラヴィンギューってもんじゃね?

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これはそーじゃない人のレガシー。のスタビライザーブッシュ。
来られたきっかけは小刻みな段差での「カタカタカタッ・・・」と短く鳴る不快音。
えらく穴の大きさが違っちゃって見えますがオンマイリフトだとガタまでは感じません。
スタビライザーが少しブッシュの中で動いてるかなーってレベルです。



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そもそもの形状が変更されたのか。
水分を少しでも侵入しづらくと、リップ形状が追加されたのかも。
それを知っててこれを交換しましょうと言ったわけじゃなく
症状と再現の条件からいっていちばん怪しいから。
都合のいいことに、部品は何百円で工賃も数千円だし。
事前に見せたディーラーではこれを含め他のアームやリンクともろもろでエライ金額だそうで。
プロとしての判断力も発揮せず保身に走るのはカッコ悪いという意識がないからそうなる。
こうありたいとかこうはなりたくないという理想はある程度隠し持ってないと
いきあたりばったりな、志のなさが立ち振る舞いに出てしまうんじゃないかと思う。

ちなみに先日領収証に貼る収入印紙¥1000分をコンビニで買ったら何百円以上はくじを引けと。
タダではないんだろうけど納税がらみなので違うんじゃないかと思いましたが
流れを止めるという野暮はせずきっちり景品ももらったボクは内心イケてるぜと。
具体例にするとえらく小せえなオイ


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別なクルマ。エクストレイル。ここで目からうろこマイセルフ。
ほぼ100%、普通には緩まないスタビリンクのナット。
最初っから緩まないんじゃなくて途中で固くなることが多いってことは
出っぱってるねじに事前にダイスをかけといたらどうよ。
気持ち悪いくらいドライブスムース。
千葉の大御所の「セルフロックナットにタップ」という伝説にヒントを得ました。
スペシャルサンクスフォージングウジサン。



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近年の日産は国産車に使わないサイズの工具を必要とする。
ただ、ここに関してのみいえば裏っかわにもレンチをかけられるつくりでラブリー。



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せっかくこんなキャップがついてたので



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グリスをすり切りでおごってあげました。



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エスティマエミーナのショック交換。
ベンツでもないのに車上でコンプレッサーって変な画ですが



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縮めないとどーにも突っ張って抜けてこないから。



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普通はそんなことないけれどこうだから。
ピストンなのか筒の上蓋なのかが破損してありえないとこまで出てきちゃったの。
危なすぎますぜ。



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それが左。右はお客さんが用意してくれたノーマル中古。
ちなみに流れ出た液体の成分は推定90%「水」でした。



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その数か月後。今度は反対側に異変が。
下がついてたもので上がノーマル中古。
笑っちゃいけませんが今度は短くなっちゃってます。かじってロックして伸びなくなっちゃったもよう。
当然外すときは楽でした。苦あれば楽あり。



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テレビ・雑誌や広告ではこういう黒目がまーるい猫をよく見ますがウチではまれです。



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こういうの、意外と喜んでるようです(本当)。
あとでガブガブ噛んでくれます。


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人を動けなくするのが好きです。
かつて気に入られてしまい帰れなくなった人もいますのでご注意を。





どなた様もありがとうございました2016。

  • 2016/12/31(土) 17:30:28

年始早々に移転という大イベントを決行する事態となりいわば病み上がりスタートの当店でしたが
発寒工場時代のお客さんの多くが来てくださいました。
初めて電話をくれたのが発寒工場で入庫は新工場へという離れ業をやってのけた方をはじめ、
新しいお客さんも多数訪れてくださいました。
鉄工団地の中という若干わかりづらい場所から、コンビニやディーラーさんの並ぶ大きな通りへと移ったのは確かですが
その通りに面した巨大な看板は未だ真っ白なまま、クルマから見えるレベルの看板を掲げたのも今月になってからと
どうも立地条件によってお客さんがたくさん来てくださったとも思えません。
5年続けてきた、社会人として整備工場として普通であろうとする真摯な姿勢と、ブログ記事に垣間見える私自信の人格者としての資質のたまものでしょう。ギャグですからね

おかげさまで毎年クリスマス恒例の1年車検のお客さんをはじめ、きのうやっと終わった仕事が2件と
ほぼかたづけのために出勤していた昨年までとはまるで違う年末を経験させていただきました。
なにをそんな遠い目で長々語ってるんだと思われるかもしれませんが意味があります。↓













ごめんなさい。年賀状書いてません。出せません。
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ゴメンネゴメンネ~♪



てなわけで気を取り直して最後の一仕事となった興味深い一件をご紹介しましょう。
もうなんも来ないべ。と気を抜いていたクリスマス過ぎの電話。
「エンジンがかからない」というVITZ14年車13万キロ。
なんと車検から戻って3日後のことってのはいけないことかいby岡村靖幸。
発寒時代何度も来てくれた方ですが遠くなっちゃったんで至近の工場に出したそうで。
そんな浮気もんしらねーよとは言わないボクはそう、
「エンジンがかからない」が大好物。マフラーよりも好き。

帰りがけに寄ってみるとコンピューターは「なんともねーっすよ」コード出力でつれない素振りのロングブラウンヘアー。
どしてなのなぜにってセルを回すもかかりそうな気配まるでなし。最初は。
でもそのうち、「ボボッ・・・」とかいって期待させる気配も醸し出すじゃないですか。
そのまま回すとそれが連続しておっ?かかるんじゃね―の?というところでバッテリー切れ。
「燃料ポンプだべ」とお客さんに告ってみたところ、一応来てくれて諦めて帰った車検やった工場の人は「燃料は来てる」と語ったそうで
「うっそーん」とパイプを切ってセルを回したらピューって出るじゃない。こりゃ来てるってゆーじゃない?残念!

じゃあプラグ見てみるべって新品持参でリベンジした翌日。
プラグはべちゃべちゃ。乾かす道具はないので新品をつける。でも初日とおんなじ。
ここで経験豊富なオジサン整備士ならではの過去の似たケースの記憶が蘇る。
この時点で持参したジャンプ用バッテリーも怪しくなってきたんで
意を決して自車のバッテリーと接続、長期戦に突入。
古いアクティなんでバッテリーへのアクセスがチョー面倒なの。

結果、しつこく回すと「ボボッ・・・」が長くなってきて最終的にかかった。イエス!
何発か空ぶかし後はもう、何事もなかったかのようにアイドリングもOK。
止めてももう普通にかかっちゃう。
じゃあこれでもう乗っていいのか。寒いからたまたまプラグがかぶったのか。



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それはまずない。これ、凍結してたと思われるマフラーの水を抜いてるの。



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いい勢いなのが伝わるでしょうか。



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良く分かりませんな。




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2Lのボトルに集めてみた。350缶くらいは楽にありそうでしょ。

ごそんじかと思いますがエンジンからマフラーにかけては一方通行。
吸った空気を燃料と混ぜて燃やして外に出せてはじめてエンジンは連続して回転するの。
排気系の詰りもエアクリーナーの詰りも、全く同じくかからない要素なの。
出口がないのに入り口からどんどん入れると当然入り口からあふれるの。


こうならないためにはそうだなー
もしアイドリングでマフラー出口からぴちゃぴちゃ水滴が飛んでるようだったら中には相当量溜まってるかもしれないので
穴開けて抜いておくのがいいのかもしれません。
バンバン吹かしても構造上なんぼも抜けないので。
ただ、今回私が車検整備を受けていたとしても避けられなかった可能性大。

結局マフラーで締めくくることとなりました相変わらずのトッカリモータース。
さすがマフラー専門工場。だからギャグだって

ともあれ皆様、どうぞ懲りずに来年もよろしくお願いいたします。








マフラーと説教と猫のブログ。

  • 2016/12/14(水) 09:02:33

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実は前回の記事に盛り込むはずだった事例。
だからこれが抜けた回はタイトルと内容が合ってない。ひでえブログだな。

そんなに売れたとは思えないけど今年二台目のしかも同じ部位の修理のホンダエディックス。
センターパイプと呼ばれる、排気系の中間部に位置する部分。



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その前端のサビ具合がアレなんで早めに交換が必要と言われたのはいいとして
それを言い渡されたのがいちばん後ろのRマフラー交換を頼んでその納車時だったもんで
そりゃお客さん、大丈夫かこの工場?とご立腹なのも無理はない。



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そんでもうそこには頼みたくないしバカ高いその部品をまた交換なんて少なくとも今はそういう気になれない。
そもそも本当に必要なのかアンタぶっちゃけてくれよと。

前端がわもそうだけど後方のここらへんがなんか怪しいっすよ。




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拡大。「早めに」というより「いますぐ」だべ。
これはねー自分にも思い当るんだけど一言で言えば効率化を図るための分業化のマイナス面そのものですな。

発端となったRマフラーの初診でセンターマフラー劣化を見逃した、あるいは工場に入れずフロントサイドで判断して工場に指示のみ出した。実際の作業時に発覚>工場から報告>バツが悪いからお客さんへの連絡をスルー

またはフロントは工場にはなから丸投げ(別に悪くはない)>同じく実際の作業時に発覚>工場から報告>フロントはてめえのせいじゃないのに電話して怒られるのはカンベンだぜってことで結果同じくお客さんへの連絡をスルー

ま、そんなとこだ。若気の至りだべ。若かったらいいけどな。



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じゃあアンタ直せるのかと訊かれた場合、9割がた二つ返事でOKではありますが
その前に付近を点検ハンマーで打診します。
全部同じ厚みのはずのパイプ、場所によって音が違うというか感触が変な場合
穴はなくとも材料が痩せて薄くなっちゃってる可能性が高いからです。
その範囲が広いと、当て板するにもすげかえするにも手間が増え、新品部品に金額が近づいてしまうからです。

ひとまず、このコの字型のステーをどけないと当て板も出来ない。



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切る。コの字だから二か所。普通じゃない工場でまず考えないのはこの工程。手前味噌ですがもう少しで普通なんで。



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取った。



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しつこいようだがすでに「早めに」ではない。



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マフラーが平らなら、修理は簡単。



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どんなに厳選してもピッタリフィットなんてしないけどね。



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鉄が溶けてくっつくんだから、その近くだって叩けば軽く曲がるくらいにはあったまるからテイキリーズィー



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いつも思う。この固着防止のグリス塗布の恩恵を受けるのが俺じゃなかったら腹立つ。


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ここに付くステーがなくてもぉ~




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ここが決まってるってことは元の設計がいいんだな。なくてもいいんじゃないか。



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そこまで漢じゃないオレだが。

ちなみにタブレットで説明されたという前端の腐食はスルー。錆び取って塗装のみ。
もっと腐っててももげたのなんて見たことないから。



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今年もカレンダーその他いっぱい送ってくださった福島の偉人が春に作ってくれたもろもろ。
いいかげん年内に掲げたいと思います。あ、認証看板も。こう見えて認証工場です。




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レジ袋の音がしないとほぼ寝てます。


♪みんななんでちゃんとしないんだろう

  • 2016/11/26(土) 20:47:19

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♪あたしなんで抱きしめたいんだろう風で頼むぜアミーゴ。

スズキスイフトのFロアアームの先、ボールジョイントのがた。
見た通りアーム丸ごとの交換ですね。



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でもでもーここのボルトが緩まないってのはみーんな似た造りのスズキ車全般で近年続発してる。
こんだけ長い工具で体重かけたら意外と軽く折れちゃうからすぐアイサレンダー。



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固いねじはガスバーナーでがっちりあぶるのが王道ですが
この場合あぶりたい相手のナットはフレームの袋閉じ構造の中だから始末が悪い。



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しかしこのわずかな隙間から希望の光が漏れてるじゃないですか。



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やりたいことをやるためにはここの一部が邪魔。
幸い構造の強度に及ぼす影響はほぼないと思う。



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邪魔部を折り曲げるとその隙間に正対出来て、チラ見えしてるのはあぶりたいナットだ。
たぶん。



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通常は左側の切断機を使うところ、ノズルが細くて隙間に挿入可能な右の溶接機採用。



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出てる火は見えないわ、本来溶接する部位にのみ熱を加えるためのもんだから
ときどき離して覗くんだけど相手が全く赤熱しない。



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付近に燃えるものはないけど、塗装が焼けて煙が出るんでときどき水で冷やす。



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一度もナットの赤熱を確認できないまま冷やすことを繰り返して3回目くらいか。
なんか手ごたえなく緩んだ。
たまにある。ボールジョイントが抜けなくて、グレて一服して他のとこいじってたら
たかがインパクトレンチの衝撃で勝手に抜けたとか。



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かといってそこからはサクサクってわけじゃなくむしろヒドイ。
ボルトが通ってるカラーと固着してるからまたファイヤー。
ゴムのブッシュが入ってるとこだから燃えて煙は出るわ炎は出るわ解けたゴムが顔に飛ぶわ。



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アームを破壊して撤去したら残ったゴムをあらかたそぎ落としてー



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カラーを直接ファイヤー。だんだんストレスが軽くなってくる。



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動いた。けど一気には緩めない。



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締める方向にも回して固着の要素を安全に破壊する。
この終わりが見えた段階で下手こくともう帰りたくなるぞ。




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とれた。ついに折り返し地点だ。



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思わぬ手間。タップが短くてまたストレスだ。



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さほど影響ないとはいえ逆に言えばなんぼかあるわけなんで戻す。



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くっつけて



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組んで塗る。グッタリだ。
でもね、何度も来てくれてるし今回は修理箇所ここだけじゃないしドアの塗装もあって結構な総額。
ハマった分はおまけでやっときます。ここ数年で最大級のおまけだ。



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あくびの前に



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変顔するのは普通なんだろうか。



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「お前さんどっから来たんだい」とか言いそうな顔。
そらこっちのセリフじゃ。