見えないもの

  • 2017/09/17(日) 17:40:38

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前にも書きましたが20Lのオイル缶から出しきれないものはあとで回収しています。
構造上出口をキワにつけられないのでキワぎりぎりに穴開けると思ったより出ます。
最近気づいたんですが、こんなんなって安心して放置して帰った翌朝あふれてることがあるのは



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こういうことなんだなと。
どういうことかって?しょーがねーなー
じっと見てるとですね、一滴落ちるのにしばらくかかるようになったあと
いきなりチャ―ッと数秒出てくるというのを何度も繰り返してるんですよ。



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たぶんこういう強度を出すための出っ張りが浅いダムになって
あふれるときはある程度余計に追従して一定量流れるんだろうなと。
もちろん気温で粘度が変わるしそのたび違う大きさの開けた穴から空気も入るから
思ったよりいろんな要素が関係してるのねーと。

ほぼ重力しか働いてないこんなもんでも思ってないことが起きたりするんで
燃料焚いてそれを動力に変えて空気抵抗やら受けながら100キロ以上も出すクルマの修理って
想像から始めてデータを採って現実に合わせたりって案外アーティスティックじゃない?

すみません、仕事の写真がないんでムリしました



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この乗っけた手がたまらんのよね



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ふんばるから刺さってんだけど足のツメは歩くとちょっと丸くなるみたい。
ただでさえ人の都合でオペしてるし室内猫じゃないしどうしても切る気になれません。



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ひょっとして肉球洗ったら黒くないんだろうか。

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人の仕事

  • 2017/09/11(月) 18:47:20

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マフラーみてくれと来られたテリオスキッド。
長ーい部品ですがタイコとパイプのみの構成なので純正でも3万にも遠く溶接機の出番なしか。
触媒が付いてると急に高くなります。
白金(プラチナ)というレアな材料を使ってるからだそうです。



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もげたのは前端の取付金具部分ですがちょっと再利用も厳しく
手持ちの中古マフラーから合うのを切って直したりすると新品の半分を超えそうだし。



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乗り換えの予定もないとのことで、お得なジェネリック新品であっさり終わって良かったんですが
付いてた古いのを品定め(材料として生きる部分はないか)してたら驚きの事実に遭遇。
3か所も直した跡がある。
しかも穴の付近を部分盛りじゃなく全部当て板で補強してある。
こんなにぐにゃぐにゃに曲がったパイプなのに。
見た感じ、平らな板を叩いて合わせたふうでもない。



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ここなんか、直したあとに吊り金具を戻すという手間までかけて。
ちなみにその全てが今も、どこにも漏れが見当たらない。
恐れ入りました。
かつて見た人の直したマフラーで最も出来が良く
かつ、悪く言う要素が全くない唯一の事例。
しかも新品が高くないから、ひょっとして車検のついでなんかで数千円しかもらってないのかも。

当たり前だけど自分だって人に教わったんだから唯一無二の技法なんかじゃないわけですが
なんかあれだ、絶滅したはずの日本カワウソの痕跡を見たような気分だ。



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というわけでいつ誰に見られるか分からないので
車検で外しただけのパッドの塗装の剥がれを均して



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並べて



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塗っときました。
立ててやったほうが塗料の無駄が少ない気がします。

動機はともあれ人の目を気にして仕事すると
結果的にお客さんにとってもいい結果が出ると思います。
だってぶっちゃけ人のクルマに興味ないじゃん?言っちゃった・・・



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なんのポーズですかー



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相変わらずごろごろしてても猛獣顔だな・・・












僕の大好物

  • 2017/09/04(月) 13:48:45

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20年以上も放置後(!)自力でキャブを清掃したりして乗ったけどいまひとつスピードが出なくて
いじってるうちにかかりもしなくなっちゃったとのことです。
宗ちゃんが嫌がったと伝わる当時異端の2サイクル。



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プラグに火は飛んでるし圧縮もビンビンだけど
外したそのプラグはしこたまのキック後も乾いてるんでキャブだろうと。
本田技研の創業者をちゃん付けで呼べるのは生前校長を務められたその学校のOBだから。許されてないけど。



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念のためバラバラにして詰りの有無を見ましたが特になんもなく。
唯一おかしいのはフロートレベルでした。
なぜそうなるのかは人為的なもんだと想像するにとどまるわけですが
オーナー提供のデータに従ってキメました。
これが底まで沈み切ってやっと燃料が出るような状態だったので訴えとも一致してるし。



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が・・・かかる気配まるでなし。
というか単発とはいえたかが2スト250のキックが意外と重くて10回とか連続はムリ。
疲れてくると近くのマフラーとかフレームにくるぶしなんかがさわってイタイイタイ・・・
なので手動での初弾装填でラクしようそうしよう。



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やり方はいくつか考えられるけどこれが一番確実だろう。

一度火が入ってキャブから混合気が出てこいば(誤記じゃない)あとは
待ちわびて目を覚ましたエンジンは次からキック程度の初速でもたやすく吠えてくれるって寸法だ。

・・・なわけなかった。
気付けの燃料が尽きると、期待と言う名のワイヤー直結のニードルバルブは熱き血汐にふれも見で虚しく空を切るって有様だ。









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ここでついに、あって欲しくはなかったから後回しにしたこの奥の回転軸のシールに注目。
実はこのカバー、来られた時点で点火用ポイントを見るために外れてたの。
この中はオイルじゃなく空気だけど組んじゃえば密封された空間。
疑われるシールがダメだとそこから余計な空気を吸っちゃうから本来吸うべきキャブから満足に吸えないの。
紙パックに付いてるストローの伸ばし具合が悪いとうまく吸えないアレね。



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つーことで蓋を閉めて密室になれば内部に空気があるとはいえ入り口がないから流路として成立しない。
すると本来の流路であるキャブにいい風が吹いてガソリンだって思わずジェッタシーってなもんだ。
でもー、もう足が痛いからまたプラグ抜いて気付けの一杯は入れてかけたで。キャブイズフリーダム。
*これ、修理じゃなく検証が出来たにすぎません。
*お向かいさん、うれしくて外で白煙あげてすみませんでした。二度としません。

気を良くして、来たとき車体が45度くらい傾いてたのを直したぜ。おまけね。
かからない・動かないは大好物。



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珍しくこの体勢で固まってたので撮れました。



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こんな感じの、おー走ってる!っていう毛虫いるね。
















追い込み

  • 2017/08/28(月) 19:25:20

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出来た。
まる二か月、別に毎日さわってるわけじゃないけれど
こういう極上昭和車は預かってるだけで神経をつかうもんなんです。
他のお客さん5人にひとりの割合で思い出話やら生い立ち説明に花が咲くしい~



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一個は曲がって他も怪しい排気バルブは全部交換、
吸気バルブも当たりを加工屋さんでキメてもらったヘッドを載せたら



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それはそれは面倒なシム式すき間調整工程が待ってます。
簡単な足し算引き算で必要な厚さのシムを指定してオーダーするだけではありますが
昔なぜか足し引きを逆にしちゃって三日無駄にしたトラウマがあって何度も確認。
亀有エンジンワークスさんはそんなのも在庫持ってるステキな会社。



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怪しい型紙風なものはなんか作成したわけじゃなく



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目立つフタの塗装がはげてたのを塗った跡。



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あとはもうインジェクションだから調整もなんもなく終了。とはいかないもんで。
黄色いのはいじりたくなる気もわかるけど赤いのはあんましな。
ときどき「バボッ・・・バボッ・・・」とかいうアイドリングはその二つの兼ね合いをどうにかして
コンピューターにうまくまとめてもらいました。



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仕上げはオーナーにゆだねる試走&インジェクターのクリーニング。
作業中は丸見えになっちゃいたけどブラッシングってわけにゃいかない繊細な電気装置だから
当店においてはもう診るとこないぜーってときにダメ元といいながら体感率の高いヤツ。



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もう20年目前のヘタレ代車も発進のもさ~感がズバッ!に変わったぜ。あくまで発進時だけね。



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同じ代車、排気ガスがオイルっぽい青白い煙まじりだったんで
1年半くらい左の汚れ落とし系で様子を見ましたがいまひとつで
一瞬バルブシール交換を覚悟しましたが
ふと先のインジェクタークリーナーと同じメーカーの漏れ止め系を採用。
バルブシールからのいわゆるオイル下がりってのはヘッドから燃焼室への「漏れ」
言ってみりゃ内出血だから効くかもしれないしやっぱ面倒なんで
とか言ってたらひと月・実走150km程度で止まりました。少なくとも見た目には。
あとはどんだけ持続するのかですがしょせんそれが効いた相手はゴムだし
修理屋という商売的にはあがったりけしからん商品なんで多分売りません。



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やっぱり自撮り機能は必要だった。



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ん~



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オレの付き人。とか思ってんだべな。






形跡

  • 2017/08/20(日) 17:49:01

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そんなつもりじゃなかったのに圧縮不足でヘッド外しになっちゃったカムリ。
先の記事でツインカムとか言っちゃいましたが車体にはDOHCと書いてました。
トヨタだからって昔からツインカムじゃないんですね。



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何をおいても一個だけバルブクリアランスが0.5mmとデカすぎたそこを見たい。
バルブや相手のバルブシートが減るとバルブクリアランスは小さくなるってのは解るんだけど
デカいのは不安しか感じないから。

吸排気系はついたままで取り急ぎ自作の道具でその一個を抜く。



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調整シムの収まるシートの穴の付近が傷だらけなのは車上でカムシャフトを外した時点で見えてたから。
人為的なもんじゃないとすれば、シムが収まってる穴から飛び出して暴れたってことで
書くのも恐ろしい「サージング」ってやつなんじゃないかと。
バルブって、開くのは機械的に強制的にタイムラグなしにだけど
閉まるのはスプリングの力に身を任せてるから遅れる危険があるのね。
ぶん回したい人はマツダかドカティだな。

遅れると言えば初期のルパン三世のオープニング。
ワルサ―のバレルがショートリコイルしてるのに気付いて興奮したのはいいが
未だに誰とも共有出来なくて最近幻覚だった気もしてきた。





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ピストンの具合によってはこっから下もバラさなきゃいけない悪寒。
1個も4個も変わらんし。



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幸い元々彫ってある逃げ溝近くの変な傷にとどまってる。




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一個だけクリアランスが変だった排気バルブ。
光ってるとこはシートに密着してたと思われますが



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一周見るとこういうとこもある。
ドリルにはさんで回したら目で見えるほど振れてました。
ピストンにドつかれて曲がったのはもう疑いようがない。
圧縮は基準11、限度9のところ8キロでかろうじて燃えてたもよう。



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二重スプリングはそんなヘタレじゃないだろうから
回しすぎだけじゃなく手動調整式のチェーンのたるみもあったのかもしれないけど
いきなりバラシちゃったのが若干心残り。
ま、やることやりゃあ直るだろうから気にすんな。



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こいつにとっちゃ涼しくなってきたのか?事務所でごろごろが増えてきました。


数年前に入場自由の札幌西区オケの演奏で聴いて涙が出た曲。
区役所の、ステージも客席もない会議室みたいな部屋で数メートル先にコントラバスという状態で
音に飲み込まれるような特殊経験でした。これは残念ながら(?)札響。















お盆だってクルマは壊れる。猫も鳴く。

  • 2017/08/16(水) 17:37:23

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思わぬ事態で長期預かりのトヨタ。
たぶんこのオーナーしか気づいてないと思いますが最近バンバンテレビに出てます。
新型カムリのCM、真ん中でなぜかダートを爆走してる普通のセダン。
フラッシュゴードンのテーマは嫌いじゃないけど当時はなんでクイーンが?って違和感だった。
でも気にし始めたきっかけはメトロポリスっていう無声映画をロックでリメイクしたやつだった。
高校のときクイーンの札幌公演(よく来たね)に行くってはじけてた黒沢君だっけ?元気かな。



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偉そうにど真ん中で爆走してるのには意味があります。
カムリと名がついた初めてのクルマだから。
でも当初はセリカのスピンオフ。
バネットセレナとかちょっと趣向が違うけどシティFitみたいなもんだ。



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実は見た目ほど普通じゃありません。
デカいヘッドはザ・ツインカム。
入庫のきっかけはそのバルブ周りが疑われる打音でしたが
アイドリングも不安定でプラグを見たついでに圧縮も見たらまさかの一発10キロ割れ。
お盆に集中して分解点検のはずが今年は意外に電話が鳴って後半やっとスタート。



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まだ原因も解ってませんが。

こんな昔のクルマを見積もりもなんもなく速く直せという人を差し置いて、来た電話には出てますが
このお盆休み中の電話はまず不発続き。
電話の時点でかみ合わないケースあり、来ても折り合わないケースありと。
しかもどれも今まで請けないとアナウンスしたような内容じゃないから
電話でも現場でもそれなりに真剣に話を聞いて時間を割いてるのに商売にならない。
なかなか難しいもんですな。



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代車のオイル交換中にマフラーの穴は見つかるし。
ちっちゃいほうの穴の近辺もすでに鉄板ペラペラと思われます。



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実は過去に私が中古材料で作り直したテールパイプ。
こんなほぼ直線じゃないのは仕事としてはまずやりません。
別に部品高くないし社外も出てるし。



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電気溶接だとボロボロとけ落ちそうだからガス溶接で当て板。



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あんなちっこい穴埋めるのにこんなに広がっちゃうんだから。
電気と違って時間もかかるしそれに見合うほどもたないと思うし。
だから仕事としては成立しないと思います。



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お待ちかね、猫。
こう見えておねだりです。



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お気に入りの場所にモノが置いてあるとむりくりもぐりこみます。
そもそもオレの椅子だが。



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気温があがるとだいたい床でダレてます。

てなわけで真剣に話は伺いますが無料相談所じゃないんでよろしくソンタック。







見積もりの見積もり

  • 2017/08/08(火) 19:27:10

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珍しく明るいうちに帰ったいつだか。
ま、昼でも夜でも家じゃほぼ窓辺にいます。
右のほう、ちらっと写ってる薄い青の花は植えてもないのに咲いたかわいいやつ。
釣鐘型の青い花とかで必死に調べたら「ほたるぶくろ」って名前もかわいい。



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しれっと遅れて更新してますが相変わらず写真がないもんで。
ツナギのポッケにはなんにも入れたくない。
カギ一個でも熱をもって体力を吸い取られる気がする。

これはごそんじエアラチェット。
チュイーンって音はすれども作動しないってあるあるなオーマイガー。
見えてるギザギザのとこは回るからチュイーンって鳴る。



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その相手、ガミラスATミッションよろしく遊星爆弾が地球を襲う遊星ギヤが減速しつつ動くはずが無反応。



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ここが偏芯してるから回転運動が往復運動に変わるワイパー機構にも似た構造。



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先の遊星ギヤの収まるベース部のギザギザは無事だが。



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と見せかけて裏はこんなだ。厚みとして4/5はなくなってる。
残ってる歯は本来相手のスプラインが届いてない余剰部だから残ったんでしょうな。



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だったらヘッド側のクリアランスを詰めて余剰部に届かせちゃえばどうよ。
たまたまあったウエーブワッシャー採用がちょっとプロっぽいと自画自賛だったが
3枚は多すぎて組めなくて平ワッシャー1枚抜きました。

書いてて気づいたけど単に裏返したほうがプロっぽかったか。



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ひとまず無負荷では動いた。
歯が4/5無い部品を替えればOKぽいという検証が出来たわけです。
現実には部品の供給はないし本体が元々安いからとどめ刺すまで使って買い換えますけどね。

これがクルマのどこかの装置なら、本来こんな感じで検証して見積もり出すのが望ましいのです。
つまり、見積もり出す前にすでになにかしら手をかけて作業してるのです。
手をかけるということはタダじゃないということ。
こんなふうに、見積もり出すための前段階で料金がかかることは少なくありません。
逆にいえば手をかけない無料の見積もりには「予想と違った」「追加が出る」といったリスクが伴います。
正確に現状を知るための投資は無駄とお考えのあなたには、当店は不向きかもしれません。



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気付かないうちになにせちょい触れで座るんで最初の一歩が危ないです。
ときどき断末魔の叫びが聞こえます。



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あくびの撮影は成功率低いです。



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あくびの始まりの変顔をハムナプトラと名付けました。














車検では見てくれない大事なところ。

  • 2017/07/31(月) 18:46:05

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ちょうどふたつき前に私が車検整備したオデッセイ。
数年前のマフラー修理の完成度を記事にも書いたりしてドヤ顔だったのに
「エンジンかからない」との訴えが!
具体的に言うとセルが回りません。バッテリー上がりじゃなく。
事前調査ではこんな目の前なので点検は楽勝。
もしかしたら内臓リレーを無視して直結で回せるかも。



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なわけ無かった。
吸気系をごっそり外さないと通電テストもままならない。
良かれと思ってイメージし易く書いたであろうサービスマニュアルの絵は時に整備士を落胆させる。
冷却水が通ってる部品は最後の手間を省くためお気に入りのゴムバンドで浮かせとく。



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スペースが出来るとセルの取り外し自体はすぐ。



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ちっちゃいし軽いし。
ただ、かつて内臓リレーを無視して直結で回せたのは今は昔。
内臓度合いが進化しててもう出来なくなってる。
こんなにバラしてから回せてもエンジンかからないからいいけど。
セルの音でホンダと判ったあの時代が偲ばれる。




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パッキンの入る合わせ面を磨きつつ部品を待つ。残るやつじゃないんでそれほど手間じゃないけど。
ちなみにやる気ならセル内部の部品も買えて直せますがやりません。
またこの事前準備をするかと思うとリビルト採用が賢明でしょう。

そんな、まれに車検直後に起こる事件ですがお許しを。
無関係の工場に出すよりはさまざまな面で優先・優遇します。




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新しいツールカートが欲しくて何か月も調べてますがそのまま使えそうなのが無く
創業時に部品屋さんがどこからか引き揚げてきた自作臭プンプンのやつを整理してみたら
買う必要はないという結論に達しました。



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重くはなってるがデカくならないし手足も短いから歩くとタヌキっぽい。


とっくに売ってないしエンケンさんも見逃してくれるだろう。
どっちも押入れでカビてるアルバムに入ってるやつ。イカしてるぜ。
音の小さいPCとかの人はこれを機にアクティブスピーカーを買ってほしい。¥2000ので充分。














義務教育の中のサバイバル術

  • 2017/07/25(火) 11:33:26

きのうおとといと、更新してるはずの当ブログをみてがっかりされた方。すみません。
特筆すべきネタもないというか写真がまるでないし
少しでも作業性を良くするべく携帯さえも身に付けてないもんで
無理にネタを作り上げてみました。
ほぼ、ためにならないヨタ話ですんで気楽にどうぞ。



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訳あって仕入れたコレ。
置いた場所が購買意欲をそいでしまうのか、みんなにスルーされちゃってもう7月下旬。



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良く見るとすごいインパクトなんですけどね。
そこまで冷えるんならドライバー一人くらいは涼しいんじゃないのか!?
クーラー無しの旧車やエアコン壊れたままの車検のクルマに使えるんじゃないのか!?



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開けちゃいました。
冷やすためのユニットはティッシュの箱くらいの大きさです。
ペルチェ式といってガスじゃなく電気を流すと冷たくなる素子(!?)によって冷やすそうです。
なんでも小型冷蔵庫にも採用されてるそうな。



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早速シガーライターにつないで炎天下の車内で検証。
もちろんクルマのエアコンはOFF。
ほんの2分ほどで冷風が!しかし風量が弱い。10cmも離れると無いのと同じ・・・
ちなみにファンのついてる丸いとこからは全く風は出ません。



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さらにあろうことか、冷風の出る背面のスリットからは温風が!?
同じくさっきの裏にあたるファンのついてる丸いとこからは全く風は出ません。



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ぶっちゃけこういう位置関係になっとります。

まるで親潮と黒潮のぶつかる三陸沖や~(=゚ω゚)ノ

ま、結局涼しくもないしサンマもアジも来ないしぜんぜん役に立たないわけですわ。
これは多分中学で習ったエネルギー(熱量)保存の法則を覚えてれば試すまでもないことで。
クルマの(もちろん建物も)エアコンは冷える部分のみ室内に配置してるからこうはならないのね。
言っちゃえば窓から缶や吸い殻を捨てるのと地球さん的にはおんなじだ。

しかもクルマは個々に燃料を焚いてエンジンの動力を使ってガスを循環させたり
電気を生み出してファンを回したりして車内を快適にして車外に熱を放出するだけじゃなく
焚いた燃料は二酸化炭素と言う名の温暖化ガスをも排出してる・・・とか始まっちゃうと
そういったシステムを正常作動させるのを生業としてる我々は明確なポリシーを求められても困っちゃうので
一応認識としては持ち合わせてると言うにとどめるしかないんですが。

というわけで一度開けて作動確認したこのクーラーバッグ
キャンプに、話しのネタに、税込¥3000-でよかったらどうぞ。
念のためですが本来の使い方をしても車内にそれなりに放熱しますので
エアコン壊れてる人は直してからのほうがいいと思います。
蛇足ですがエアコン修理は当店で承ります。
*先日家のエアコンのご相談がありましたが(本当)クルマしか出来ません。



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この牙で頻繁に噛まれてますが跡がつくくらいなので手加減してるようです。
痛いけど。


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こういう姿に萌えてうかつに手を出さないでください。














修理はゴルフだ。

  • 2017/07/17(月) 16:19:13

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よくあるアメ車の警告インフォメーション。
何って書くと電話が炎上したら困るんで書かないしよくやる分野でもないし。
冷却水が足りなくなると警告するためのセンサーが壊れたって言ってるようで
足りないって言ってるのとは違って困っちゃうパターンです。



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センサーがBADだからってんで交換したけど直らないそうで
新品がBADかもねって単体テストしたけどGOODでした。
詳しそうな人にすぐ訊くのもカッコ悪いんで得意の超検索で外国の親切な人に教えてもらったのは
「インフォメーション画面の裏の基盤に疑いあり」
ってわかんねーわ。ルーペで全部なんて見てらんない。


その方が直したって付近を拡大。
ほー。はんだに亀裂があるってのはその関係が動いちゃったってことだな。

ゴルフはやったことないし興味ないけれど
ホールインワンとか1打目でピンそば何センチってのはもう技術じゃなくサイコキネシス
あるいは後頭部にプラグしかないと思う。
要は半端じゃなく強く念じて信じればついてくる特殊能力なんだと思う。
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この手の仕事はほぼ素人ですがつけました。
サーキットテスターでの導通テストはOKなんでまあいいでしょう。
いちばん大変だったのはここが原因と信じぬくことと写真撮影です。
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なにを得意げに決めてるんだか分かりませんがたまにこういう顔します。


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かぶりつきながら蹴り蹴りするのがお好き。



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おねだりというより催促。というより強要か。