モテ期

  • 2017/02/23(木) 18:30:20

えーみなさんごぶさたしております。
急ですが自動車の整備工場には年一回というかある一定の期間モテ期が到来します。
クルマがもっとも売れると言われる3月~5月の連休まえあたりのその時期。
新車はもちろん、車検のない中古車も車検をとって納車となるため
2年とか3年後の同じ月に多数が車検の更新を迎えるのに加え
北海道の場合、冬眠していた妖しいクルマも活動を始める時期でもあるから。
さらに車検というやつは、満了日のひと月前になれば満了日が変わることなく更新可能なので
すでに今時期からモテ期の波は押し寄せております。
当店に限りませんが、ご来店の日時打ち合わせは綿密にしてやってください。

というわけでさっぱり写真も撮らず馬車馬のように作業に没頭してて記事の更新にも困るので
過去の採用されなかった写真を拾ってみました。
「今頃!?」と思い当るオーナーもいらっしゃるかと思いますがお許しを。



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4L缶で用意したエンジンオイル。
もう少しでいい塩梅のレベルになるので搾り取っている図。(角に穴開けてる)
ただし、室温のオイルを入れてもオイルパンに落ちづらかったりして
「H」までピッタリ入れちゃうとあとで見るとHを超えてたりするからL~Hの中間くらいがいい塩梅。
仮にそこから変わらなかったとしてもそれは「足りない」とは言わない。
ちなみに、最近オイル交換したから替えなくていいぞと言われたクルマの多くは見てみると入りすぎ。
Lを少しでも超えてればダメじゃないがHを超えるのは少しでもダメ。
量を点検する条件だって「いつでもどこでも」じゃない。決められたことは守ろう。



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近年の日産の、ルノーの香りがしないでもないエンジン。
走行中にエンジン停止でレッカー入庫。
クルマのメーターはまだ5万キロもいってないので想定外で手こずっちゃったけど
なんとタイミングベルトと違って定期交換しなくていいはずのタイミングチェーンが切れたもよう。
バラしてないけどカムシャフトは回らないし吸気ポートから見えるバルブも動かない。
エンジンオイルがゲージに届いてないのに全く漏れてないのが気になったけど抜いたら500ccしか入ってなかった。
その時点でもう現品修理はあまりにもハイリスクなので中古載せ替え。
定期交換しなくていいというタイミングチェーンですがエンジンオイルでまともに潤滑されていればこそ。
一度もかからずに載せ替えましたが、かかっているときは多分オイルの警告灯が点いていたんでは。
初めてかかわったクルマですが、ここ何回かのオイル交換時には抜ける量も少なかったんじゃないかと想像します。
やってればですが。



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かつて当店でも活躍した”ミニカ”トッポのエンジン/ミッションマウント一式。
入庫のきっかけはライトなんかの電装品を使ったら急に発生する振動と音。
通常、それを防ぐため、負担のかかるアイドリング時には回転を少し上げる装置があるはず。
コンピューター制御ならコンピューターがやりますが現車キャブなんで。
ディーラーから大量に資料をいただきましたがその調整方法が見当たりません。
唯一、エアコン作動時にはそれ専用の装置がちゃんと作動し回転が上がりますが。
ただ、電気装置をなにも使ってない時やATのレンジがPやNではウソだべってくらい安定してるのと
規定値をかなり下回る500rpm程度にわざと下げてもめちゃ安定してるのでエンジンの調子の問題じゃないんではと。
結局、軽では珍しい振動低減のためのバランスシャフトが採用されてるせいか
この非電子制御キャブにはエアコン用以外にアイドルアップ装置は一切なく
こいつらマウントのゴムのへたりが原因だという結論に。
交換後は12気筒かってくらいの静粛さをものにしました。大げさじゃなく。
ちゃんと造られたものはちゃんとしてやればちゃんと動くんだってことだな。
今頃だけど好きになった。3G83。



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フンガァ~
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フンガァ~
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フンガァ~
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牙が!
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牙が!
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落ちそうになりながら寝るのが好き。
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撮られながらちゃんと見てる。

猫の写真は大量にあるんだよなー・・・

ではまた、雪があるうちに。






























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理想の自分

  • 2017/01/23(月) 16:40:50

他人のカッコよくない場面が気になることが多くなってきたのは自分の歳のせいなんでしょうか。
服装や髪型、ましてや乗ってる車の話なんかではなく、行動というか立ち振る舞いのことです。

まず車で家を出ますわね。信号待ち、赤なのにちょこちょこ前に進むのってカッコ悪くね?無意味じゃね?
遥かかなたの右折待ち車を気にして左車線にぶっこむのもなんかな。
いい年こいたら入れてもらってチョリーッスくらいはしとかないと。

工場着いたら約束のお客さん。事務所でお待ちくださいってご案内。
クルマ入れようとしたらロックしてたり開いててもキーなかったり。
また工場奥の事務所に戻ってキー持ってます?って無駄じゃね?
こちとらガテン系にゃ勢いつーもんがあるんじゃね?
ダンスタッラヴィンギューってもんじゃね?

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これはそーじゃない人のレガシー。のスタビライザーブッシュ。
来られたきっかけは小刻みな段差での「カタカタカタッ・・・」と短く鳴る不快音。
えらく穴の大きさが違っちゃって見えますがオンマイリフトだとガタまでは感じません。
スタビライザーが少しブッシュの中で動いてるかなーってレベルです。



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そもそもの形状が変更されたのか。
水分を少しでも侵入しづらくと、リップ形状が追加されたのかも。
それを知っててこれを交換しましょうと言ったわけじゃなく
症状と再現の条件からいっていちばん怪しいから。
都合のいいことに、部品は何百円で工賃も数千円だし。
事前に見せたディーラーではこれを含め他のアームやリンクともろもろでエライ金額だそうで。
プロとしての判断力も発揮せず保身に走るのはカッコ悪いという意識がないからそうなる。
こうありたいとかこうはなりたくないという理想はある程度隠し持ってないと
いきあたりばったりな、志のなさが立ち振る舞いに出てしまうんじゃないかと思う。

ちなみに先日領収証に貼る収入印紙¥1000分をコンビニで買ったら何百円以上はくじを引けと。
タダではないんだろうけど納税がらみなので違うんじゃないかと思いましたが
流れを止めるという野暮はせずきっちり景品ももらったボクは内心イケてるぜと。
具体例にするとえらく小せえなオイ


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別なクルマ。エクストレイル。ここで目からうろこマイセルフ。
ほぼ100%、普通には緩まないスタビリンクのナット。
最初っから緩まないんじゃなくて途中で固くなることが多いってことは
出っぱってるねじに事前にダイスをかけといたらどうよ。
気持ち悪いくらいドライブスムース。
千葉の大御所の「セルフロックナットにタップ」という伝説にヒントを得ました。
スペシャルサンクスフォージングウジサン。



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近年の日産は国産車に使わないサイズの工具を必要とする。
ただ、ここに関してのみいえば裏っかわにもレンチをかけられるつくりでラブリー。



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せっかくこんなキャップがついてたので



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グリスをすり切りでおごってあげました。



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エスティマエミーナのショック交換。
ベンツでもないのに車上でコンプレッサーって変な画ですが



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縮めないとどーにも突っ張って抜けてこないから。



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普通はそんなことないけれどこうだから。
ピストンなのか筒の上蓋なのかが破損してありえないとこまで出てきちゃったの。
危なすぎますぜ。



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それが左。右はお客さんが用意してくれたノーマル中古。
ちなみに流れ出た液体の成分は推定90%「水」でした。



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その数か月後。今度は反対側に異変が。
下がついてたもので上がノーマル中古。
笑っちゃいけませんが今度は短くなっちゃってます。かじってロックして伸びなくなっちゃったもよう。
当然外すときは楽でした。苦あれば楽あり。



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テレビ・雑誌や広告ではこういう黒目がまーるい猫をよく見ますがウチではまれです。



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こういうの、意外と喜んでるようです(本当)。
あとでガブガブ噛んでくれます。


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人を動けなくするのが好きです。
かつて気に入られてしまい帰れなくなった人もいますのでご注意を。





どなた様もありがとうございました2016。

  • 2016/12/31(土) 17:30:28

年始早々に移転という大イベントを決行する事態となりいわば病み上がりスタートの当店でしたが
発寒工場時代のお客さんの多くが来てくださいました。
初めて電話をくれたのが発寒工場で入庫は新工場へという離れ業をやってのけた方をはじめ、
新しいお客さんも多数訪れてくださいました。
鉄工団地の中という若干わかりづらい場所から、コンビニやディーラーさんの並ぶ大きな通りへと移ったのは確かですが
その通りに面した巨大な看板は未だ真っ白なまま、クルマから見えるレベルの看板を掲げたのも今月になってからと
どうも立地条件によってお客さんがたくさん来てくださったとも思えません。
5年続けてきた、社会人として整備工場として普通であろうとする真摯な姿勢と、ブログ記事に垣間見える私自信の人格者としての資質のたまものでしょう。ギャグですからね

おかげさまで毎年クリスマス恒例の1年車検のお客さんをはじめ、きのうやっと終わった仕事が2件と
ほぼかたづけのために出勤していた昨年までとはまるで違う年末を経験させていただきました。
なにをそんな遠い目で長々語ってるんだと思われるかもしれませんが意味があります。↓













ごめんなさい。年賀状書いてません。出せません。
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ゴメンネゴメンネ~♪



てなわけで気を取り直して最後の一仕事となった興味深い一件をご紹介しましょう。
もうなんも来ないべ。と気を抜いていたクリスマス過ぎの電話。
「エンジンがかからない」というVITZ14年車13万キロ。
なんと車検から戻って3日後のことってのはいけないことかいby岡村靖幸。
発寒時代何度も来てくれた方ですが遠くなっちゃったんで至近の工場に出したそうで。
そんな浮気もんしらねーよとは言わないボクはそう、
「エンジンがかからない」が大好物。マフラーよりも好き。

帰りがけに寄ってみるとコンピューターは「なんともねーっすよ」コード出力でつれない素振りのロングブラウンヘアー。
どしてなのなぜにってセルを回すもかかりそうな気配まるでなし。最初は。
でもそのうち、「ボボッ・・・」とかいって期待させる気配も醸し出すじゃないですか。
そのまま回すとそれが連続しておっ?かかるんじゃね―の?というところでバッテリー切れ。
「燃料ポンプだべ」とお客さんに告ってみたところ、一応来てくれて諦めて帰った車検やった工場の人は「燃料は来てる」と語ったそうで
「うっそーん」とパイプを切ってセルを回したらピューって出るじゃない。こりゃ来てるってゆーじゃない?残念!

じゃあプラグ見てみるべって新品持参でリベンジした翌日。
プラグはべちゃべちゃ。乾かす道具はないので新品をつける。でも初日とおんなじ。
ここで経験豊富なオジサン整備士ならではの過去の似たケースの記憶が蘇る。
この時点で持参したジャンプ用バッテリーも怪しくなってきたんで
意を決して自車のバッテリーと接続、長期戦に突入。
古いアクティなんでバッテリーへのアクセスがチョー面倒なの。

結果、しつこく回すと「ボボッ・・・」が長くなってきて最終的にかかった。イエス!
何発か空ぶかし後はもう、何事もなかったかのようにアイドリングもOK。
止めてももう普通にかかっちゃう。
じゃあこれでもう乗っていいのか。寒いからたまたまプラグがかぶったのか。



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それはまずない。これ、凍結してたと思われるマフラーの水を抜いてるの。



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いい勢いなのが伝わるでしょうか。



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良く分かりませんな。




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2Lのボトルに集めてみた。350缶くらいは楽にありそうでしょ。

ごそんじかと思いますがエンジンからマフラーにかけては一方通行。
吸った空気を燃料と混ぜて燃やして外に出せてはじめてエンジンは連続して回転するの。
排気系の詰りもエアクリーナーの詰りも、全く同じくかからない要素なの。
出口がないのに入り口からどんどん入れると当然入り口からあふれるの。


こうならないためにはそうだなー
もしアイドリングでマフラー出口からぴちゃぴちゃ水滴が飛んでるようだったら中には相当量溜まってるかもしれないので
穴開けて抜いておくのがいいのかもしれません。
バンバン吹かしても構造上なんぼも抜けないので。
ただ、今回私が車検整備を受けていたとしても避けられなかった可能性大。

結局マフラーで締めくくることとなりました相変わらずのトッカリモータース。
さすがマフラー専門工場。だからギャグだって

ともあれ皆様、どうぞ懲りずに来年もよろしくお願いいたします。








マフラーと説教と猫のブログ。

  • 2016/12/14(水) 09:02:33

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実は前回の記事に盛り込むはずだった事例。
だからこれが抜けた回はタイトルと内容が合ってない。ひでえブログだな。

そんなに売れたとは思えないけど今年二台目のしかも同じ部位の修理のホンダエディックス。
センターパイプと呼ばれる、排気系の中間部に位置する部分。



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その前端のサビ具合がアレなんで早めに交換が必要と言われたのはいいとして
それを言い渡されたのがいちばん後ろのRマフラー交換を頼んでその納車時だったもんで
そりゃお客さん、大丈夫かこの工場?とご立腹なのも無理はない。



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そんでもうそこには頼みたくないしバカ高いその部品をまた交換なんて少なくとも今はそういう気になれない。
そもそも本当に必要なのかアンタぶっちゃけてくれよと。

前端がわもそうだけど後方のここらへんがなんか怪しいっすよ。




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拡大。「早めに」というより「いますぐ」だべ。
これはねー自分にも思い当るんだけど一言で言えば効率化を図るための分業化のマイナス面そのものですな。

発端となったRマフラーの初診でセンターマフラー劣化を見逃した、あるいは工場に入れずフロントサイドで判断して工場に指示のみ出した。実際の作業時に発覚>工場から報告>バツが悪いからお客さんへの連絡をスルー

またはフロントは工場にはなから丸投げ(別に悪くはない)>同じく実際の作業時に発覚>工場から報告>フロントはてめえのせいじゃないのに電話して怒られるのはカンベンだぜってことで結果同じくお客さんへの連絡をスルー

ま、そんなとこだ。若気の至りだべ。若かったらいいけどな。



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じゃあアンタ直せるのかと訊かれた場合、9割がた二つ返事でOKではありますが
その前に付近を点検ハンマーで打診します。
全部同じ厚みのはずのパイプ、場所によって音が違うというか感触が変な場合
穴はなくとも材料が痩せて薄くなっちゃってる可能性が高いからです。
その範囲が広いと、当て板するにもすげかえするにも手間が増え、新品部品に金額が近づいてしまうからです。

ひとまず、このコの字型のステーをどけないと当て板も出来ない。



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切る。コの字だから二か所。普通じゃない工場でまず考えないのはこの工程。手前味噌ですがもう少しで普通なんで。



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取った。



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しつこいようだがすでに「早めに」ではない。



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マフラーが平らなら、修理は簡単。



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どんなに厳選してもピッタリフィットなんてしないけどね。



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鉄が溶けてくっつくんだから、その近くだって叩けば軽く曲がるくらいにはあったまるからテイキリーズィー



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いつも思う。この固着防止のグリス塗布の恩恵を受けるのが俺じゃなかったら腹立つ。


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ここに付くステーがなくてもぉ~




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ここが決まってるってことは元の設計がいいんだな。なくてもいいんじゃないか。



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そこまで漢じゃないオレだが。

ちなみにタブレットで説明されたという前端の腐食はスルー。錆び取って塗装のみ。
もっと腐っててももげたのなんて見たことないから。



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今年もカレンダーその他いっぱい送ってくださった福島の偉人が春に作ってくれたもろもろ。
いいかげん年内に掲げたいと思います。あ、認証看板も。こう見えて認証工場です。




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レジ袋の音がしないとほぼ寝てます。


♪みんななんでちゃんとしないんだろう

  • 2016/11/26(土) 20:47:19

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♪あたしなんで抱きしめたいんだろう風で頼むぜアミーゴ。

スズキスイフトのFロアアームの先、ボールジョイントのがた。
見た通りアーム丸ごとの交換ですね。



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でもでもーここのボルトが緩まないってのはみーんな似た造りのスズキ車全般で近年続発してる。
こんだけ長い工具で体重かけたら意外と軽く折れちゃうからすぐアイサレンダー。



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固いねじはガスバーナーでがっちりあぶるのが王道ですが
この場合あぶりたい相手のナットはフレームの袋閉じ構造の中だから始末が悪い。



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しかしこのわずかな隙間から希望の光が漏れてるじゃないですか。



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やりたいことをやるためにはここの一部が邪魔。
幸い構造の強度に及ぼす影響はほぼないと思う。



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邪魔部を折り曲げるとその隙間に正対出来て、チラ見えしてるのはあぶりたいナットだ。
たぶん。



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通常は左側の切断機を使うところ、ノズルが細くて隙間に挿入可能な右の溶接機採用。



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出てる火は見えないわ、本来溶接する部位にのみ熱を加えるためのもんだから
ときどき離して覗くんだけど相手が全く赤熱しない。



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付近に燃えるものはないけど、塗装が焼けて煙が出るんでときどき水で冷やす。



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一度もナットの赤熱を確認できないまま冷やすことを繰り返して3回目くらいか。
なんか手ごたえなく緩んだ。
たまにある。ボールジョイントが抜けなくて、グレて一服して他のとこいじってたら
たかがインパクトレンチの衝撃で勝手に抜けたとか。



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かといってそこからはサクサクってわけじゃなくむしろヒドイ。
ボルトが通ってるカラーと固着してるからまたファイヤー。
ゴムのブッシュが入ってるとこだから燃えて煙は出るわ炎は出るわ解けたゴムが顔に飛ぶわ。



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アームを破壊して撤去したら残ったゴムをあらかたそぎ落としてー



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カラーを直接ファイヤー。だんだんストレスが軽くなってくる。



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動いた。けど一気には緩めない。



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締める方向にも回して固着の要素を安全に破壊する。
この終わりが見えた段階で下手こくともう帰りたくなるぞ。




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とれた。ついに折り返し地点だ。



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思わぬ手間。タップが短くてまたストレスだ。



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さほど影響ないとはいえ逆に言えばなんぼかあるわけなんで戻す。



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くっつけて



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組んで塗る。グッタリだ。
でもね、何度も来てくれてるし今回は修理箇所ここだけじゃないしドアの塗装もあって結構な総額。
ハマった分はおまけでやっときます。ここ数年で最大級のおまけだ。



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あくびの前に



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変顔するのは普通なんだろうか。



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「お前さんどっから来たんだい」とか言いそうな顔。
そらこっちのセリフじゃ。







割とライトなマフラー修理一部始終

  • 2016/10/18(火) 16:01:32

どうも。マフラー修理はしますがマフラー製作は出来ない半端な工場トッカリモータースです。
未だに電話が来て断るのに無駄な時間を費やしてます。

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マフラー異音のプリウス30型。
排気漏れのそれではなく、ガラガラいってます。



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ここ、車体にゴムで吊られるそのステー。
そうは見えないがこう見えてもげてる。


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ね。別に話のネタに私がもいだわけじゃありません。
もげてるけどゴムの力であるべき位置にもどっちゃうの。
だからエンジンかかるとその振動でパイプと当たってガラガラいうの。



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税別¥20000-程度と見積もってご許可いただきました。
あと数千円足せばヴィッツやフィールダーのリヤマフラーなら新品が買えちゃいます。
自分でも「安いだろ?」とは思わないので
多分御イメージされるより手間がかかってる的一部始終をお見せしましょう。

まずは上方の作業スペースを稼ぐべく、全体を車体から離したいからゴムを外す。
でもそんなスポッとはいかないからシリコン系スプレーで潤滑。
何でもかんでも油系の浸透(ろくにしないけど)潤滑剤じゃない。


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条件のいい部位は棒でアオる(こじる)



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アオりづらい部位はこうしたり。



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下げれば下げるほど上方の作業環境は良くなるけれど
角度をつけすぎて途中についてる可動式ガスケットを痛めちゃうと納期が延びちゃうから気も遣う。



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それでなんとか見える上方の接合部。



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切り口が元通りにフィットするかどうか確かめる。
悪くない。



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火を出したい切り口の地肌を出す。=電気を流れやすくする。



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装備を固める。
一旦始まったら顔も体も手も、ちっちゃな溶岩のしずくみたいなのにさらされるから。
たまに気を抜いて胸元から入ったりするとヤーオゥ!って跳ぶぞ。



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まだやらない。
車両の回路に溶接機の大電流がまわったときのためのクッション接続。
電気的養生をしないと後付けの用品がぶっ壊れる恐れがあるぞ。
以前、板金後に疑わしい事例に遭遇したことがあるので
当店で車上での修理の際は必ずやってます。



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何か近くにいるこっちも養生。



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やっと始まったらなんか出てきた。
ハイブリットだってガソリンエンジンがついてるから排気管内には水分たっぷりという実証。
のつもりはなく。



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下向き溶接は出来るだけ大電流で短時間のほうが見た目が良く出来るんですが
とけ落ちて穴が開くリスクもついてくる。



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気を取り直して穴を塞いだり陰のほうもくっつける。



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でろーんと垂れちゃったのはカッコ悪いから



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最小限で削り落とす。



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削ったら発覚した巣穴がカッコ悪いからまた盛って削る。



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さらに、いつまで取っておくんだ?的端材ボックスから補強金具をチョイス。



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きっとこれがいい。



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ここに追加。



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まだつけない。パイプにフィットさせる処理。



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こうなる。



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下向き側は水はけ事情を考慮してつけない。



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塗る。余計なとこに銀色が飛ぶとカッコ悪いから地味に養生して。



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どうせだから直してないステーも塗ったる。



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もう思い残すことはない。
これで万一、後日今回と関係ない所がもげても自信持って突き放せる。説明出来る。


以上、リフトへのセットやらのはしょった作業も含めて結果税込¥21600-でした。
ちなみに料金の設定方法の要素として普段考えるのは
①見込まれる所要時間と難易度
②新品・中古採用時の金額
③お客さんの事情(時間的・経済的・他)
④当店の事情(先の予定に割り込まなきゃならないとか一旦リフトを空けなきゃならない等)

ちなみに②に関しては
新品でやると10万だから5万はとれるぜイエイ!という方向ではありません。
新品が3万なのに2万もらってやるのはどうなのよ?ってことです。
本件では新品採用だと軽く10万超えらしいので
私にとってこれなら割にあうでしょうと設定した金額が新品採用の1/5だったという結果に過ぎません。
あと、③より④を重視します。「来月乗りかえるんだよね~」とか言われたらもうイヤです。

マフラーに限らずクルマに限らず、社会生活というものは全てにおいて相対性をはらんでいる。
いろんなもの、人、条件との兼ね合いつまり比較して選択することの繰り返しだ。
かのアインシュタイン本人だか弟子だかが言ったそうな。
「速いってなんだ。」
相対性の専門家にとって、例えば対象がクルマであれば相手が建物なのか他のクルマなのかあるいは別の何かなのか
ということはいちいちはっきりさせなきゃならない条件なのだそうな。

他に見つからないからたまたま見たブログで「腕が良さそうだ」とか言われて
いい気分でホイホイ仕事するイタイ人にはなりたくないと、日々精進しております。


























過ぎ去った夏・遠い目の秋

  • 2016/09/20(火) 19:21:23

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この夏は本当に切れ目なく様々な仕事をさせていただきありがとうございました。
言うまでもなく別に海の家じゃないんで何かの区切りがついたってわけでもないんですが。
もっといえばまだ暑かった時期の案件も未だに引きずってますが。

例年にも増してエアコンの修理が多かったんですが
10年前はまず見なかったコレ、コンプレッサーってガスを循環させるポンプのマグネットクラッチのトラブル多発。
詳しく言えばその構成部品であるコイル。電磁石です。内部の断線です。
このコルトってやつはそこが単品供給されててリビルトより中古より安くてお得。



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それはいいんだけど、作業過程で外したベルトのヒビがひどすぎて追加発生。
嫌ならそのままつけてもしばらくは乗れますけどね。
今の¥5000-と、半年後のそれプラス工賃とさらに来店の手間を比べたらやっぱ今でしょ。


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実際には電話でその惨状をお伝えしてるわけですが
こうするともう、とてもまたつけてくれとは言いたくないでしょ。
このクルマの場合、一部こういう向きの曲りでエンジンについて回るからなおのこと。




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さらに、同時に気付いたものの部品が道外でかつお盆がからんで一発で済まなくなった原因はコイツ。
エンジンの動力をベルトに出力するクランクプーリー。
静粛性を考えた構造であるダンパーゴムがふやけて、2ピースの鉄部品どうしがずれちゃってるの。



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こんなにずれてるのにベルトが溝からずれたり外れたりはしないんだな。



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でもほら、エンジンに近づく方向にずれてるから当った形跡が。
もっと大元の原因は茶色のオイルシール。漏れたオイルがプーリーのゴムをふやかしたの。
写真は交換して洗浄したあとね。

こうなるともう、バッカ野郎~ぬるい風出しやがって~と工場入りしたはずのそのエアコンに
もっと重大な事態になるのを防いでもらったという解釈になるの。
そしてそういうケースが実は月に数台というペースであるの。

車検も定期点検も所詮はそんなに古くない・距離の延びてないクルマを維持するための、しかも最低限の義務として定められたもの。
重大な事態を防ぐのは、乗ってる本人の「なんか変?」という感覚。



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違うクルマの違うスタイルのベルト新旧。
ベルトってな本来、真冬の朝一だろうがスーパーでの切り返しだろうがキューキュー鳴らない。
一見これなら張り直してまだいけるべ!



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でもそれはある一方向から見てるに過ぎない。
それにアンタ、もう何年このベルト使ってるか把握してるのかい?
オレに言わせりゃそうさな、一足のスニーカーを毎日で3年も5年も履くかって感じだな。




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こんなマトリックスのお船のオペレーターみたいな仕事で預かったクルマでも


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試運転に出りゃスタビライザーのガツガツ音が気になってエンジンの診断どころじゃなかったりですわ。



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そんなに暑くなかった時期に先行して直したエアコンの結果が真夏に判明し
上機嫌のオーナーがこんなにめんこいのを連れてきてくれました。



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こっちは止まってるクルマが好き。でも動くと大騒ぎ。



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http://umihyou.blog.fc2.com/blog-entry-239.html
おまけ・追跡シリーズ「あのマフラーは今」↑3年前に大工事した排気管のその後。
フランジあたりがキビシくなってはきたものの、再塗装のみで今回も車検更新。

こういう仕事がしたいので、「車検が切れる半年後までもたせてくれ」みたいのは
たまたま暇であれば絶対やらないとまではいいませんがけっこう嫌々です。



















修理屋と販売屋そして長老。

  • 2016/08/21(日) 10:18:26

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いきなりですが最新機種にしました。
使ってたi phoneの割引期間が過ぎてえらい請求が来て閉口してたのに加え
ケーブル挿入口に作業中金属の切削粉が入っちゃったようで充電不能に。
わざわざ出向いたアップル系店舗では修理よか丸ごと交換か機種変だべって塩対応。



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でもね。必死に調べると何もアップルじゃなくても修理屋さんは存在してて難なく部品交換完了。
通信業者との契約はやめちゃったんで電話は出来なくても結局コイツはちっちゃな無線パソコン。
WIFI環境下ならそのまま使えるってんじゃないですか。
悲しいことに自宅は無線LANでパソコンを使ってたのにそれが=WIFIだと知らなかった。
事務所は無線じゃないけどたった¥1000の機器を買えばそうなるとは知らなかった。
パソコンじゃ使えない仕事用のソフトをこれで使いたいだけだからそれでいいの。
呪縛から解き放たれたような晴れ晴れとした気分だ。



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なんか似たような話しがあったな。と思ったら。
ディーラーで修理見積もりが出たら〇十万で、打ち合わせもそこそこに新車の商談に進みそうになり
こりゃたまらんわって一生懸命調べた結果当店へ来られたというお客さんの話じゃないか。
要は通信業者も端末メーカーもクルマ業界で言うディーラー、つまり販売屋だ。
お客さんには「ディーラーは売るのが商売。修理よりも売らなきゃならないんですよ」なんて言ってるのにね。
そうなるといろいろ教えてくれるネットはいわば有識者の対策会議とでもいいましょうか。
でも中には偏屈だったり、専門知識はあるけど社会情勢にうとい人だっているかもしれない。
最も望ましいのは、たくさん場数を踏んでて的確なアドバイスをくれる「村の長老」的人脈だ。



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どれを「身長」っていうんだろうな。



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イッパイクッテナ。






「やってみましょう」の重さ

  • 2016/07/22(金) 10:00:07

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ルノーカングーのエンジン。
ヘッドカバーって、いわばエンジン上蓋の6mmのボルトが折れちゃったそうです。
5mm以下だとボルトと言わずビスと言いたくなりますが6mmは微妙です。
なぜならドライバー片手締めで十分なトルクだから。
メガネやスピンナーハンドルでガッチリ締めなきゃならないなら
日産のヘッドカバー取付やトヨタのウオーターポンプ取付に頭プラスドライブの採用もないはずだ。
堅気の人としゃべってるとたまに違和感を受けることがありますが
それは〇mmってのを頭の工具のかかるとこを言っちゃってるから。
真っ当な現場の人間はねじの切ってある軸の径で〇mmのボルトって言います。
軸が6mmなら頭が10mmでも8mmでもT30でも6mmで通じますんで。
相当勉強してて部品名称やメカニズムに詳しくても
そこんとこを統一してしゃべらないと「クルマに詳しい近所の人」どまりだべ。ビーケアホー。



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時間はもらったんで穴に給油したその翌朝。
まるで油面が下がってない。
意味するところは、パッキンまでは多少距離があるのにその範囲にすら行きわたってないというナイスさと
折れ残ったねじにも何ら浸透してないという虚無感だ。
さらにはこの状態が続くなら直さなくても良くない?とも言える。



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前から開いてくれないボンネットは悪条件に輪をかけてるから撤去。



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だいぶやる気を起こさせる感じになってきましたが
ヘッドカバーは外しちゃったほうが患部が良く見えるからとパッキン類一式用意させたのに
念のため調べたらヘッドカバー=カムシャフトのホルダーだったという最悪の条件。
この絶望感はかつてミニカの5バルブで0.8Hと騙されて着工後にタイベル外しと発覚した10年ぶりだ。



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んなことやっても画期的に効率が良くなるわけもないので視点を変える。


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そのままではセンター出しのポンチも打てない悪条件は
やりようによっちゃ実はいいガイドとして使えるんじゃないのか。



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出来た。
なんかうまく写らないんでえらく浅い穴に見えてるのが腹立ちますが。



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この長さがおさまるように開けました。
でもさすがに完全に垂直には進まなかったんで
帳尻を合わせてくれそうな柔いワッシャーで誤魔化し万全を期して。



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アルミブロックとはいえ残ったボルトを完全除去してるわけじゃないからタップの進みはえらく固い。
無理してこのタップが折れちゃうともう今月は他の仕事は絶望的。冗談抜きで。
給油しながら慎重に掘り進めるとき聞こえてくる幻聴はそうだあれだ。チーターの歌声だ。
どうでもいいがあの人と徹子さんは20年前から時間が止まってるぞ。



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曲がりなりにも終わった・・・



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メインで使った4mmの刃は集中したいから切れないと感じたら新品に替えてたらこんなに使ったぞ。



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別なクルマのアンダーカバーのビス。ボルト。めんどくせーな。
6本もあれば1、2本折れるのが普通ですが全部すんなりでラッキー♪
と思ったら去年別件でオレがグリス塗ってつけたんだった。
ねじにうるさい神奈川の姫野モータースさんに言わせれば「過去の自分に感謝」という
相対性理論にも通ずる学的インプレッションをもって評するところですが
現実には「オレってサイコ―ィヤッホー♪」な自分の器に危機感を感じます

それはそれとして、「やってみましょう」というセリフを口にするとき
当店では10中8・9どうにかなるでしょ。という腹づもりでお請けします。
10中8・9じゃない場合は事前にそうお伝えしてご判断を仰ぎます。
別に都合よく言葉の意味するものを拡大解釈して逃げ道を確保する気はありませんし
うまくいく見込みが少ない場合はやめときましょうよと言いますんで
どうぞ、ぶっちゃけたご要望をお聞かせください。













































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最近仲良しのノラに「カワイイ」を教わったようだ。



出来るけどやらないってのは二通りあるぞ。

  • 2016/07/06(水) 19:09:26


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いわゆる70系のランクルの電気式ハブ。
白いプラスチックのホルダーに二個並んでるはずのカーボンブラシが両方無い。
だからなんなんだというとアクスルシャフトとハブの結合が出来ないから四駆にならない。
あるいはたまたま四駆のとき症状が出ると常時四駆のままになっちゃう。



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ブラシを固定する金具を洗ってみるとホントに見事に無い。
しかも左右分4つとも。



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まあそんなものはダメになったセルモーターやダイナモのを加工してつければいいのよ。
・・・て余裕かましてたらあんなに何個もしつこく取っておいたのに移転時に捨てちゃったんだ。
てなわけでベビーサンダーのを外してみるとちょっと大きめで削ればいい感じ♪



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もう5年も使ったしこっちに新品をおごってやるべ。
・・・とまたしても余裕かましたら持ってたはずの新品が見当たらない。
となるとそれを使って加工しなきゃならないのに出来ないじゃない。
なんだこれ。



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気を取り直して配線の端子に目をつけてみた。



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記憶を頼りにブラシの高さを再現した感じで切って曲げてはんだづけしてみた。



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長すぎてホルダーの溝にひっかかっちゃったりして何度もやり直したぜハニー。



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こんなふうになる。
ベースの金具自体がばねの役割をしていいあんばいに相手の通電リングに押し付けてくれるはずだ。



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ハブロックスイッチONでもOFFでもこのちっちゃな歯車が回ってくれれば通電OKって寸法だ。



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「ウイーン」て音は聞こえるけどよく見えないっちゅーか数秒しか動かない造りなんで
左は全く見えないからテープでインジケーターを仕込んで検証だ。



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せっかくなんで右は撮影してみた。



結果左右とも動くようになったわけですが
加工した金具はタイヤが回ってる限り二駆だろうが四駆だろうがリングに押し付けられて擦れてるので
いつまでもつのかは不明。初めてやったこれは完全なテストケースです。
しかも高いけどハブ丸ごとなら部品は買えるのでこれしか方法がないわけでもありません。

出来るけどやらないってのは
①やり方は知ってるけど経験がない・道具や材料がない・それほどメリットが見込めない
②何度かやったうえで懲りた・商売として割に合わない
だいたいこのどっちかですが
メリット・デメリット・耐久性に関する問題を受け入れたうえでGOサインをいただいた場合は
記憶とスキルを総動員してベストを尽くしますのでどうぞいろいろ訊いてください。
































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ばっかじゃねーの?と思ってたセルフィー機能を使うことになるとはね・・・

ところで今朝から見当たらないんで見かけたら教えてください。